 |
|||||||
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
|
||||||
|
|||||||
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
||||||
| 2003年9月1日 Mon | ９月１日 |
|
関東大震災(1923年=大正12年)から８０年 多摩川堤防決壊(1974年=昭和49年)から２９年 大韓航空機撃墜事件(1983年=昭和58年)から２０年 新宿歌舞伎町雑居ビル火災(2001年=平成13年)から２年 |
|
| 2003年9月3日 Wed | #132 妄想銀行 |
|
先日の「あのころの未来」に触発されて、手にとって見る。 古びてはいない。どこか懐かしい感じ。小学生のころに読んだような、それは筒井康隆だったような。 妄想銀行 改版 (新潮文庫) 星 新一著 2002.11 |
|
| 2003年9月5日 Fri | LANTIS 1/43 模型 |
| 買えました。届きました。傷のない車(爆)が手に入りました。なかなかよくできています。うれしいです。写真を撮って載せましょう。 | |
| 2003年9月6日 Sat | 土曜日 |
|
あっという間に１週間が過ぎる。仕事は今のところ嵐の前の静けさといった感じで、次への力をためておく時期かと。 だからというわけではないが、週末を憂鬱とすら思うようになっている自分に気づく。金曜の夜の重たい雰囲気をなんと形容しようか。むむう。 眼鏡屋さんでゆがんでしまったフレームを直してから、親父のところへいく。お風呂の曜日を間違えていた。火曜・木曜などということはあるはずもなく、月曜・木曜の間違いだった。誰から何を聞いていたのだろう？ まあ、回数は変わらないので、着替えの数はあっているが、さすがにそのままにもしておけず、取りにいく。 夕方から横浜西口で会合。集合時刻まで１５分ほどあったのでヨドバシカメラの家電店でシェーバーの替刃を買う。最近めっきり西口へは足を運ばなくなっていたのではじめて知ったのだが、この建物は今や地下から上までヨドバシカメラとなってしまったのね。商品を買った地下１階のレジは、十数年前に毎日のように通った鉄道コーナーのカウンターのあった場所ではないか。 そのまま流れてD氏と大船で少し飲む。 |
|
| 2003年9月7日 Sun | 結婚式 |
 中学高校を通しての友人Ｏ氏の結婚披露パーティー。それにしても今年は結婚式が多いなあ。今年にはいってもう３度目！鉄研で一緒だったO氏だが、ホントウの(?)趣味は音楽。大学では合唱部で活躍されて、私もなんどか聞かせてもらったことがあったなあ。音楽が縁で知り合われたそうで、合唱あり演奏ありのすばらしいパーティーでありました。 なんでも、新居に引っ越した際、お二人が持ってきたCDだけで一部屋埋まってしまうくらいだとか。さらに、新婚旅行は音楽の都ウィーンだそうで。 ほんとうに、ご結婚おめでとうございます。お二人の門出を心から祝福します。です。 惜しむらくは、デジカメの写真が上手に撮れなかったことと、昼間からのパーティーだったので、終わった後も飲み続けてしまって… |
|
| 2003年9月8日 Mon | #133 月のない夜 |
|
★★★▲☆ 先日の深夜、Ｚ氏宅へ行ったら、すでに読み終えたとのことなので借りてきた。氏曰く、「この本は俺には早いかな」と。 どのようなホンかは聞かずにいたので、その言葉には返答せずに帰ってきたが、結局のところ「どんな本を読むのにも、早いも遅いもない」と答えるべきであった。 どのような読み手も、自らの体験と切り離しては、小説の世界を構築することはできない。 たとえば、かつて訪れたことのある街が登場したら、その光景を思い浮かべて想像するだろう。逆に、一度も訪れたことのない街の描写を読むことによって、その街のイメージは記憶され、初めて訪れたときにその記憶を呼び起こすだろう。これは土地とか場所だけのことではない。恋愛であったり結婚であるとかいう抽象的なイメージから、草花ひとつ事物にまで言えることだ。そうした有形無形大小を問わず無数の体験と想像との関係が、物語を読むということである。 だから、物語中の描写について「自らはまだ体験していないから、体験した後に読むべきであった」と思ってしまったら、万物すべての場所・事象・事物について「知って」からでないと、どんな物語も読めないということになる。 確かに、想像と経験の前後が逆になることによって、物語の受け止め方が異なるのは事実だ。しかし、人は誰しも、その前後を制御することはできない。それはある種の出会いとしか言いようのないものであるわけだから、１冊でも多くの本を読んで、その出会う機会の数を増やしていこうと思うのである。 会話にすれば簡単に伝わりそうな考えを、こうして文章にしてみるとすっきりしないが、思うところが伝わればなあと思う。 ところで、本書はこれまでに著者が何作か書いた「今を仕方なく生きる中年男」の物語である。この作品だけを取り出してみれば、なるほど人生の悲哀かもしれないが、著者の作品中では「ほかにもあったなあ」という感じが否めなかった。ので３．５。 月のない夜 鳴海 章著 徳間書店 2003.8 |
|
| 2003年9月9日 Tue | 火星輝く重陽の夜に |
|
コンセール・ルミエールの定期演奏会。コンサートなんてまるで行かないのだから、この演奏会くらいは聴きに行きたいものと思って出かけた。 コンサートホールでの生の演奏はもちろんCDなどとは違って、体全体をつつみこむような感じが心地よい。 前回はコンセールのメンバーだけだったので、いわばアットホームな感じがしたが、今回は世界的な権威である英国のフルート奏者をはじめ、英国の作曲家が自ら作曲した楽曲の世界初演あり、ハープあり、他のフルート奏者もありで、壮大なフルート多重奏を聴くことができた。しばし日常を忘れて堪能。今宵はかつて体験したことのない旋律（というのか）を耳にして、私にとっては新たな発見。 私の先輩であるＳさんはもちろんだが、前回の演奏会の後に飲む機会を得て、メンバーの皆様とは親しくさせていただいたが、そうした「よく知っている方」が目の前で、世界的なプロと言えるほどの演奏を奏でてくださるのがとてもとても不思議でたまらなかった。Ｓさん曰く「ルミエールは世界で一番幸せなフルートアンサンブルだと思います」という言葉は誇張でもなんでもなく、私も深くそう思う。本当に最大限の賛辞を送りたい。 しかし、横浜で平日夜７時開演はややつらい。ぎりぎり間に合ってよかったけれど、欲を言えば、すこし空腹を満たした後に演奏を聞けたらもっとよかったとも思う。 例のごとくの打ち上げ飲み会へのお誘いもいただいたが、飲まずに帰らねばならぬ事情があってやむなく鄭重に御辞退。 コンセール・ルミエール |
|
| 2003年9月10日 Wed | 有給休暇 |
|
今日は父親が12日間のショートステイを終えて帰ってくるので、その迎えのために有給休暇。10月締めの１年間に与えられた休暇をすべて消化する。私用といえば私用だが、休む休暇ではなく、入院とか家事都合とかばっかり。 母親の骨折は、ようやく骨が接合したとのこと。父親の帰宅にぎりぎり間に合ってよかったよかった。 30日の往きは介護送迎サービスを利用したが、帰りは私一人。いずれにせよ、誰か一人は行かなければならないので、車を出すには違いないわけで、結局は介護送迎サービスもあまりありがたくはない。 確か、入所の日に最後の日のおやつも頼んだはずなので、３時のおやつが終わる頃に到着。タンスの中の着替え、机の上のラジカセやヒゲソリやその他もろもろの荷物を詰める。自分の車にこの新しい車椅子を積んだことがあるような気がしていたが、初めてだっただろうか。後部座席を半分倒してトランクとつなげれば、なんとか車椅子が入る。お世話になった老健の方々にご挨拶し、ケアマネージャさんに見送られて出発。ゆっくり走って20分もせずに帰宅。 親父を家に入れ、荷物をすべて運び、もって帰ってきた洗濯物を洗濯機にかけて、すぐにまた出てスーパーへ向かう。家族が一人増えた分、多めに買い物。どんなことも慣れというもので、通いなれたスーパーはどこになにが売っているかを体験的に把握してくるので、売り場をうろうろしなくなってきた。 帰ってきて携帯を見てみたら、会社から着信履歴があった。ちょうど車から離れていたときだったようで気づかず、あわててかけなおす。七夕から順調稼動していた私の担当の処理が、初めてのエラーを吐いたとのこと。会社にいたらその場で対応できたものの、よりによって休んだ日に起こるとは。すぐにはアタマが仕事モードには切り替わらないので、電話で話していても隔靴掻痒な雰囲気。明日は親父を病院へ連れて行ってからの出社と考えていたのだが、これは妹に早く来てもらわねば。 せっかく水曜日に休みを取ったので、夕食後すんごく久しぶりに教会の祈祷会へ出かけてみる。いつもの教会では毎週水曜日の夜に「聖書の学びと祈りの会」をしていて、学生の頃は何度か行ったことがあった。 今日は、出エジプト記10章。礼拝に出るときには、自らのすべてを差し出すのだということを学ぶ。そう。自分の余裕のある部分だけをもって礼拝に望むのではなく、たとえば忙しい中にあっても、すべてを捧げる想いで望もうということだ。 帰ってから妹に、明日早く来てくれるように頼もうと電話したら、明日は休みを取っていないよとのこと。ありゃ。てっきり明日は休みをとってもらったものと思っていたが、これはコミュニケーション不全。 |
|
| 2003年9月11日 Thu | 通院のち出社 |
|
できる限り早くということで、８時半前に親父の車椅子を押して病院へ。 今日は、脳外科の定期診察と、予約してあった眼科の診察。さきに眼科受付に診察券を出して、それから脳外科受付に診察券に代わるメモを出す。どう見ても眼科のほうが混んでいたので、先に脳外科の診察と踏んで脳外科の前で待つ。複数科にかかる場合はこうした判断が必要だが、これは経験でしかわからない。そんな経験を積んでもなあ。 案の定、脳外科で呼ばれて９時前であるにもかかわらず診察開始。とはいえ、問診と便秘薬の処方だけなので、すぐに終了。投薬は院外処方なので、２階の眼科へ行く前に、会計窓口に伝票を出して処方箋を受け取る。保険は10割給付なので、お金は払わないからすぐに渡され、それを投薬窓口へ出す。投薬窓口では調剤薬局へ処方箋をＦＡＸしてくれるので、いつもの薬局名を告げてハンコをもらう。眼科へ行っている間に調剤してくれるだろうからその分の時間は稼げるという算段。 なぜか眼科は異常な混雑。９時半には戻ってこれたのに、すでに座る場所もないほど。一度検眼があって、それから２０分近く待たされて診察。すでに時刻は10時半。朝起きてすぐの視力が定まらないというので、脳出血の後遺症ということを判断するために、視野検査をしようということに。その予約をするがそれがなんと11月。眼科の会計伝票をもらうまでさらに10分以上待っていたが、投薬処方がなくまた会計もゼロなので伝票はなし。それでおしまいということで帰り、調剤薬局で薬をもらって（これも10割給付なのでお金はゼロ）家に着いたのは11時。 汗だくになって出社し、昨日のエラーに対応。昨日私がいれば気がついたかも知れないのだが、１つのカタマリの受注のうち、ＯＫの分とエラーの分とに分かれて処理が進んでしまっていたとのこと。むむう。全部をやり直すのか、それともエラー分だけをやり直すのか、対応を各部署と協議し、失敗の少ない方策を選んで対処。長い１日であった。 |
|
| 2003年9月11日 Thu | 残暑名月 |
 至上かつてない最高気温の中秋名月。今年は火星を連れている。なお、写真の右下に写る火星は、手ぶれで大きくなってしまっています。
|
|
| 2003年9月12日 Fri | #134 海猫 |
|
★★★★★ おそらく今年読んだ本の中では五指に入ると思う。北海道の新聞連載小説。 昨日会ったＫ氏が「新聞連載は冗長だ」と言った。確かに、新聞小説はいたずらに中盤を長引かせたり、全体を通してみれば寄り道が多くてつまらない部分が出てしまうことはあるだろう。 しかし、これはよかった。最近のストーリーは、映画にしてもなんにしてもそうだがテンポがよすぎてはしょってしまうことが多い中で、重厚で噛み締めるような展開は、逆に新聞小説だからこそ成し得たのだと思う。もちろん大部ですが、じっくりと味わうことができた。 ところで、以前に書いたような気がするのだが、この日記ではできるだけ、あらすじとか内容に触れないように感想を書くことにしている。それは、先入観なく小説を読みたいという自分の想いからで、この日記を読まれる方にもそうあってほしいという願いからである。だから、その小説のどこのどんな部分がよかった、という話は極力避けて、なおかつ「読んでみてよかった」という感想あるいは「読んでみたい」と思わせるように感想を書くという、かなり難しいことになってしまっているのである。 谷村志穂はよい仕事をしました。ホントに。 海猫 谷村 志穂著 新潮社 2002.9 |
|
| 2003年9月13日 Sat | 車三昧（その１ 〜志木） |
 今日は土曜出勤。志木のセンターが午前中停電のため、それに乗じてサーバの置き換え。出勤しないで事前・事後の作業で済ます予定だったが、やっぱりサーバ置き換え直後に作業をしたほうがよいということになって、プログラムを置き換えるためだけに志木へ行くことになった。土曜日の午後の数時間だけでありかつ早朝でもないので、ここはひとつ、車で行ってみようと思い立つ。 ７時45分に家を出て、コンビニで飲み物等を買って、８時ごろ出発！ 志木まではいくつかのルートがあるが、最後は外環の和光北インターで降りて川越街道が一番わかりやすいと思い、逆算して、首都高都心環状〜湾岸線or横羽線と決める。となれば、どこから高速に乗るかということになり、横(浜)横(須賀道路)の日野か湾岸杉田かのどちらかということになるが、土曜の朝なので、(横浜市内の)環状３号もすいていることだろうし、湾岸に乗ってしまえば渋滞はありえないと思い、とりあえず杉田ＩＣから首都高に乗る。事前にＪＨのサイトでこの曜日・時刻の標準走行時間を調べておいたのだが、それによれば約１時間１５分で到着とのこと。こうした標準走行時間は、渋滞部分の所要は正確だが、通常の所要は制限速度で計測されるので、長い距離だと大きな誤差が出やすい。はたしてどれくらいで到着するのか。 杉田ＩＣで８時１５分。湾岸は高規格３車線でほとんど車がいなくて快調に飛ばす。ベイブリッジを渡り大黒ＪＣＴの手前で、横羽線の羽田の先で事故渋滞の表示が見える。渋滞は湾岸の大井付近までも延びていて、どちらがどちらともいえない状況。これは手許のi-modeでも確認。となれば手前までは高速に行けるだろうとそのまま湾岸を走行。羽田空港をくぐり東海ＪＣＴあたりで渋滞にはまる。この渋滞はこのまま辰巳ＪＣＴまでとのこと。大井料金所を抜けてもまだ先が詰まっている。ここで左に抜ければ横羽線へ入れるのだが、多くの車は浦安へ向かうのか付いて来る車は１台もなし。京浜運河を渡って横羽線へ合流するが、そこは渋滞の列。なんとか入れてもらって、しばらくのろのろ。天王洲を超え品川を超え、浜崎橋の分岐までこの渋滞は続く。５号池袋線へ入るのだが、内回りは断続的な渋滞。それを少しでもショートカットしようと、八重洲線に入る。４０キロ制限の八重洲線はすいすいと新橋駅付近を過ぎるが、予想通り内回り合流付近で詰まる。竹橋をすぎて飯田橋付近までは詰まっていたが、そこから先は流れる。６号線を最後まですすみ、美女木インターへ。渋滞表示は外環美女木〜和光２キロとあるが、首都高の渋滞に比べ外環の渋滞は流れているものと期待し、そのまま美女木を左折。外環料金所の合流から、和光北までは確かに渋滞していたが、それでも車列は動いているので、数十分で和光北ＩＣを出る。ここで時刻は９時３０分。渋滞はあったものの予定通り１時間１５分で高速を降りられた。 ところが、外環の側道がぜんぜん動かない。川越街道まで約２キロだが、１５分程度かかってしまう。ようやく川越街道へ出られた。目的地まであと１０キロ足らず。川越街道は２車線〜３車線なので、意外と流れる。新座の榎木ガードを超えて、野火止で右折。ここで１０時を過ぎる。あと数キロのところで、まったく動かなくなった。むむう。埼玉の道路はかくもひどいのか…と思ったが、実は道路工事中であった。ひとつ先の交差点を曲がればもう少し早くついたのに、と思ったところ。 志木の会社には１０時３０分到着。ちょうど停電工事が終了し、復電したところ。まにあってよかった。 作業自体は単純だが、なにせ１００台あるマシンをひとつずつ電源を入れてプログラムを置き換えねばならない。自動化すればよいとは思うのだが、そうしたところで、動作確認は必要だから、どのみち１台ずつ見ることになる。ならばと片っ端から電源をいれ、プログラムを置き換え、立ち上げてみてデータを表示させ、電源を落とす…を繰り返した。約２時間で終了。  練馬在住のＫ先輩もご自慢の愛車で来られていたので、２台で並んで撮影。遅い昼食をとって岐路に着く。時刻はちょうど１６時３０分。帰りは、首都高の浦和南あたりから乗って帰ろうと思う。志木のこの場所からもっとも近い高速のＩＣは、関越所沢だが、関越で練馬まで出ても結局は外環に乗ることになるので、それは却下。意外と周辺にＩＣが多く、首都高埼玉線＝国道１７号の田島交差点までは１本道で行けることに気づき、そこまでいってみることにする。 地図を見ていて気づいたのだが、外環の和光インターは川越街道に降りられるインターだということに気づく。てっきり降りられないものだと思い、手前の和光北インターで降りたのだが、和光インターまで行ってもよかったのだ。とすればもう少し早かったかも。 このまま渋滞の首都高に乗ってしまうと最後の最後まで給油できないと思い、なんとか高速に乗る前にスタンドへ入りたいと思っていたのだが、地図上では田島の交差点を曲がったところの１７号線にあるのだが、そこは空き地に…。予定の浦和南インターまでには見つからず、さらにその先へと思ったが、美女木インターをアンダーパスする内側線に入ってしまうと、道路わきへは出られない。恐るべし新大宮バイパス。なんとか外側線に入り、戸田南インターの直前で給油。インターから５号線に乗ってすぐに都県境の荒川を越える。都心環状の外回りは真っ赤な渋滞であったので、一計を案じ比較的すいている中央環状（Ｃ２）へ回ることにする。こちらも合流手前で渋滞が見えるが、都心環状を帰るときはレインボーブリッジを渡らない限り湾岸線へは出られないので、都内を抜けてもさらに横羽線の渋滞にはまる可能性がある。それよりＣ２へ出れば、湾岸辰巳とかでは詰まるだろうが、浦安からの帰りの時間帯以前なら比較的流れると予想。 板橋ＪＣＴから昨年冬に開通したばかりの中央環状王子線に入る。２車線で作られた道路だが、全通ではないということか、広めのゼブラゾーンで１車線。それでもほとんど車がいなくて、荒川の手前の合流まではスムーズに走る。川口線との合流で２キロ渋滞。その先も詰まっていて、夕日を浴びながらのろのろ進む。その先向島の合流分岐までも詰まっている。本来６号線とＣ２とは直交させるべきところだが、開通が前後したせいで、ここは２＋２＝２＋２の平面交差となっている。そのため渋滞の発生地点。それを抜ければ葛西まで一気に南下。その先辰巳までは混んでいるがそこから先は快調。１９時すぎには大黒に着いた。大黒から石川町まで事故渋滞ということもあり、いいかげん疲れたので、ここで一休み。２０分くらい休めば、渋滞も解消。行きと同じ杉田ＩＣで降りて家に着いたのは２０時前。約３時間で帰ってこれたことになる。 |
|
| 2003年9月13日 Sat | 車三昧（その２ 〜箱根） |
 あろうことか、今日はＤ-Ｔｒｉｂｅの集会の日。いつものように箱根行き。帰ってきた直後は、今日は誰かの助手席でお供しようかとも思ったが、１時間ばかり寝れば復活。２１時半ぐらいに出発。 今日のメンバーは、塾長Ｄ氏＋Ｔ氏。辻堂のいつもの場所でＺ氏が合流。行きはいつものとおり、西湘バイパス。いつものとおり国道１号線で芦ノ湖へ。  だいたい２時間くらいで到着。今日は比較的空いていたが、それでも前の車にふさがれて普通のペース。とはいえ、私は付いていくのがやっとというくらいなのでちょうどよかったが。帰りは、高速を使って帰ろうということで、箱根新道＋小田原厚木道路＋東名＋保土ヶ谷バイパス＋横横というルートで帰ってきた。結局のところ、深夜なので、西湘バイパス＋国道１３４号を通って帰るよりも早く帰ることが出来た。 さて、今日１日で高速代にいくら使ったことになるだろう。 行き：杉田ＩＣ（首都高神奈川線：６００円）〜大井料金所（首都高：７００円）〜美女木ＩＣ（外環：５００円）〜和光北ＩＣ 帰り：戸田南ＩＣ〜志村料金所（首都高：７００円）〜湾岸浮島料金所（神奈川線：６００円）〜杉田ＩＣ 行き：西湘二宮ＩＣ〜橘料金所（西湘バイパス：２５０円）〜箱根口ＩＣ 帰り：芦ノ湖大観ＩＣ〜山崎ＩＣ（箱根新道：２５０円）／箱根口ＩＣ〜小田原料金所（小田厚：２５０円）〜平塚料金所（小田厚：２５０円）〜東名厚木〜横浜町田ＩＣ（東名：６５０円）／保土ヶ谷パイパス／新保土ヶ谷ＩＣ〜日野ＩＣ（横横：３５０円） しめて、５３００円！ 走行距離を測ってみた。 自宅〜志木：約９３キロ 志木〜自宅：約１０４キロ 自宅〜箱根：約６６キロ 箱根〜自宅：約８７キロ 合計でちょうど３５０キロでありました。 おつかれさまでした。 |
|
| 2003年9月14日 Sun | 日曜日 |
 よんどころのない事情で、今日も車で横浜へ。観覧車が正面に見えて、かつランドマークタワーと赤レンガ倉庫がいっぺんに見ることが出来る場所が存在するとは…。まだまだヨコハマはあなどれぬ。 |
|
| 2003年9月16日 Tue | #135 能力構築競争 |
|
〜この本を読まずして、クルマメーカーを語るなかれ〜 まあ、ワシらクルマ好きな連中が集まれば、幾度となくやれ「トヨタのクルマはどうだ」やれ「日産はどうだ」という話になりがちだ。クルマメーカーごとに特徴のあるクルマを生産していることは事実だが、はたして、わが国のメーカーがどのように製品開発をしているかなどということを、どれほど知っているというのだろうか。 能力構築などとイカメシいタイトルではあるが、結局のところ、日本の自動車産業が秘めている力＝すなわち、パッケージングや価格などの「外見的能力」の競争力ではなく、「カイゼン」や「ジャストインタイム」などに代表される設計・生産能力を生み出し高めていく「深層の競争力」について詳細に書かれている。つまりは、わが国の自動車産業においては、諸外国のそれに比べて、（外見からはわかりにくいが）深層の競争力があり依然として高い状況にあるというのである。 ところで、本書の中で、戦後から現代までの自動車産業の「能力開発」における歴史を敷衍した中で、１９８０年代から１９９０年代後半にかけては、こうした能力の過剰集積が起こり、たとえば過剰な設計が行われたとある。 私が乗っているクルマは、１９９４年に生産されたＭＡＺＤＡのＬＡＮＴＩＳというクルマであるが、たとえば、ドア内張りにまで彩色が施されていたり、ミドルクラスのクルマにもかかわらず、ゆっくり消える室内灯とか、バニティミラーとか、それこそ昨今のハイエンドクラスのクルマにしか装備されていない内装がある。 中古車で購入した当時は「バブル期に生産された車は豪華である」と考えていたのだが、どうやらそれは誤りだったようだ。当時の自動車産業全般において、深層能力が過剰に集積され、いわゆる「過剰設計」という状況に合ったらしい。たとえば、モデルごとに細部まで設計しつくしてしまうという点があり、それにより、モデル間での共通部品が少なくなってしまうなどということが発生していた。思い出してみれば、私のＬＡＮＴＩＳはクーペ型だが、別にセダンタイプも存在するのだが、クーペとセダンでの共通部品は前のドアだけという話を聞いたことがある。 ９０年代前半から後半にかけて、欧米のメーカが小型車で競争力をつけてきたこともあり、こうした過剰設計は修正されていったとある。 おそらく、私のクルマは、バブルの恩恵などではなく、こうした自動車産業の能力競争の一瞬の落とし子であるのかもしれない。 能力構築競争 日本の自動車産業はなぜ強いのか (中公新書 １７００) 藤本 隆宏著 2003.6 |
|
| 2003年9月17日 Wed | #136 機械部品の幕の内弁当 |
|
いまや「ロボコン博士」の森先生ではありますが、遠い昔に「非まじめのすすめ（ありゃ取扱不可だ）」という本を読んで、いたく感銘を受けたものだ。 あらためて森先生の本を読んでみれば、私の思考バランスの源泉は、この森先生にあったのかと気づかされる。 常に違った発想をする。立ててダメなら寝かして見る。常にそういった視点の転換をしようと心がけているフシが私にはあるのだが、その原点が「非まじめ」のすすめであったらしい。 しかし、視点の転換でうまくいくのは、工学特に機械工学の分野だからこそなのかもしれませんな。 シーケンシャルなデータは、斜めに読むわけには行きませんしな。 機械部品の幕の内弁当 ロボット博士の創造への扉 森 政弘著 オーム社 2003.1 |
|
| 2003年9月19日 Fri | #137 ハンディキャップ論 |
|
（未稿） ハンディキャップ論 (新書ｙ ０９５) 佐藤 幹夫著 洋泉社 2003.9 |
|
| 2003年9月20日 Sat | 雨の土曜日 |
|
久しぶりに雨。涼しいをとおりこして肌寒い。ようやく夏も終わりか。 午後１時。現在デイサービスで利用している老健へ。１０月上旬に３日間のショートステイを予約しているのだが、初めて利用するということで家族面談が求められたので、母の代わりに私が行った。とはいえすでに電話で何度も連絡されており、本人も週に２回も行っているので、話すこともないのだが、審査会にかける形式的なもの。 土曜日なので当の本人もすでにいるというヘンな状況。 面談相手の相談員は、去年の11月に入所相談で来たときに会った人。すでにADL票も出しているのでその確認にとどまる。 ３０分ほどで後にして、次は先日緊急でショートステイした別な老健へ。振り込んでもよいのだが、そのときの料金の支払いに。 門の前で、デイサービスの運転士と思われるおじさんに止められて、「すぐすみますか？」とのこと。「支払いだけ」と答えたものの、なんのことかよくわからなかったが、土日でもふつうは数台のあきがある駐車場だが、なぜかクルマでいっぱい。 はて、雨の土曜日なので、車で訪問する家族が多いのか、などと思って入ってみてびっくり。今日はこの老健のお祭りで、ロビーから食堂から飾りつけがしてあり、多くの人でごった返していた。年に一度のお祭りならば、家族そろって訪問するわけで。 いつものケアマネージャさんに、忙しいところの訪問をわびつつ支払い。お祭りの写真を撮ろうかとも思ったが、入り口の前にクルマを長い時間とめておくのもはばかられたので、早々に退散。 夜はＺ氏と東神奈川で飲み。そのまま泊まりになることが十分に予想されたので、クルマをＺ氏宅に止めてバスで戻った。８２系統と３６系統はセットだが、８１系統は東神奈川へは行かない。何年か前に系統を調べたことがあったので、その知識が生きているのだが、時刻表も簡単に見られるようにしておけばよかった。とはいえ、最近は年に１度使うかどうかなので、なかなか難しい。 東神奈川駅前は、歩道橋架け替えとかで、バス停の位置が変わっていてびっくり。 |
|
| 2003年9月22日 Mon | #138 Ｉｎ・ｐｏｃｋｅｔ ９月号 |
| Ｉｎ・ｐｏｃｋｅｔ 月刊〈文庫情報誌〉 ２００３年９月号 講談社 | |
| 2003年9月25日 Thu | #139 なぜ私はここに「いる」のか |
|
似たような本が続いたと思ったが、小浜氏らが主宰する「人間学アカデミー」の第２期のまとめ。第１期のまとめが先日の「恋する身体」の人間学であった。 あとがきで氏は「残された時間を自前の思考についやしたいので、他人の著作の厳密な精査は避けたい」と書かれる。 これまでに思想家として評論家として、さまざまな討論を繰り広げてきたが、そろそろコトバのあげあしとりから離れて、自前の思考を深めるに徹したいということだろう。 哲学でも評論でもそうだが、私たち読み手には、議論や言葉遣いの方向が必要なのではなく、そこから抽出される智慧そのものであり、それを日常生活に生かせるかどうかが必要なのだ。 プラトンとかハイデガーとか哲学者の名前や著作を知ることは、小浜氏のような専門家に任せて、私たちは氏のような人つむぎだしたエッセンスをいただいていけばよいのだ。そうでなければ、思想家が職業としてありえないではないか。 なぜ私はここに「いる」のか 結婚・家族・国家の意味 (ＰＨＰ新書 ２６７ 人間学アカデミー １) 小浜 逸郎著 2003.10 |
|
| 2003年9月26日 Fri | 雑感 |
|
・横浜市 政令市初、区長を職員から公募 だそうな。公式HPは未。 ・京急安浦駅→県立大学駅 来年２月から だそうな。26日付神奈川新聞より。 ・ヒガシズシ駅前のスリーエフがなくなっていてびっくり。かつてあんなに利用したのに。D君宅そばのサンクスは健在。 ・２６日は地震の日なのか？ 年内に関東大震災という妄言も一笑にできなくなってきたのか。 ・Windows標準のワードパッドって、どんなリッチテキスト形式も開けるものだと思っていたのだが、XPのとWin95のとではバージョンが違うのね。Win95のワードパッドで開けないリッチテキスト形式を作成するWord2002ってどうよ。 ・ジョージアのＣＭの「駅で踊るな」ってやつ。あれセットなんだそうだが、あの駅のシーンを見て、ありし日の桜木町駅を思い出すのは私だけではあるまい。 ・↑で桜木町駅の旧駅舎の写真を探してみたが、駅外観はいくつか見つかったものの、駅内部の写真はなかった。あたりまえといえばそうだが、あのやわらかな光線をなんとか再現できないものだろうか。 ・ぜんぜん桜木町に関係がないようで実は関係があるのだが、2004年6月8日に金星日面通過があることを知る。 ・現在建築中のBIGORANGEは総戸数1500戸余で首都圏最大級の民間開発というふれこみでしたが、さらに市内に1800戸の開発が。レイディアントシティ横濱 こちらは飯島直子ならあちらは後藤久美子ですか。いやはや。 |
|
| 2003年9月27日 Sat | 今月のレクリェーション |
 鏡、フラワーアレンジメントに続いて、今日の作品は、万華鏡でした。 |
|
| 2003年9月27日 Sat | #140 メタルカラーの時代 ６ |
|
先日買い換えた、シェーバーの替刃。数千円もする高いものだが、めちゃめちゃ高度な技術が使われていることを知れば、意外に安く提供されているものと了解。確かに海外ブランドの名を多く聞くシェーバーだが、これを読めば、リニア駆動がいかにすばらしいかわかるし、ダントツでこのメーカーの製品を選ぼうというもの。そろそろ買い換えようかな。 メタルカラーの時代 ６ 山根 一真著 小学館 2003.8 |
|
| 2003年9月28日 Sun | うあああ |
|
今日は一日クルマで外出していて、ついさっきニュースを読んだのだが。 過去最大級の運休をして高架化切替工事を行ったのに、運転再開予定を７時間以上も遅らせてしまうとは。 自らの計画で運休を決定し、自らの計画で運転再開を決定したのにそれを履行できなかったとは、ＪＲ東日本としてというか、鉄道会社として最もやってはいけない部類の人災。 バス代行を請け負った私鉄バス各社も、人員の手配が付かなくなったといって、代行を打ち切ってしまったのはやむをえないが、ここでなんとか代行を請け負っておけば、私鉄対ＪＲの立場も逆転してなにかと優位に立てたのではないかとおもうのだが、そこまでの経営判断を望むのは無理というものか。まあ、昨今の私鉄バス会社と鉄道会社は完全別会社になっているからなぁ。 それにしても、こうした長大な運休計画を立てるときには、万一のことを考えて、次善の案を考えていなかったのだろうか。 総合的なプロジェクト管理能力というものは、旧国鉄からＪＲにわたっても、一日の長があると思っていたのだが、すでに幻想だったのか。 |
|
| 2003年9月30日 Tue | #141 マスク |
|
メキシコのプロレス、ルチャ・リブレ。 カクトーギ系にはまるで興味なしな私でありますが、こうしてその世界を垣間見ることはあるし、闘う男の悲哀ちうものも覗ける。 マスク 堂場 瞬一著 集英社 2002.4 |
|
