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| 2003年8月2日 Sat | 梅雨明けの土曜 |
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めずらしく８月に入ってからの梅雨明け。 １日金曜に父が通院。その付添いの途中、母とともに病院内で転倒。父は尻を打ち、その場で湿布の治療をしてもらったが、母は膝をぶつけた程度で歩いて帰宅。しかし、夜半から痛みだし、右足を動かすこともできない状態に。２日土曜に私とともに通院して診察の結果、右膝損傷で副木のうえ全治６週間と診断。６０００円のニーブレースと１日１００円の松葉杖。当分は出歩けない状態で、仕事もしばらくは休まざるを得ないとのこと。 まあ、骨折とか入院とかではなくてよかったが、介護中の不慮の事故には、なんの保険もありやしない… |
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| 2003年8月2日 Sat | #114 四月ばーか |
| 四月ばーか 松久 淳著 田中 渉著 講談社 2003.3 | |
| 2003年8月4日 Mon | #115 行儀よくしろ。 |
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子供などいないし、ましてや結婚なんてできるのかしらんと思う２８歳の私にとって、「子供の教育」についてなんて考える必要ない。 否。断じて否である。 いつからか教育も論ずるようになった清水義範が、いつもの話し言葉のような軽やかさで、じゅんじゅんと説く。 テーマはいくつかある。 ・教育は学校だけでするものではない。（そうだそうだ。）しからば、教育はどこで行われるのか？ 家庭だけではない。教育とは社会全体で行うものだ。 ・日本には日本のマナー文化がある。世の中に出たオトナとして、マナーを守り、子供が見てまねをされてもよい行動をしよう。 ・お金でなく、功績でもなくていいから、自分の人生に誇りをもとう。 といったところだ。 いつもそうだが、この人の文章って、ニュートラルで好きだ。ひとつのことを言うときに、極端にとられないように、反対側を出しておき、ゆりもどして補強するのが上手い。 行儀よくしろ。(ちくま新書 ４２１) 清水 義範著 2003.7 |
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| 2003年8月4日 Mon | 生きるチカラ |
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最近ワタシのアタマに残ったままになっている問題がある。 人は「生きるチカラ」をどうやって得ればよいのだろうか。 まあ教会などに行けば「生かされて生きる」ということが、じょじょに浸透していったりもするものだが、そうでない人にとって、食うや食わずでない現在のこの国の人にとって、明日も生きようとする意欲がなくなってしまったらどうすればいいのだろうか。 一日中家にいて、特段に何をするでもなく。することといえば、昔から惰性で続けている新聞記事のワープロ入力だけ。不定期に眠くなるのはあたりまえで、気がつけば昼寝をしているし。車椅子でそんな毎日を過ごしていれば体力筋力の低下はもちろんなんだが、かといって自発的に動くでもなし。母が「背筋をまっすぐにしろ」などと言えば反射的に動くこともあるが、100回言われて10回動けばよいほうで、あとは耳をふさいで押し黙るばかり。そうはいっても腹は減るので飯はまだかというばかり。 今日読んだ本の中では、「正直に美しく生きていることを誇り、幸せ感を持とう」とあった。自分ひとりの「誇り」すらままならないというのに、どうしてもう一人分の「生きるチカラ」を考えなければならぬのか。 またもや、介護に疲れた家庭の殺人とか、老人虐待への対策とかのニュースを聞いた。人が一人「生きるチカラ」を失うということは、周りのチカラをも失わせるということだろうか。１人の要介護者に、何人分の人生をつぎ込まねばならないのだろうか。寿命が延びてもそうした社会って望ましい社会なのか。人間の一生をこの社会を構成する人全員で平均したら、何年分が育ててもらわなければならない子供の時代で、何年分が社会を通じて貢献する時代で、何年分が親として責務を果たす時代で、何年分が他人を介護しなければならない時代で、何年分が介護を受けなければ生きていけない時代となるのだろうか。 自分が生きるチカラをなくしたとき、それに気付けるだろうか。気付いたら、とりもどせるだろうか。仮に衣食住足りたとして、今日はアレをしようコレをしようという気力が沸いてくるには、何をしたらいいだろうか。例えば、本を読んでそこから興味のままに他の本を読んだり、調べてみたりしたらいいだろうか。好きな映画、好きな音楽、手許にいくつ残せるだろうか。 今わたしは２８歳です。これから、たくさんの楽しいことを見つけて、確かな人生を歩んで行きたいと思います。そうしたすぐ先の未来について想いを馳せたいと思うのに、わたしの前に座る遠い未来を思うと、「結局なあ〜」と思ってしまうのです。 ほんとうに「生きるチカラ」ってどうしたら得られるのでしょう。 |
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| 2003年8月5日 Tue | 猛暑襲雷 |
 梅雨が明けたとたんに、気温が上がったせいか、今週の東京駅はすでに「夏休みモード」。コンコースには重たい荷物を持った人、家族、子供、であふれかえっています。昼食を買うために駅構内のお店へ入ったら、レジの前に女の子が倒れていました。店員さん数人が介抱したいましたが、暑さのせいでしょうか。来週からの夏休みに備えて、さまざまなプログラムのスケジュール調整。アレは動かさなければならないが、コレは止めねばならぬ。本社が停電なのだが、志木で動くので大丈夫かと思えば、結果を自動的にメールで送っているのが、ネットワークが止るからダメで…。なんてことを一つ一つ確認しているだけで一日が終わる。 15時ごろ大宮の倉庫とのネットワークが切断。あっと思って、レイの雷情報を見てみたら、真っ赤ッ赤。16時すぎには埼玉から千葉方面へ移ったので、やれやれと思った17時過ぎ。志木で瞬間的な停電が発生。電気が一瞬消えるやつだ。マシンは止らなかったものの、ネットワークが切断され、つながっていたプログラムは要再起動。19時を過ぎたあたりで都内も豪雨となり、まるで熱帯地方のような一日が終わる。 濡れた傘を手に帰宅すれば、こちらは１ミリの雨も降っていないとのこと。どうなってるんじゃ？ （５日12時〜20時30分までの落雷をアニメーションで表示してみました。山沿いから発生した雷雲が渦を巻くようにして関東北部を襲っているのがわかります。夏休みの自由研究にどうぞ(!?)） |
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| 2003年8月6日 Wed | #116 日本語はなぜ変化するか |
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★★★☆☆ 以前に読んだ、「日本語の歴史 青信号はなぜアオなのか」がなかなか面白かったので、同じ著者の本を手にとってみたのだが…。 現在の文法解析の誤り、というかより合理的な説明がなされているのだが、いかんせん古語文法を忘れてしまっているので読み進みにくい。 ひとつだけキーワードを。 ――言語変化の誘因の一つは新しい表現への社会ぐるみの欲求であり、もう一つは体系の整備である。そして、新しい語形や新しい表現が生まれる温床は、類推(analogy)に基づく言い誤りである。(p.50) 「大きな／小さな」と「大きい／小さい」の違いはなんであろうか？ 日本語を母語としない人に、この違いを聞かれたら、同じと答えるだろうか。 （以下本文より要約） 平安時代には、オホキナリ と チヒサシ の語しかなかった。片やいわゆる形容動詞、もう一方はいわゆる形容詞。大小と対になっている概念は文法形式も一致していたほうが使いやすいので、チーサイの対としてオーキイが生まれた（体系の整備）。これによりオーキナが不用となったが、新たな機能を持って生き残った。オーキイが絶対的な大をあらわすのに対して、オーキナを相対的な大を表す語となったのである（新しい表現への要求）。このオーキナに誘導されてチーサナという語が生じ、現在の「大きな／小さな」と「大きい／小さい」という体系に生まれ変わったのである。 日本語はなぜ変化するか 母語としての日本語の歴史 小松 英雄著 笠間書院 1999.1 |
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| 2003年8月8日 Fri | #117 あのころの未来 星新一の預言 |
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★★★★☆ 作家の作品をあげつつも、書評にとどまらず、現在の視点とあわせたエッセイに仕上がっているのは、著者の力もさることならが、やはり星新一の著作だからだろうか。本文中にも数編のショートショートが納められている。 あのころの未来 星新一の預言 最相 葉月〔著〕 新潮社 2003.4 |
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| 2003年8月9日 Sat | はからずも〜夏休み１日目 |
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お盆休み中に、本社マシンルームの停電（すなわちWebサーバとFTPサーバの停止）、志木の設備交換、提携取次のサーバ交換、などなど目白押しだったので、全部とは言わずも何日かは出勤を覚悟していたのだが。いろいろと調整した結果、結局１日も出なくてよくなった。 ということで、９連休。だったりします。 |
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| 2003年8月10日 Sun | 夏休み２日目 |
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日曜日 曇り〜晴れ やや暑い 親父の無気力さに腹が立って、思わずつかみかかる。普段めったに怒ることがないのだが、こうした怒りのエネルギーはどこから来るんだろう。 早めに教会へ着いたので聖書輪読に加わる。教会に来られる方は、牧師をはじめ教職に就かれている方が多いので、お盆に入ってもすでに夏休みといった感じ。 一度帰って、母親の変わりにスーパーへ買い物へ行く。 明日より長崎へ旅行に行くＤ氏と、Ｔ氏と会う。鳥浜のオートバックスなどぶらぶらする。 帰ってきた妹と、久しぶりに会う。ＰＣを新調したいらしいので、機種を選ぶが、最近の傾向をしらないので難儀する。EpsonDirectかなあ。 新しいパソコンを買ったなら、古いマシン(PC98NX)がうちに来るので、それはファイルサーバにする。現状のファイルサーバ(Aptiva)は親父用にする予定。 |
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| 2003年8月10日 Sun | #118 見張り塔からずっと |
| 見張り塔からずっと 重松 清著 角川書店 1995.1 新潮文庫 | |
| 2003年8月11日 Mon | ３日目 |
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月曜日 晴れ 暑い 親父の月に一度の脳外科診察。車椅子を押して行く。徒歩２分のところに病院があるのでありがたいが、押していくと10分くらいはかかる。歩道が狭かったり、段差があったりするのに注意する。 ９時少し過ぎには診察券を出せたが、呼ばれて血圧を測るまで45分。さらに中待合で待って結局診察が終わったのが10時半。問診だけで終わり。多くの患者には「手の痺れはないですか」とか「脳梗塞になるかもしれないから詳細な検査をしましょう」とか、脳疾患の予防には手をかけるようだが、すでに発症してしまった患者はどうでもよいのかなあ。 ショートステイを申し込んでいるのだが、それには半年以内の健康診断書が必要でそれを書いてもらう。ほかに、胸部レントゲン・血液検査・尿検査が必要なので、伝票を出してもらって検査に回る。 まず血液検査。私が通院時に検査したところだ。左手はぜんぜん動かしていないので、血管が出ず、手首あたりから採血された。 それから採尿だが、採尿室は車椅子で入れないということで、採血室の奥のトイレを借りる。が、手すりもなんにもない。ぜんぜんバリアフリーでない。よくも悪くも古い病院ということだ。 先日母親もとったレントゲン。１週に２回も付き添いで来るとはね。今回は撮影室の中まで入った。 で、全部終わったのが11時45分過ぎ。レントゲン写真を脳外科に返して会計伝票をもらう。それを総合受付にだせば会計されるのだが、当人は10割給付なので会計なし。いくらレントゲンをとっても検査をしてもタダというのは、お財布いらずである意味うらやましい。 処方箋をもらって、薬局で薬をもらうが、これも会計なし。 せっかくの夏休みなので、時間のあるときにしかできないことをしよう…ということで、まずはPCを、Win2KからWinXPへアップグレード。マシン購入時にアップグレードCDが付いてきたのだが、１年間もほったらかしだった。かるくCD-Rにバックアップを取っておいて、XPのCDを入れる。同一マシン同一HDDなので、すべての環境が引き継がれて簡単に終了。アプリの再インストールとか、デスクトップの設定とかをやり直さなくてよかったよかった。 |
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| 2003年8月11日 Mon | #119 もっとどうころんでも社会科 |
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病院で待たされるのを覚悟していたので、昨日のうちに暇つぶしの文庫本を手に入れておいた。さすがにハードカバーは持ち歩けないし、とぎれとぎれになって集中して読めないので、軽めなやつを選んでおいた。 予想通り、病院内で読了。 もっとどうころんでも社会科 (講談社文庫) 清水 義範〔著〕／西原 理恵子え 2003.7 |
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| 2003年8月12日 Tue | ４日目 |
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火曜日 曇り〜晴れ 雨ふらず 火曜日は、通院リハビリの日。今日も母親に代わって連れて行くのだが、午後２時から。ただし天気は雨の予報。雨だったら木曜日ということになっているのだが、降るのか降らないのか。 先に銀行と郵便局だけ行って帰ってくる。 午後２時はまだ降っていなかったので、昨日と同じように連れて行く。リハビリ室も入院中私が毎日通っていたところ。顔見知りの先生に「どっかで見たことあったと思った」といわれる。 30分から45分くらいで終わるとのことなので、その間に図書館へ行く。戻ってくるころにはポツポツと降りはじめたが、なかなか本降りにはならず、なんとか帰ってこれた。曇り空とはいえ、歩き回ると汗が沸いて出てくる蒸し暑さ。 午後からパソコンを買いに行こうかと思っていたところ、米沢滞在中のＤ氏から電話。帰ってきているのでメシでも食おうということに。 それまでに、スーパー行って、共同購入の野菜を取りに行って戻ってくる。 結局Ｄ氏と婚約者のＳちゃんと、いつものとおりＺ氏を呼び出して、いつものところで飲む。今月末にみんなで米沢へ旅行でおしかけようという話をするつもりだったのだが、結婚式の二次会を頼まれたりで、なんだかしてやられた気分。 いつものようにＺ氏宅で飲み続ける。 |
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| 2003年8月13日 Wed | ５日目 |
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水曜日 曇り 涼しい TriangleのＮ氏から「パソコン買いに行くの？一緒に行こうか？」と電話があったのであわてて帰宅する。WonderMammyと共に藤沢のコンプマートへＧＯ！。Ｎ氏もMammyパパもお盆で９連休とのこと。休みなのはオレだけじゃないんだなあ。 Pentium４のハイパースレッディングのマシンが８万弱だったので、即決即買。ついでに１５インチ液晶モニタもつける。液晶ディスプレイ３万円前半とは安くなったものだ。 藤沢のコンプマートはDOS/Vパーツがたくさんある。近辺では一番多いかもね。そんなに遠くないしいいかも。 Ｎ氏とは別れて、こんどはビックサムへお買い物。家の中のこまごまとしたものを買い揃える。たとえばドアストッパーとか。 どこへも行かない１週間の休みなので、家でごろごろしてしまいそうだったが、意外と出かけていて、いろいろなことをしている。やっぱり休みは３日以上ないと、いろいろとやる気が出ないなあ。 |
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| 2003年8月14日 Thu | #120 「自分の力」を信じる思想 |
| 「自分の力」を信じる思想 (ＰＨＰ新書 １６９) 勢古 浩爾著 2001.9 | |
| 2003年8月14日 Thu | #121 眠れぬ夜を抱いて |
| 眠れぬ夜を抱いて 野沢 尚著 幻冬舎 2001.8 （幻冬舎文庫） 2002.4 | |
| 2003年8月14日 Thu | ６日目 |
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木曜日 朝から雨 雨のためどこへも出かけず、読書だけですごす |
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| 2003年8月15日 Fri | #122 凛冽の宙（ＳＯＲＡ） |
| 凛冽の宙（ＳＯＲＡ） 幸田 真音著 小学館 2002.3 | |
| 2003年8月15日 Fri | #123 悪いうさぎ |
| 悪いうさぎ 若竹 七海著 文芸春秋 2001.10 | |
| 2003年8月15日 Fri | 終戦記念日（７日目） |
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金曜日 雨降り止まず ４月上旬並みとか１０月下旬並みとかいう肌寒い気温。昨日来の雨は降り止まず、未明から大雨洪水警報。こんな終戦の日＆お盆もめずらしいのではないか。伊豆方面で道路は軒並み通行止め。東海道 小田原−熱海間、伊東線、横須賀線 大船−久里浜間でウヤ。 ところで、各気象情報系のサイトで、２４時間累積雨量というのはみつかるものの、降り始めからの雨量というのはないものか。もうとっくに２４時間以上降り続いている気がするのだが。 とはいえ前線による降雨は関東南部にとどまっているようで、横浜以北ではさほどでもない模様。いつまで降り続くのか。 |
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| 2003年8月16日 Sat | あんな老後こんな老後（その３） |
 今日は土曜日なので、デイケアの日。帰ってきたら、またこんなもんがおいてあった。「フラワーアレンジメント」だそうな。 |
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| 2003年8月16日 Sat | 雨の被害 |
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そういえば、２日にわたって不通というのも珍しいはなしだ。 大規模な災害においては、自治体等に対策本部が設けられて、被害のまとめ等が出されるが、今回の雨はそれほどのことではないということか。 交通情報って現時点での不通や通行止めは報じられても、累積した情報というのは見つからないなあ。東海道と横須賀は携帯に飛んで来るので、自分の端末にたまっていたりするのだが、それ以外は新聞報道ぐらいしか見つからない。結局は２ｃｈに頼ってみたりして。 東海道線の小田原〜熱海間は、15日12時前から不通 夜22時前に再開するも 16日始発から運休 19時すぎに再開したようだが、相当な間引きなためか同夜中に運転再開の報なし。17日始発から再開の模様。 このため、15日・16日のムーンライトながら(含む臨時)は上下とも運休。銀河、サンライズもウヤ。寝台特急は16日に上って来れなかったので、大阪(富士)・京都(さくらはやぶさ)・名古屋(あさかぜ)・沼津(富士)などの途中駅始発。つうか、この土日はコミケなんですってな。18きっぷ使って…そりゃ大変。 伊東線と伊豆急は15日午前から運休。17日始発からも以前不通。並行国道も通行止めとあれば、残るは海路しかないのか。16日正午前下田〜清水のフェリーに臨時便が運航されたとのこと。17日16時15分運転再開。まる２昼夜の不通であった。 横須賀線の大船以南は、15日13時すぎから不通 深夜23時ごろ再開するも 16日始発から運休 16時すぎに再開。17日は始発から不通だが７時前に運転再開とのこと。 15日は三浦縦貫道が不通(10:00〜15日中に解除)だったが、16日は横浜横須賀道路が朝比奈以南(〜佐原)が通行止め 17日未明までに解除。 国土交通省京浜河川事務所では、鶴見川で警戒水位を超えるおそれがあったため、15日8時から15時まで警戒態勢。15日８時〜９時の間に、国際競技場前の鶴見川多目的遊水地に初めて洪水を流入。その他の河川はサイトなし。 14日から横浜川崎地方へ発令されていた大雨洪水注意報は、15日早朝に大雨洪水警報へ。15日21時に下がった大雨注意報は16日21時まで続いた。 |
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| 2003年8月17日 Sun | 夏休み最終日 |
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日曜日 雨ときどき曇り 雨が止むかと思えども霧雨〜雨のくりかえし 午前中教会。今日は久しぶりにWonderMammyと一緒に行く。終戦の日を迎えてＭ先生の講談。 先日のオフ会といい、今日といい、やはり戦争について思いを新たにする８月。 ついでなのでMammyと一緒にスーパーへ。食材や洗剤を買ったりする。 帰りに図書館。予約していた本は未着。そのかわり、ベストセラー的な掘り出し物を見つける。十年来図書館へ通っているが、複数の著者で書かれた日本の小説は、「あ」の棚よりも前の棚に置かれていることに改めて気づかされた。そうだったのか。 ＊ ＊ ＊ ９日間の夏休みも今日で終わり。病院へ行ったり、買い物などささやかながら家事をしたり。ＰＣもWindows2000からWindowsXPへアップグレードしたり。読んだ本は５冊。友人に会ったり。友人や後輩の結婚式の連絡を３つもいただいたり。やろうと思っていたJAVAの学習と、新マシンのセットアップができなかったのはやや心残り。後半雨だったので車のメンテナンスにも手が出せなかったが、それ以外は、無為に過ごさずによかったといったところ。それよりなにより、昨日のオフ会はもっとも有意義だったし。 旅行とかいわゆる行楽へは行かずとも、まとまった休みは本当にありがたいと感じた。年末は休みが取れなさそうなのだが…。 ただ気にかかるのは、父親の様子だ。１週間見ていたが、日に日に意識レベルが低下しているような気がするし、歩行力の低下も否めない。 |
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| 2003年8月17日 Sun | #124 恋火(天国の本屋シリーズ) |
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天国の本屋シリーズ 第３弾 この本に感想を書くというのは、野暮というものであろう。 先日の日記にも書いたが、この本は図書館の思いもよらぬ棚においてあった。 小説（随筆・エッセイもそう）は、たいてい著者の五十音順に配架(はいか：どの棚に置くかという図書館用語)されているのだが、この本は「ア」の棚の前においてあった。著者が２人以上の本は、単なる「日本の小説」＝分類：913.6に置かれているのだった。 これは背ラベルにカナがなく単に「913.6」と書かれているのでわかる。 でもおかしいな。先日借りた、この本と同じ２人の著者だった「四月ばーか」はふつうに見つけたのになあ… と思って、横浜市立図書館のページから検索してみる。 検索結果の「請求記号」の欄がラベルの記号であり、棚の場所だ。 ありゃ。本によって各館によってバラバラだあ。 「四月ばーか」の検索結果 「恋火」の検索結果 むむう。 横浜市立図書館では、それぞれの本の配架を決めるのは、各館のようである。栄図書館が独自に「マ」の棚に配架することを決めたとすれば、そこにはどんなルールがあるのだろうか。 昨日は弊社の請求記号システムの一部を紹介したが、誤りがあったので削除しました。弊社のシステムを用いた場合では、著者が２人以上あった場合にカナの図書記号を振らないという実装は難しいということが判明しました。ただし、統一したルールで請求記号・図書記号を付与することが出来ることは言うまでもありませんし、もちろん図書館が個別に指示した記号を付与することも可能です。 あなたの近所の図書館では、どうなっていますか？ 恋火(天国の本屋シリーズ) 松久 淳著 田中 渉著 小学館 2002.10 |
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| 2003年8月18日 Mon | 内側のウイルス |
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お盆休み中に騒がれたウイルス。名前は…ブラスター？ブラスト？ラブサン？ ま、なんでもいいや。 会社のマシンはすべてファイアーウォールの内側にしかないんだから、特定のポートから侵入してくるウイルスはそこではじかれるはず。我が家だってルータが防いでいるんだし。 それに、MS03-026 のパッチは、先日すべてに当てるように広報したばっかだから、みんな当てているはず。 なんて思っていたので、ニュースを聞いても、ぜんぜん気にもしなかった。 ところが、落とし穴があった。ある社員が持ち帰ったノートパソコンが感染し、金曜日にそれを社内につないだので広まってしまったというのである。 そのノートパソコンは先日購入したばかりだったので、MSのパッチを当てていなかったのだろう。 むむう。まるで新聞記事にでているそのマンマの感染理由ではないか。 なお私の休んでいた金曜日中に駆除等の対策がなされたとのこと。 |
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| 2003年8月18日 Mon | #125 プール |
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よく考えてみたら、一人の著者を標目著者としているのだから、その著者の図書記号が付与されるほうがルールにかなっているのかなと。 それ以上は…よくわからんのですが。 プール 松久 淳著 田中 渉著 小学館 2002.12 |
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| 2003年8月19日 Tue | #126 Ｉｎ・ｐｏｃｋｅｔ ２００３年８月号 |
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巻頭の対談は大沢在昌と福井晴敏 読むべし。 Ｉｎ・ｐｏｃｋｅｔ 月刊〈文庫情報誌〉 ２００３年８月号 講談社 |
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| 2003年8月20日 Wed | #127 キリスト教を問いなおす |
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よい本でした。 キリスト教を問いなおす (ちくま新書 ４２５) 土井健司著 2003.8 |
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| 2003年8月20日 Wed | 電子地図帳 Ｚ Professional２ 入手 |
 してみた。地図帳自体は１バージョン前のＺ５のバージョン。Professionalで何が出来るかというと、 ・住所や緯度経度のCSVデータを取り込んでプロットできる ・地点プロットだけでなく、数値データを棒グラフ・円グラフで表示できる ・またデータを階層別に色分け表示できる 手始めに、先日の、横浜市高密度地震計の位置データをプロットしてみる。おお、３クリックで図に点が。 緯度経度からも住所からも正確にプロット。すばらしい！ よしよし。では、人口密度の分布図を作ってみよう…とやってみたが、色の塗り訳は市区町村単位なのが残念。町丁名単位でも可能と思い込んでいたのだが。でも色別のプロットは可能なので、データをそろえて横浜市全域でやってみたいところ。 気を取り直して、全国単位で分布図を作ってみよう…と思ったが、こんどは「保土ヶ谷区」「保土ケ谷区」、「塩釜市」「塩竃市」と、新字旧字が異なるところだけプロットできない…。 入社直後に作った住所解析のプログラムで、新字旧字の異なる市町村一覧を作ったのだが、それがこんなところに役に立とうとは。 これでやってみたら面白そうなのは…銀行ＡＴＭのあるコンビニ一覧をプロットしてみるとか… しばらく遊べそうだ。 |
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| 2003年8月21日 Thu | #128 雪虫 |
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★★★▲☆ 最近は、警察小説がはやりだが、隠れた逸材を発見した気分。 雪虫 堂場瞬一著 中央公論新社 2001.12 |
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| 2003年8月22日 Fri | #129 急な青空 |
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絶対オレ、たとえば２０年ぐらいあとに、この本を読み返したくなるはず。 そういう本こそ手許に残しておかなければならないのかと。 いや、そういう本こそ、手許でなく図書館に残っていなければならいのではないか？ ２０年もしたら廃棄されてしまうに違いないと思いつつも、それでもかすかな希望を持ちつつ、本を返す。 ２０年かけた壮大な「賭け」を始めてしまおう。 急な青空 南木 佳士著 文芸春秋 2003.3 |
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| 2003年8月24日 Sun | すべての用意ができました。さあ、 |
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今日の講壇は佐藤先生。マタイ２２章４節。以下要旨。 ――聖書を読むと、神様の御許へ迎え入れられるために、数多くのことをなさないとならないような気がしてくる。あれをしなさい。これをしなさいと。でもそうではない。そうした一切合切をすべて用意してくださっているのである。『すべての用意ができました。さあ、』と呼びかけてくださっている。 授洗するのになんの準備もいらない。それって知らない人がフツーに考えたら意外なことだろう。たとえば、教会に何年通わなければならないとか、何がしかの学びを強いられるとか、よもやいくらかを納めなければならないとか、そう思っている人があるかもしれない。ぜんぜんそんなことはない。 逆に、私はまだまだ足りないので…という人もあるかもしれない。それも違う。すべての準備は神様のほうでなさってくださる。私たちは身ひとつで呼ばわれるのである。 ＊ ＊ ＊ ところで。 この、身ひとつで充分、というのは、かなり強力なサービスではなかろうか。なんの準備も不要で、ただ赴くだけですばらしいサービスが受けられる。 たとえば最近流行りの日帰り温泉。（有償無償はともかく）タオルから浴衣から石鹸からドライヤー・ブラシまで、すべての準備が整っている。何も持たずに行ってもよい。これって結構便利だね。 他にもみつかりそう。高級ホテルなんかもそうかしらん。観光地のたとえば牧場なんかの肉つきのバーベキュープラン、なんてのもそうか。 |
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| 2003年8月25日 Mon | #130 天国の罠 |
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★☆☆☆☆ ぜんぜんダメ。プロットがありきたりすぎ。ちょーシロウトっぽい小説。 結局のところ、小説の本を出す人と、そうでない人の差なんて、まったくないのだとおもう。あるのは、デビューできたかどうかの違いだけって気がする。 天国の罠 堂場 瞬一著 徳間書店 2002.9 |
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| 2003年8月26日 Tue | ９月１日改正 |
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神奈中バスです。横浜(営業所)管内かな。 以下の路線が廃止！だって。 いよいよ女子大移転の影響が来たのか？ 来ないのか？ （バス停の時刻を見た限りではよくわからない。サイトに上がるのを待つだけだが） ・船10 上郷ネオポリス→大船駅（平日と土曜朝に１本だけ） ・船12 大船駅←→桂台中央（数本） ・船18 大船駅←→本郷台駅（平日に数本だけ） ・港94 港南台駅←→金沢八景駅（１日４本程度） 実際にどうってことない廃止なのだが、あえて廃止とするメリットがあるんだろうか？ 平日１本しかない 船１３の大船〜天神橋 があがっていないのもよくわからん。これを(免許維持路線として)残すのなら、他も残しておいたほうがよいような。 |
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| 2003年8月27日 Wed | #131 五感で恋する名画鑑賞術 |
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あ〜。絵とかみにいきたいよな。芸術の秋は近い。 五感で恋する名画鑑賞術 西岡 文彦著 講談社 2003.3 |
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| 2003年8月28日 Thu | 日本が動く日 |
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まだ買ってないけど、１０月１日ダイヤ改正の時刻表が出た。 なんといっても、新幹線品川駅開業。のぞみの増発。 これくらいは認知が高まってきたようだが、このほかに、「のぞみ」料金の値下げ、「のぞみ」に自由席設置（１〜３号車だそうな）、小郡駅→新山口駅への改称。など、エポックとなる変化が目白押し。まさに「日本が動く日」だわ。 それはそうと。 ０５年１月１日に予定されている、黒磯市・西那須野町･塩原町の新市名が「那須塩原市」に決まったそうな。この合併に参加しない那須町からは「那須」という市名にするなかれと異例の要望がでていたが、現在黒磯市にある「那須塩原駅」の駅名を採って市名とするなら、文句のつけようもないか。 *新幹線* の駅名がすなわち市名になったのは、これが初めてだとか。 ＊蛇足とは思いますが、在来線なら国立駅から国立市の例がありますな。 |
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| 2003年8月28日 Thu | 点数オーバー |
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母の骨折が快方に遠い。すでに３週間以上経過したが、先日ギプスを取ってレントゲン撮影をしまたギプスをはめるという厄介な再診をしたところ、まだあと２週間は安静が必要との診断。一切外出していないとは言え、屋内で生活するだけでも膝に負担がかかっていることが察せられる。さすがにまずいと判断したのか、重い腰をあげて、昨日ショートステイの緊急申込をしたところ、３０日から１０日までの１２日間の入所が受け入れられた。怪我の直後からこうした措置をとればよかったと思い返してみるが、これまでにあった大変なことのインパクトから比較してみれば、入院という事態を免れたので事態を軽視してしまうのも無理はない。私とてここ数週間の行動を振り返ってみれば、一日一日はたいした変化がないような気がしているのだが、それが長く続いていると、真綿で首を絞めるという喩えのように、じわじわと疲弊しているのに気づく。本当の大変というのは、ひとときにドカンとやってくるのではなく、じわじわと蝕んでいくことを指すのだと考えさせられる。 ショートステイ先は５月まで入所していた老健施設。申込にかかる手続はケアマネージャがするものの、１２日分の持物の用意から、薬の指示、ＡＤＬ書の記入など気にかかることは多い。今日もらった９月分の介護保険サービス利用表を見たら、通常月１万９０００円前後の利用者負担額が、プラス３万７０００円上乗せされていた。よく考えてみれば介護度２の上限点数１９４８０点を３６００点あまり超えており、その分は全額自己負担すなわち１０倍となるのであった。こんなことにいまさらながら気づかされる母親も私も間抜けといわれればそうだが、その日その日でいっぱいいっぱいだったことの証左でもあろう。眼科検診の予約も取り消して、そういえば９月の定期診察も日にちを変えなければならない…って、誰がいつ連れて行けるのか？ １０月に予約してある別の老健へのショートステイには家族面接が必要とかで、それは誰が行くのか？ あ。３０日は土曜だからよいとして、９月１０日に帰宅するときは誰が連れて買えるのか？ 現状が相当厳しいものであるということに今更ながら気づくのだが、母が、私が、厳しい現実から目をそむけざるを得なかったことを、誰が責められようというのか。 |
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| 2003年8月29日 Fri | 「大変」と言うことの効能 |
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たいしたことでもないのに「たいへんだ」と大騒ぎするのはとてもみっともない。どこかそんな意識もあり、また家庭内のことであるからつい黙してしまいがちだ。それに今回の母の怪我は、たいしたことではないと自らが思いたいという意識も働いたのだと思う。だが、黙していることで、状況を見誤ったとすればその報いは大きい。 周囲に、こんなことがあったのです、大変なのです、と声を上げることはなかなか臆してしまうが、そう言うことで、多くの人から有益な話を聞き、初めて自らの置かれている状況を把握できるということもあるのだと思った。 |
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| 2003年8月30日 Sat | 忙しい土曜日 |
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こんなに忙しかったのは久しぶり。今日から10日までの12日間ショートステイである。 午前中にＮ先生から頼まれていた書類を作成し、今晩中に届けたい旨添えてＦＡＸ。 12時すぎに鎌倉へ。妹とともに旧いパソコンを連れて帰る。夏休み最後の土曜ではあったが、なんとか往復１時間程度で戻ってこられる。帰り次第、新マシンのセットアップを開始。買ってから箱を出しただけで、まだ電源すら入れていなかったのだ。セットアップが終わったころに、送迎サービスが到着。母がサービス事業者と契約（初めて利用する事業者なので、契約書を交わすのだ）している間に、旧マシンと共にＬＡＮ接続して、フォルダ共有をかけるところまでこぎつけた。 16時前に、父を乗せて出発。私は帰りがあるので自分の車で後を追う。送ってもらっただけで送迎サービスは終わり。前に入所していたところとはいえ、ショートステイは別なサービスなので、ここでも新たに契約書類に記入。居室へ入る前に体重と体温血圧測定。１２日間いる部屋は、前回の向かいの部屋だったが部屋番号を覚え忘れた。フロア担当から諸注意を聞いて、お風呂３回分(火木火)の着替えや身の回りのものをタンスなどにしまい、17時前に老健を出る。その足でスーパーへ寄って帰る。旧マシンから新マシンへのデータ移行に失敗していて、システムフォルダが怪しくなったので、最善を期してＸＰの再セットアップを始め、その間に車を置きがてら給油と洗車。車が相当汚くなっていたので、すぐにおわるセルフ洗車500円なりですませる。 久しぶりに家族３人で夕食を採り、なんとかマシンのデータ移行を終える。大事なデータは多くはなかったが、メールの移行と、ダイヤルアップの設定はきっちり行って接続テストまでは済ませられた。 新マシンを車に積み、妹と二人で藤沢のＮ先生宅へ。10時を過ぎてしまったが、先生は妹に久しぶりに会ったこともあり歓待を受ける。Ｎ先生のお母様もご高齢で、数年来自宅で介護されていたとのこと。現在は施設へ入所されたが、曰く「もっと早くからサービスを利用していればよかった」とのこと。あとから自宅での介護はそうとう大変だったと気づかれたそうな。私たちにも、目先のことにとらわれずに、母親に代わって将来まで考えて示唆するようにと諭される。 妹はともかく、私は同じ家にいるので、どうしても母と一緒に今日明日のことに執心しがちである。だがそれでは、同じ家に２人いる意味がない。少なくとも私は二手先三手先を考えてやらねばならないのだと気づかされる。むむう。ショートステイ後のことも考えねば。 子一時間でＮ先生宅を辞し、０時前に鎌倉の妹宅着。新マシンを運んでやって、ようやく今日一日をなし終えた。 |
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| 2003年8月31日 Sun | あけた日曜日 |
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すでに始まる時間には間に合わなかったが、今日はＹ姉のバプテスマ式なので教会へ向かう。すでにご高齢なうえ健康上の配慮で滴礼となった。姉妹の上に豊かな信仰生活が実られますように。 礼拝後は朗読の会。教会に来られている方が朗読のプロということで、第五のある日曜日に開催。今日の朗読は、山川方夫著「夏の葬列」。たくさん本を読む私ではあるが、朗読を聴くというのはなかなかない機会。声を聞いて想像に広がる情景というのは、大変にすがすがしい。物語は決してさわやかではなかったが。 その後お茶の時間。今日集まられたご婦人方は、多くが昭和の１ケタ代。最近の父の様子を聞かれてつい、現在の状況を話してしまう。「なんだか最近おもうのは、老後のことばかり。家に帰ってくると十数年分歳をとるような気がする。」とつい本音を漏らしてしまったら、ご婦人がたからたしなめられる。両親などにとらわれずに、自分の人生を生きよと。学院長のＭ先生からは「１週間くらい会社も家庭も捨てて放浪していらっしゃい。そうすれば親離れできるから。」とまで言われる始末。むむう。 Ｙ姉妹とＭ先生をご自宅までお送りして帰る。 参考：夏の葬列 (集英社文庫にありました) 山川 方夫著 |
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| 2003年8月31日 Sun | 請求記号顛末 |
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先日の日記にかいた、２人以上の同じ著者なのに、背ラベルの記号が異なる点について、（嫌な利用者とは思いつつも）図書館へ問い合わせていた回答を得た。 以下要点だけ。 まず前提として、カウンター氏から伺えたのは、 ・横浜市の図書館のルールとして、２人以上の著者のある本は、補助記号（913.6の下にかかれるカナのこと）は付与しない。 ・補助記号を付与するのは、原則として中央館である ・分館で請求記号を修正することは可能だが、よほどのことがない限りしない とのことだった。 で、今回の事象においての詳細を、中央館の請求記号担当へ照会していただき、 ・書誌データ作成会社から提供されるのは請求記号だけであり、補助記号は横浜市図書館で独自に付与している ・補助記号はシステム的に自動的に付与される ・システム上付与されなかった補助記号を、担当者が誤って付与してしまった可能性が少ないがありうる。以後注意したい。 ・同様に、各分館で誤って付与してしまった可能性もなくはないので、各分館へ注意の通達をした。 ・最も考えられる可能性としては、新システム稼動直後の不具合であり、これは当該書籍を受け入れた時期と一致する。他にも、児童書の請求記号（本来ひらがなを付与すべきをカタカナで付与したなど）などの不具合が発生していた。 との回答をいただいた。 なお、旧システムはN社であり、今年から稼動した新システムはF社である。 私は、今回の事象について、提供されたマーク（書誌データベース）が統一されていないのだろうと推測していたのだが、コタエは導入したシステム上の不具合（の可能性が高い）とのこと。同じシステム屋としては耳の痛い話となってしまった。 しかし、またもやF社とは… |
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