Guro's Diary

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* 2008年5月1日 Thu #063　「この街」に住んではいけない！住まいのプロが教える３０の警告　[bk1]

* 2008年5月2日 Fri #064　司法のしゃべりすぎ　[図]

突然だが、以下の記事を。４月１７日付け。

するっと聞き流してしまう裁判記事です。
が、原告の控訴は棄却されたので、すなわち、原告側の訴えは退けられたわけです。しかし「違憲」との判断が「示された」というわけですが、これってなんでしたっけ？裁判所が「違憲」の判断を示したら、それって、どうなるんでしたっけ。

　本書では、裁判所が判決を下した際に示す「理由」の中に、本来判決と関係ない「意見」を入れることは、本来の裁判の仕事から逸脱することを明らかにしています。
　言われるまで気づきませんでしたが、私たちの間に、こうした裁判により「意見」が示されることを、望んでいる風潮があることは事実です。しかし、この意見は、（原告団の社会活動には大きく荷担しますが）、それ以上、なにかが止まったり動いたりする訳ではありません。ましてや、国政を左右したりすることにはなりません。

これが逆だったらどうでしょうか。空想ですが、
――国家が紛争している某国へ自衛隊派遣を見送ったとして、その見送りに対して、国際的評価が落ちるという理由から
訴訟を起こし、その訴えは退けたものの、裁判所が「自衛隊を派遣しないことは、国際感情にももとる」という「意見」を
つけたりしたら…。
本書の中では、さらに深刻な事例（実際にあった裁判）が挙げられています。

こうしたことは、これまで、私たちが裁判をないがしろにし、裁判官の活動を正当に評価してこなかったのが問題かなと、思わなくもありません。
だからこそ、裁判官の仕事がこうして「逸脱」してしまい、また、国民の間にその仕事を理解させようと（？）裁判員制度などというものが進められてしまうのかもしれません。

過度な訴訟社会になることを到底望むものではありませんが、もう少し裁判について目を向けないと、と思わされることばかりです。

＊法曹界の友人に、ぜひこの点についての意見を伺いたいものです。

* 2008年5月4日 Sun 第１主日

第一主日。聖餐式。役員会。

アルストロメリアとバラ

* 2008年5月6日 Tue 井の頭恩賜公園

* 2008年5月7日 Wed #065　「日本の私」をやり直す　[図]

★★★▲☆

* 2008年5月8日 Thu 大船駅　Ｄｉｌａ大船　サマーバージョン

ＧＷがあけたら、夏バージョン。今年は総じて１ヶ月前倒しなのか。（９日撮影）
ブルー（06年２月２日オープン時）
グリーン（06年７月１９日第２期オープン時）
オレンジ（06年９月９日第３期オープン時）
クリスマス（06年11月21日から）
ウインター（06年12月26日から）
スプリング（07年３月16日から）
サマー（07年６月４日から）
オータム（07年９月１日？から）
ウインター（07年11月15日から）
スプリング（08年２月19日から）

* 2008年5月8日 Thu #066　一億百万光年先に住むウサギ　[図]

★★★☆☆
気になる本、というのがある。知らない作家で、どんな話かもわからないが、なんかひかれる。なんどか手に取ってみたこともある。
そんな本。

借りてみてびっくり。
鎌倉の地名がいくつか出てくるではないか。

腰越。六地蔵。佐助。佐助川。広町緑地。汁粉屋（？）。藤沢駅。

* 2008年5月9日 Fri #067　あうる　Ｎｏ．８２（２００８年４／５月号）

* 2008年5月9日 Fri 運賃間違い

　定期券の発売金額を間違っていたという話。

私鉄は学生定期といえば１種類しかないのに、ＪＲでは、中学校・高校・大学と３種類の値段がある。
ＪＲとの連絡定期を発売する際に、この違いに気づかずに定期を売ってしまっていたという。

ことの発端は、横浜市交通局だったとおもう。通学用の定期券を発売したら、前の定期と値段が違う…というような状況で発覚。交通局が発表した後、各私鉄で調べてみたところ、あるはあるは出るわ出るわ。同様の事例が各社で多発していたことが発覚した次第。

なんとまあ、なんでも機械任せになってしまった弊害というべきか。窓口係員の能力が低下したというべきか。

定期を買うときは、事前に値段を調べて、払った値段を確認しないと。

Ｓｕｉｃａでの乗車券もそうで、ちゃんと履歴を見ておかないと、思いもよらぬ値段を引き落とされているかもしれぬ。
首都圏の乗り継ぎは延べ数億通りにも及ぶと言うから、今後プログラムミスも発覚しないとも限らない。
発覚しても、履歴をとっておかないと、自分が該当したかどうかすらも確かめられぬ。

* 2008年5月10日 Sat #068　時刻表２万キロ　[再読]

★★★★★
先日、「最長片道切符の旅」取材ノートという本がでた。氏が初めて執筆を意図して旅行した「最長片道切符」の旅について、旅行中に記したメモ帳が出てきたとのこと。これをまとめて出すらしい。
すなわち、宮脇文学もテキストとして読まれるといういわば「古典」となったということを意味する。

氏の第一作、時刻表２万キロを再読。

しかし昭和５１年の国鉄のなんと重厚なことか。出てくる路線のほとんどが今はない。出てくる長距離列車の大半が今はない。
この国の出来事であるにもかかわらず、一種の「ユートピア」の物語のようだ。

子供の頃読んだとき、大人になったら宮脇氏のように、金曜日の夜に「どの夜行列車に乗るか」と思案して旅立つ姿を想像したものだが、いまや「夜行」がない。

やはり、ユートピアの物語だったのだ。

（＊手元にあるのは角川文庫版）