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| 2003年5月1日 Thu | 風薫る |
 一二三数えて起重機九つよ一千五百の住みかを積みぬ＊ ＊ ＊ ご存知のとおりの、駅前に建設中の住宅。平日昼間はかようにクレーンが並ぶ。 先日、朝から出勤した折、駅へ向かって歩く人に逆らって、工事に携わるとおぼわしき人が大勢歩いてきたのに出くわした。そりゃ、あんだけ大きい開発なら、人手も多いわな。平日日中は、フロントガラスに「ＢＣ棟」「Ｄ棟」などと掲げた生コン車が渋滞をつくる。 |
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| 2003年5月1日 Thu | #064 左手首 |
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★★☆☆☆ 左手首 黒川 博行著 新潮社 2002.3 |
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| 2003年5月2日 Fri | 非GW |
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今年のゴールデンウィークは曜日がわるいとな。久しぶりの週の真中の祝日と、あとは３連休だけ。ＧＷという気がしないというのもうなずける。旅行業界もぱっとしないばかりでなく、ＪＲも空席がまだまだあるとか。 曜日と日付の関係はとどのつまりは７通りしかありえないのだから、７年に１ペンはこういう曜日になるわけで。 まとめておけばいつかはなにかの役に立つかな？  前回書いたことだが、４月29日は1988年(昭和63年)までは みどりの日 でなく 天皇誕生日であったし、５月４日が休日となったのは1985年(昭和60年)以降のことである。 今国会で審議されている「国民の祝日に関する法律の一部を改正する法律案」（衆議院のページ参照）では、４月29日を「昭和の日」に改め、５月４日を「みどりの日」という祝日にするとされている。また、日曜と祝日が重なった場合で翌日(月曜以降)も祝日だった場合には、次の祝日でない日(火曜以降)を振替休日とすることになっている。この法案が可決された場合には、図中の黒点線のようになることになる。 ゴールデンウィークに対して、シルバーウィークという呼び名もあったようだが、それは11月だったか。 おまけとして、９月の第２週〜第３週をまとめよう。 
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| 2003年5月3日 Sat | #065 達人プログラマー |
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再読。 こういう本って、一度読んだだけではダメで、折りにふれて何度も読むのがよろし。 プログラマの仕事は、常にはじめてのものを創りあげるわけだから、直面する問題はその都度新しいものばかりである。 無論、数をこなしていけば、それなりに似たようなものが出てくるわけで、それを経験と呼ぶのだろうね。 一人ではとても一度に把握しきれないほどの複雑な事象に取り組むのには、それはそれで別な技法が必要になってくる。 全体を把握しきれないということは、つまり全ての詳細を一度に取得できないということだから、部分ごとに詳細を得ていかねばならぬ。 結局のところ組んでみないとどの部分の詳細が必要かはわからないわけだから、やっぱり小さい部分から作っていかねばならない。 とはいえ、全体がわかっていなければ、その小さい部分が間違っている可能性も捨てきれないわけだから、「あとで壊す」ことを念頭におきつつ、小さな部分を組み立て始める。 なんだか、一人プロトタイプ（この本で言えば「閃光弾」だが）という感じになってきたが、それはそれで「新しい技法」ということかもしれない。 達人プログラマー システム開発の職人から名匠への道 アンドリュー・ハント著 ピアソン・エデュケーション 2000.11 |
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| 2003年5月5日 Mon | コンセールルミエール |
 五月晴れ空へ往くのか日本丸みなとみらいにまぶしき白い帆＊ ＊ 折りしも、今日は日本丸が全ての帆をひらいていた。こういうのを見るのも久しぶりだなあ。みなとみらい自体が久しぶりなんだけど。 帆船日本丸の総帆展帆（そうはんてんぱん）は今年２回目。年に12回しか見られないと知れば少しは貴重に思えるか。次回は６月１日だそうな。おだやかに晴れわたった五月の空に、白い帆が眩しい。 今日はコンセールルミエールの定期演奏会。毎回ご案内をいただきつつも、なかなか聴きにいくことができなかったのだが、ようやく素敵な演奏をきくことができた。 日常の生活ではあまりにも、機械的・固定的な情報を受け取るのに慣れすぎていて、人間的瞬間的な「音楽」にあらためて感動する。クラシックのコンサートを堪能するにはある種の慣れが必要なので、演奏の意図するおもしろさの半分も感じ取れなかったとはおもうけれど、私は私なりに楽しい時間を過ごさせてもらいました。 一緒に行ったO氏と居合わせたR氏とともに、まだ日は低くなかったが、久しぶりの再会ということで飲んでしまったのだが、その場にコンセールの方々がいらっしゃるということで、待っている間についつい飲みすぎてしまう…。せっかく皆さんとお話できる機会であったのに、酔っぱらいすぎてしまってごめんなさい…。 次回も楽しみにしています。 コンセールルミエール |
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| 2003年5月6日 Tue | #066 迷宮遡行 |
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そうか。新刊かとおもいきや、５刷の日付が４月20日になっているから、書店にならんでいたのかぁ。おそらく仮想在庫あるんだろうなあ。やっぱ一度カゴを落としても、重版されたらカゴをつけたいわなあ。でも、仮想在庫なくなったとき「取寄せ」になるんだけど、その時はおそらく入手不可。誰かが頼んで品切れになって初めてカゴが落ちる。人身御供が必要なシステムなんだけど、それはサイトシステムのせいではなく、業界システムのせいだよなあ。 迷宮遡行 (新潮文庫) 貫井 徳郎著 2000.11 |
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| 2003年5月7日 Wed | カウンタ |
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最近カウンタの数字が大きく上がっているような気がしたので、いったい１日にどれくらいか調べてみようとした。 ずいぶん昔に改造したカウンタＣＧＩだったのだが、基本的な機能として、同一日に同一アドレスからのアクセスはカウントアップしないようになっている。それはそれで便利なのだが、結局１日１回ログをクリアしてしまうので、０時過ぎだとその日１日のログはなくなってしまう。本来はそれをメールで送信することができるのだが、なにせ＠niftyのCGIだから、制限があって送れない。 どうしたものかと思案して、ログを消さないようにしてみたのだが、そうしたら、固定アドレスのからのアクセスはカウントアップされないことになってしまう。 う〜。昔のプログラムにバグを見つけたいやな気分…。 久しぶりにPerlを思い出して、少々改造してなおしてやった。やれやれ。 |
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| 2003年5月7日 Wed | #067 冬の水練 |
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南木佳士氏は医師であり作家である。そのどちらかではなく両方なのだと思う。書くということは生きるということ。生きるということは書くということ。おそらく作家という「人間」は書かなければ生きていくことのできない人のことかもしれない。それは決して憐憫でも同情でもなく最大限の賛辞のつもりだが、ひとつ言えることは「作家になりたい」と思う者は決して「作家」ではなく、書かずにおれない者だけが「作家」なのだと思う。 作者の精神状態が切羽詰まった状況で書かれた作品だけが怪しい光を放って後世に残る芸術表現の皮肉。 （中略） もしかしたら、書くという行為はそのときの自分を捨て去るための脱皮で、作品は抜け殻なのではないかと思うことがある。（本文より） 書くことはどこまでいっても俺一人されど百千のあなたを読める 冬の水練 南木 佳士著 岩波書店 2002.7 |
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| 2003年5月8日 Thu | #068 アブラムスの夜 |
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MVアグスタが出てきたのはこの本でした。 アブラムスの夜 警視庁鑑識課 北林 優著 徳間書店 2002.6 |
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| 2003年5月9日 Fri | #069 エイジ |
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★★★★☆ 自らにも、かような中学生時代があっただろうか？ 否。 時代が異なるか、いや、環境が異なるか。どちらでもないような気がする。おそらく、まっとうというか順当な中学生ではないところで、私が中学時代を送ったに違いない。 キレル中学生を自分たちとは別な理解不能なモノとして見てはいないか。見ることすらせず、目をそむけていやしないか。 ここに書かれている中学２年生のエイジが、たとえ「こんな中学生いないよ」といった像であったとしても、重松清が対峙して書き上げたことに意義があるとおもう。 家族。子供。現代的でなおかつとてもとらまえにくい姿を、真摯に想像し（おそらくたんねんに取材し）、ひとつの像として提示しつづけているから、私はこの作家を高く評価したいのである。 エイジ 重松 清著 朝日新聞社 1999.2 (朝日文庫)2001.8 |
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| 2003年5月9日 Fri | 誕生日 |
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親父が６１歳になった。 昨年の日記をひっくりかえしても書かれていないのだが、１年前のこの日、最初に入院した病院から転院した。奇しくも還暦の誕生日であったことを思い出す（すなわち国民健康保険の自己負担割合が変わったわけだが）。 転院した日はまだ車椅子で車に長時間乗るのは無理だろうということで、ストレッチャーで搬送した。入院時の問診には答えていたのを思い出すので、意識ははっきり戻っていたわけだ。 この頃は私も、特に制度の理解や手続きなどの面で、主体的にとらえていたが、時期を経るに従って、私だけが理解しているのは問題と気付き、以降は、母親が納得のいくまで相談したり手続きをするようにしてきた。協調しながら主体的にというのが難しいのは、私の性格的な問題なのやもしれないが、次第に主体的なかかわりでなくなってきたのは、この日記をお読みいただいている方にはバレてしまっていることだろう。 この１年で大きく変わったことは、親父の回復ももちろんそうだが、当時強いて言えば途方にくれるままであった母親が、（もちろんやむを得ずという面はあるにせよ）主体的に相談し意見をいい行動しているということだろう。 今週末は４度目の一時帰宅。先週にくらべてまた背筋が曲がっているのが気になる。老健でおかしな姿勢のままほおっておかれているのが容易に想像つく。所詮はそういったところ。とはいえ、他に手段はない。 今回は車椅子を持ち帰らず、２泊の期間中ずっと杖による歩行で過ごしてきた。まだまだ見守介助が必要なので、本当に帰って来れないのではと、心労がつきない。 |
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| 2003年5月11日 Sun | #070 君の夢僕の思考 |
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最近はめっきり森博嗣を読まなくなったが、彼は工学者であると同時に、哲学者なのだとおもう。決して本格推理小説家などではない気がするのだが。 君の夢僕の思考 森 博嗣著 ＰＨＰ研究所 2002.6 |
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| 2003年5月13日 Tue | ♪24時間働けますか |
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月曜16時出社。22時志木到着。以降翌火曜16時まで会社にいた。 さまざまなプロジェクトが同時並行しているわけだが、図書館向けの物流システムやネット書店のシステムなどは、24時間データが動いている。すなわち、夜間にもプログラムが自動実行されているわけだが、システムの改変があれば、その時は注視していなければならない。 調べてみたら一昨年の10月以来の深夜勤務。今回はいくつものプログラムを置き換えて、夜通しそれを見張っていた。 たいがいは、諸先輩方と一緒に深夜勤務する中で、私の掌握するプログラムは１つだけなどということが多かったのだが、今回はほとんどが私の掌握する（＝作り変えた）プログラムばかりであった。せっかくなので（なにが？）列挙しておこう。 (1)16:30 取次（Ａ社）からの在庫データ反映プログラム改変（ネット書店向）にともなう注視（本社） (2)23:30 納品実績集計プログラム（図書館向け：時刻を繰り上げて実行し、本社で注視） (3) 0:30 取次（Ｂ社）からの納品データ取込プログラムの改変（図書館向け：志木） (4) 1:00 取次（Ｃ社）からの納品データプログラム改変（同） (5) 4:45 取次（Ｂ社）からの在庫データ反映（ネット書店向：終了は６時頃） (6) 9:00〜図書館向け書籍装備（背ラベル・バーコードラベル貼付など）用の画面を２年ぶりに改変置換 (7)10:00 取次（Ｄ社）からの納品データプログラム改変（ネット書店向） (8)11:00 取次（Ｅ社）からの納品データプログラム改変（同） (9)15:30頃 未入荷および装備時に判明した乱丁等出荷不能分のリスト出力（図書館向け） あらら。こんなにあったのね〜。 ぎりぎりまで寝ていて、(1)の置換に間に合うように出社したものの、アタマは回っているわけもなく、いきなり失敗。リカバリ可能な範囲だったので事なきを得たが。 (3)の置換で動き出したはずの時刻にエラー発生！。プログラムを置き換える時には「hogehoge.exe」と同じフォルダに、「hogehoge_new.exe」などとして新プログラムを置いておき、置換え時には、ファイル名を変更するだけとしておくのが、いちばん間違えが少なくて住むやり方だとおもっているのだが、Windowsのフォルダ一覧上で、名前の変更とやるときに「hogehoge..exe」とピリオドを余計につけてしまった。これでは動かない。結構見づらくてわからなかったのよ〜。 それ以外は順調に推移。数ヶ月まえからうんうんうなって改変した装備画面が無事に動いたのはなにより。火曜日の午後になってからは強烈な睡魔がおそってきて、こっそり寝てしまう。 志木に行けば、自分のツクエがないばかりでなく、うろうろと歩きながら見ていることもあって、いつもよりも長い時間立っている気がする。ただでさえ長時間な労働で疲労している上に、立ちっぱなしということもあって、終わる頃にはかなりへとへと。帰ってきてから12時間以上も寝てしまいましたがね。 仕事の都合でやむを得ずデジカメを使うことになったのだが、ついでに普段みられない志木のソーター（本を仕分けるベルトコンベアや自動搬送機など）や、装備するテーブルを撮影したので、ちょっとだけご紹介。    ソーターに流れる青い箱（バケット）／バケットに本が入り、背ラベルとバーコードラベルが入れられる／ＡＧＶ（無人搬送機＝俗称むじんくん）    ／各装備テーブル。本が並べられて画面に出てくる指示どおりにラベルを貼る。／装備テーブル全景 |
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| 2003年5月14日 Wed | #071 頭はよくならない |
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あとがきに「下品で挑発的」とあるように、氏の著作の中では異色です。小浜氏初心者にはおすすめしませんが、いくつか読まれた方には、楽しめるでしょう。 だれもが思っているホントウのことを、ホントウに公言するということが、いかに勇気のいることか。 本書の本筋とははずれるが、一節だけ。 文学というのは、政治社会や市民社会で通用する、公的な言語だけではどうしても生きにくさを感じてしまう人のためにあります。文学者とは、法的な正しさ、論理的な義、世間の表通りをまかりとおる常識、そうしたものだけでは人間を割り切ることができない人々が潜在的に感じている、その部分に深く錘鉛(すいえん)をおろして言葉の回路を与える役割をもった人のことです。（p.212) 頭はよくならない (新書ｙ ０８２) 小浜 逸郎著 洋泉社 2003.3 |
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| 2003年5月14日 Wed | 雑感ザクザク |
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多摩川・鶴見川：国土交通省 関東地方整備局 京浜河川事務所 帷子川：神奈川県 横浜治水事務所 中川：国土交通省 関東地方整備局 江戸川河川事務所 荒川：国土交通省 関東地方整備局 荒川上流河川事務所 ＊ ＊ ＊ 「白ずくめ集団」：朝日新聞 「白い服の集団」：ＮＨＫ 「白装束(の)集団(団体)」：読売新聞・毎日新聞・日本経済新聞・時事通信・共同通信・産経新聞・ＦＮＮ・ＪＮＮ・ＮＮＮ・ＴＸＮ… ＊ ＊ ＊ あとなんかあったような気がするが、忘れた。また後日。 ＊ ＊ ＊ いつのまに、301系と103-1200系が鬼籍に入るようですな。東西線直通のヘンな色した103系と、ステンレス車両のやつですよ。 ＊ ＊ ＊ 東京駅で見慣れない制服を見かけた。東海道のホームには寝台特急が入線するので、ＪＲ九州や西日本の制服を見かけることがあるし、たしかムーンライトながらは東海担当ではなかったかと思う。それにしても、ＪＲ東海の制服をやたらに目にするなあとおもったら、あれ、東日本の「夏服」ですか。そうですか。 ＊ ＊ ＊ 「本庄早稲田」とは…（以下略） 問題）上越新幹線の新駅としては何年ぶりで何駅以来でしょう？ という問題をだそうかと思ったが、東北新幹線の八戸（・二戸・いわて沼宮内）がもっとも新しい駅ですな。意図した答えの問題ができない。 ＊ ＊ ＊ |
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| 2003年5月15日 Thu | 君の持ていし刀 |
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あなたが毎日紙を切る小さなカッター。あまりにありふれていて、あまりに慣れすぎていて、それで人の命を奪うことができるということを、忘れてしまいませんか？ 万能な道具。便利な道具。あまりに慣れすぎていて、それで人の命をも奪えること、あるいは億の単位の損失(か？)を生じさせかねないこと。つい忘れてしまう。 毎日、何回も何十回も行う作業のちょっと先に、そうした危険が潜んでいることにおののき、震え、マジで祈った。 ＲＯＬＬＢＡＣＫできてよかった。ホントによかった（泣） |
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| 2003年5月15日 Thu | コミックまとめ買い |
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今晩から、コミックのまとめ買いができるようになりました。在庫しているのを、ボタン１つで全巻購入できますです。24時間以内発送ですから、午前11時までの購入なら、その日中に届きますです。はい。 こんなの とか こんなの とか こんなの とかね。 |
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| 2003年5月16日 Fri | #072 日本語の乱れ |
| 日本語の乱れ 清水 義範著 集英社 2000.11 | |
| 2003年5月17日 Sat | 車椅子調整 |
 ５度目の一時帰宅。土曜日は介護用品屋が来て、車椅子の選定。さまざまな形があり、さまざまな調整ができるのだが、要望全てを満足する製品などない。日常生活時間のほとんどを座って過ごすものであるから、調節できるところは全てあわせたいところ。
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| 2003年5月18日 Sun | #073 昭和おもちゃ箱 |
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このページをご覧の方々で、阿久悠氏を知っている方はどれくらいいらっしゃるのでしょうか。 私たちの年代では、話題にのぼった覚えがないので、ふと心配になって、この本についてどう書くべきか迷います。 私たちは、ピンクレディーよりも後の世代だと感じていますが、それでも確かに「昭和」の息遣いを感じていた世代ではあります。 すでに、平成のほうが昭和より長くなってしまった私たちですが、あの「昭和」の時代にあった、ある種の畏れ、怖さみたいなものは、ドコかで覚えているものです。 もちろん、そうした昭和のもろもろは、あの「自粛ムード」と雨の日の「大喪の礼」で流されてしまってはいるのですが。 昭和おもちゃ箱 阿久 悠著 産経新聞ニュースサービス 2003.2 |
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| 2003年5月20日 Tue | 五月も二十日になりにけり |
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こんどのプロジェクトは大きすぎ。ホストコンピュータの処理を置き換えるだけといえば新味はないが、夏を目途に10年使いつづけたホストコンピュータを撤去するのであれば、必ずやらねばならないこと。しかもdeadlineが決まっていれば…。 打ち合わせをして、現況の仕様を聞き出し、コーディングするうちに細部が気になり、また仕様を聞き出して…の繰り返し。早く１行でも多く書かねばというあせりもあるが、コーディングは最終作業と割り切って、細部の仕様を詰めるほうが得策か。しかし、組んで見なければ気付かない点も多いから手戻りは避けがたく、やはりコーディングをしなければ。なんてジレンマ。 |
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| 2003年5月22日 Thu | 飲み会 |
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でした。よく飲んだ。よく話した…気がするのだが、酔っている時間はあっというまで、最後は何を話したものやら。 私はぎりぎり帰れる時間だったが、男４人で友人宅泊。 |
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| 2003年5月24日 Sat | #074 シーズザデイ |
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★★★☆☆ 楽園もそうだったかと思うが、鈴木光司は説明調になってしまうことがある。冒頭の物語背景部分でそのきらいがあったのだが、そこを過ぎれば一気に読めました。 シーズザデイ 鈴木 光司著 新潮社 2001.4 |
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| 2003年5月25日 Sun | 最後の日曜日 |
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木曜夜から土曜午後まで最後の一時帰宅。来週土曜に帰ってくるときはハレて「退所」の日。 金曜午前に、レンタル発注した車椅子とベッドが届く。 土曜は、午前中にデイケアへ行く老健への面接。一度もどってきてまた送る。１日に２度も車を出す土曜日。 知恵輪を解こうとする音シャリシャリと鋏の順を待つ理髪店 |
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| 2003年5月26日 Mon | ５月26日…地震の日 |
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小学校２年生の誕生日。確か、給食を食べている時間に地震があったと覚えている。昭和58年の日本海中部地震だ。 自分の誕生日に地震が起こったのでよく覚えている。 いま振り返ってみると、ちょうど20年前の今日のその地震は、かなり大きな被害を出したことがわかる。津波での死者100人余り。横浜の地でも相当な揺れを覚えている。 今日。2003年の５月26日。また地震があった。今回は宮城沖。大きな被害はなかったものの、当地では震度６弱。東京の会社でも長い時間ゆれを感じた。 自分の誕生日が地震の特異日というのも、なんともはや…。 いつのまにやら28歳になりました。お誕生日のお祝いメールを多数(?)頂きました。感謝です。 |
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| 2003年5月27日 Tue | 梅花うつぎ |
 とは、この花です。＊ ＊ ＊ それだけではさびしいので、雑感いくつか。 27日付 産経新聞 神奈川版 「昔は今は神奈川」(毎週火曜連載）から 今日の記事は、「相模鉄道 １日の輸送人員 4万1000人（昭和25年）→62万4000人」というタイトル。 横浜総局の記者の記事なのに、文中に「平成十一年には、つきみの線が湘南台まで開通。」との誤記がある。あきらかに「いずみの線」の誤りで、誤植以前の問題。あげつらうわけではないが、こうした（市民・県民にとって）あたりまえの事項を書き誤るということは、記者が地域に根付いていないことの証左に思えてならない。非常に残念。 （おそらく近日中にこの記事がWebに掲載されるはず。産経新聞のページへのリンクはいろいろと問題になっているらしいので、避けておく。 産経新聞のページ → 地方版 神奈川 → 連載・企画 を開けば、長いページがあらわれて、その中ほどに見つかるだろう。） （今日29日に掲載されたWebでは、もちろん直っていた。あたりまえか。） ＊ ＊ ＊ 東京駅到着23時45分頃。23時58分の大船行き最終に乗る予定でしばらくホームで待っていた。隣の東海道線最終は23時54分発。 東海道線ホームで「業務放送〜927M車掌テレスピ」との放送。ああ、また最終の接続待ちで発車が遅れるんだろうなあと思った。中央線の接続待ちが日常茶飯なので、今日もそうかとおもいきや。「東北新幹線が地震で遅れているため、発車を０時５分にします」とのこと。ありゃりゃ。 こちらの京浜東北の方が早く出ることになるなあと思ったが、京浜東北最終も「東北新幹線との接続をとりますので、発車を０時１分とします」とのこと。何故、東海道は５分で京浜東北は１分？ へんなの。 （＊テレスピとはホーム最後尾の柱にあるスピーカor電話のこと。駅員事務室とのインターホンの役目を果たす。） |
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| 2003年5月28日 Wed | タッチアウト |
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午後10時から飲みはじめたら、そりゃ帰れなくなるわな。 終電はすでにアウト。茗荷谷から新橋まで13分でタクシーを飛ばしてみたが、０時40分に発車した深夜バスの車体を見ただけで乗れず。あと１分いや30秒早ければとくやまれる。 |
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| 2003年5月28日 Wed | #075 夢の中の魚 |
| 夢の中の魚 五条 瑛著 集英社 2000.12 | |
| 2003年5月31日 Sat | 父帰る |
 朝７時半より出社。ｂｋ１と提携している取次会社の倉庫移転にともなって、在庫データの更新作業となった。久々の土曜出社。折りしも台風（午前９時には温帯低気圧になった）が接近中。出勤時はたいしたことなかったが、昼過ぎの帰宅時には豪雨となり、横須賀線大船〜逗子間でウヤ。乗っていた湘南新宿ラインは大船止まりだったが、少し遅れて戻ってきた。 午後３時すぎ。雨のなか老健着。02年３月24日発病入院・５月９日転院・８月15日老健入所・11月14日老健転所ときて、今日ようやく退所。この老健には結局６ヶ月半入所していたことになる。荷物をすべてまとめて車に積み、スタッフの方々にご挨拶して老健を後にしたのが午後４時過ぎ。来月から週に２回デイケアにかようことになる、別の老健へ申込書を届けて帰る。 帰宅後、契約することとしたケアマネージャさんと、ヘルパーさんが来て、状況確認・ケアプラン作成と、説明など。介護度２では点数めいっぱいという、週の予定は以下のとおり。 月曜 訪問看護（午後１時〜１時間）／火曜・木曜・金曜 ヘルパー（訪問介護）（午後１時〜１時間）／水曜・土曜 デイケア（通所介護）（午前９時半出発〜午後４時半帰宅：昼食・入浴あり） ケアマネ・ヘルパー・デイケア・訪問看護・そしてベッド＆車椅子の計５箇所と契約書を交わすこととなる。 |
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| 2003年5月31日 Sat | #076 スノウ・グッピー |
| スノウ・グッピー 五条 瑛著 光文社 2001.12 | |
