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| 2002年10月1日 Tue | 神無月台風 |
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夕方猛威を振るった台風も、足早に抜けて。明日は秋晴れ？ ４月１日とともに１０月１日は、世の中いろいろ変わる節目の日。共同募金が駅頭に立っていたり。 そうそう、営団の制服が衣替えでしたね。夏の間は若草色だった制帽が黒色になっていたのに気付きました。 我がオンライン書店 ｂｋ１ も、本日からサイトリニューアル！ 先着１万件のご注文は配送料が無料です。 今回のリニューアルで、いろいろと変わりました。 これまでお買い上げ金額７０００円以上配送料無料が、１５００円以上で無料になります。これはアマゾンと同水準です。お買い上げ金額が１５００円未満の場合は、（上記のキャンペーン終了後は）配送手数料２５０円がかかります。また、支払方法をコンビニ払い（商品同梱の請求書をもってコンビニで支払う）場合は、３００円加算です。 また、デフォルトでの配送方法はポスト投函式の「メール便」です。これは通常の宅急便より約１日遅れます。出来る限り早く受け取りたいという場合には、＋２５０円で宅急便指定をすることができます。 ただし、メール便はポストに入る大きさが限度なので、冊数によっては宅急便になることがありますが、その場合は加算されるわけではありません。 さらに、デフォルトで「まとめ配送」になります。２４時間以内発送の在庫商品と、２〜３日以内発送の商品を同時に注文したときは、２〜３日の商品とそろってのお届けです。 （２４時間＋２〜３日発送の商品と、おとり寄せの商品は、原則として別々に発送されます。この場合の追加の配送手数料はかかりません。また、これをまとめて受け取りたい場合には「一括配送」が選べます） 文章にするとすげーややこしい。とはいえ、「在庫の商品が最も早く届く」といううちの利点を生かし、また「家にいないと持ち帰られてしまう宅急便では、せっかく早く届いても受け取れない」という声や、「一度に頼んだ本が、ばらばらに何度も届くのは面倒」という声を反映させるのと同時に、「配送料の安いメール便を主流にしたい」「できるだけ配送の数を減らし、宅急便も減らしたい」というサイト側の思惑を満たそうと考えた結果、こうなってしまったわけですな。 では、どう頼むのがよいのか。 ここにも買いてありますが、２４時間以内発送の商品だけで注文し、（メール便で届く可能性が大の冊数の場合は）宅急便指定をするのが、最も早く届くパターンです。（文庫を除けばたいていの本は１５００円を超えますが）商品合計金額が１５００円以上になるようにして、メール便のママ、カード払いを選べば、商品金額以外の手数料はかからないので、これが最も安く届くパターンです。 なんていろいろ書きましたが、本のみちしるべ なんてサイトが結構詳しく書いてあります。ご参考にどうぞ。 蛇足）内部情報ですが、上記の送料無料キャンペーンですが、１００００件を達成するのは今週中と予測されています（笑） |
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| 2002年10月1日 Tue | おくやみ |
| 私が卒業する頃から病気療養中だった、高校の恩師Ｓ先生がなくなられたとの連絡をいただいた。４つ上の学年主任をなされていた数学の女性の先生で、当時は最もStrictな先生だったとの思い出がある。訃報が続くが、こころからお悔やみ申し上げる。 | |
| 2002年10月2日 Wed | バグバグ |
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月曜から、何事もなく動いているようで、でも、失敗したりして。 よかれと思ってなおしたところに、ミスを作りこみ、火曜日は総出でデータを直すハメになったり…。いや、申し訳ない。 今日は、別なところでバグ発生。画面上は注文成立していないのに、こちら側には注文が届いているという事態が発生。（bk1ではありません 念のため）全体の物流の流れを停止させ、ごっそりとログから重複している注文を洗い出して、そいつを削除してから流れを再開させて。そうしているうちに再度重複した注文がやってきて…の繰り返し。やれやれ。 滅多にバグを出さない同僚が、久々に別のバグを出したり。ひょうひょうとしている本人の内実は、そうとうにへこんでおるようで。 他山の石としなければ。とかいって、気構えや精神訓話だけでは防止できるものではないので、それなりの仕組みを作らねば。まずは、充分な睡眠から…！？ |
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| 2002年10月4日 Fri | ブリーダープログラム |
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ｂｋ１、登録しました。 さっそく、ページにバナーを貼って、これまでの日記に個人提携IDを埋め込んで…。ホントにやるの？ |
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| 2002年10月4日 Fri | #119 燻り |
| 黒川博行著 燻り 講談社 1998.9 文庫 | |
| 2002年10月4日 Fri | #120 呼人 |
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最近の野沢尚って…と思っていたが、とてもよい小説でした。とはいえ、どうしても全共闘時代からは抜けきれないのか。 野沢尚著 呼人 講談社 1999.7 文庫 |
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| 2002年10月5日 Sat | 小説→映画 |
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なんだか、今月に入って、読んだ本の映画が続々と公開…。 まずは前々から気になっていた、南木圭士の「阿弥陀堂だより」。寺尾聡と北林谷栄ですか。見なければ。 それから、以前にこの日記でとりあげた恩田陸の「木曜組曲」。なんでも原作者も絶賛の脚本とか。浅丘ルリ子をはじめ、鈴木京香、原田美枝子、富田靖子、西田尚美、加藤登紀子とそうそうたる面々だそうで。見なければ。 あとは、麻生幾の「宣戦布告」でしょうか。これも、見なければ。 あ〜。だ（以下省略） ・阿弥陀堂だより 映画オフィシャル 文藝春秋のページ （自著を語るもよむべし） ・木曜組曲 映画オフィシャル？ ・宣戦布告 映画オフィシャル |
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| 2002年10月5日 Sat | 買う予定、見る予定リスト。忘れないように |
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・JSA 9月27日DVD発売…ってもう出てるやん。 ・友へ／チング 10月17日DVD発売。どうしよっかな〜。ただのヤクザ映画だったしぃ。 ・KT 10月25日からレンタル。11月22日DVD発売。まだ探せば見に行けるかも。 ・春の日は過ぎゆく 11月22日DVD発売。もう出るんだ…。買ったら貸し出します。ホントに。 ・銀杏のベッド 11月22日DVD発売？。 ・燃ゆる月 11月22日DVD発売？。ボ、ボーナスがぁ…。 あと、レンタルで探しているのは「純愛譜」 見つけたら買おうと思ってるうちに見失った「八月のクリスマス」と「美術館の隣の動物園」 12月公開 「ラスト・クリスマス」：春の日は過ぎゆくのイ・ヨンエと、イルマーレのイ・ジョンエ １月公開 「猟奇的な彼女」：イルマーレのチョン・ジョヒョン |
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| 2002年10月5日 Sat | #121 娘と話す宗教ってなに？ |
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ずっと昔にこういう本を読めばよかった。 ロジェ＝ポル・ドロワ著 娘と話す宗教ってなに？ 現代企画室 2002.8 |
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| 2002年10月6日 Sun | #122 「数」の日本史 |
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鎖国時代にあって、独自の発展を遂げた和算が、当時の西洋の数学と比肩していたことはよく知られているが、本書はその和算の時代にとどまらず、古代の数の数え方・ものさし（縄文尺）から現代の理数離れまでを敷衍した壮大な日本の数学歴史である。 とはいえ、全体的にかみくだかれてかかれており、言葉遣いも平易で非常によみやすい。 日本人は、数の計算、とくに暗算を得意としてきたが、その理由のひとつとして、古い時代に数の数え方が10進法を用いた形式に定まり、短い音で発音できることが挙げられている。また、大きな数の数え方にしても、塵劫記などによって４桁区切りが確定されたことにもある。 また、九九の暗唱もそうだが、そろばんを用いた割り算の暗唱（「二一天作の五」など）が寺子屋時代から庶民に伝わり、民衆の計算能力の向上に役立ったことも挙げられている。 現在、（円周率が３に代表されるように）ゆとり教育や理系離れが叫ばれているが、日本の底力の一つである「計算力」の低下に歯止めをかけんと、筆者は声高に叫ぶ。そうした「数」に対する感覚を社会全体的に養うために、現代社会に必要な感覚として「対数感覚」を挙げ、対数目盛りのグラフ（「十倍表」と命名されている）を用いる提案がなされている。 物事なんでも、対数で把握すればわかりやすいものが多い。対数とは簡単にいえば「桁数」のことで、１を目盛りの０にとれば、10倍の10が１、その10倍の100が２に対応する目盛りのことである（かみくだきすぎか？）。 地震のマグニチュードも対数であるし、音の大きさ（デシベル）も対数だ。人間の時間間隔も対数で把握すれば、よくわかる。そのうちに、自分の人生（と地球の歴史とを）対数目盛りにのせてみようと思う。 伊達宗行著 「数」の日本史 われわれは数とどう付き合ってきたか 日本経済新聞社 2002.6 |
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| 2002年10月7日 Mon | 竜巻 たとえば いつのまに |
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今朝の横須賀の竜巻。朝のニュースでは確かに竜巻と言っていた気がするのだが、昼の新聞誌(web)上では突風となっていた。竜巻として観測されなかったのかはさておき、その影響で12分遅れの横須賀線。座れない朝はもううんざりという感じなのだが致し方ない。品川手前でダンゴになってしまったので、さらに遅れ24分の遅れ。仕方なく品川で横須賀線を捨てたはいいが、降りる直前まで迷ったせいで、車中に傘を忘れる。東京まで追いかけてみたものの、無情にもすぐに折り返されてしまった。やれやれ。 ＊ ＊ ＊ たとえば、混雑した駅のコンコースとか、あるいは、最寄の駅を降りたときとか。むこうから、やや白髪混じりで、お気に入りの紺色の上着を着て、眼鏡をかけたちょっと高い背の人が歩いてくるのを見たとき、父親ではないかと思ってしまうことがある。そんなところにいるはずはないのに、もはや歩くことすら出来ないはずなのに。最近はなくなったが、しばらく父親が元気に歩く夢をよく見た。 現在の父はどんなかといえば、自分のことは自分でやろうなんて気はさらさらなく、なにをするのでも看護婦を呼ぶ始末。以前は自分で（両足に）靴が履けたのだが、今では左足を持ち上げることもままならないほど。発病前、失職してからの数年は、なにをしたいでもなく、ただその日その日を送っていただけ（と、家族は思っている）だったが、それは今も一緒。このままではよくないと思い、なにか「生きる意欲」を持たせなければ、と思うのだが、自分の人生もママならないというのに、どうして他人の人生の目標まで考えてあげないとならないのか。 ＊ ＊ ＊ 今月になるまで気がつかなかったのだが、車を買うときに少しだけ残したローンが先月で完済していた。これで名実ともに私の車と相成り候。とはいえ実車は、先日の台風で汚れ放題。今週は乗れるのか？ |
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| 2002年10月8日 Tue | #123 「国鉄マン」がつくった日韓航路 |
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博多発釜山行きの高速船「ビートル」をご存知だろうか？ 私が初めて九州を訪れたのは９１年３月。そのとき志賀島から博多港へ船で渡ったのだが、できたばかりの博多の客船ターミナルに着船したのを覚えている。その旅行のとき、分割民営化されたばかりのＪＲ九州が運営する高速船を知った。ジェットフォイルという耳慣れない高速の船が博多−釜山２時間25分で結んでしまうというのにおどろいたものである。 この本は、その「ビートル」のいわば「プロジェクトＸ」本。船のことなど何もしらない新会社の新事業部が、いかにしてこの「ビートル」を成功に導いたかがつづられている。当初のビートルは、９０年５月に博多−平戸−オランダ村（後にハウステンボス）の航路で就航し、翌９１年３月にビートル二世号が博多−釜山に就航した。私がはじめて博多に訪れたときは、まさに就航したその月だったということになる。内航路線では問題にならなかったことでも、外国航路となれば、税関・出入国管理・検疫を行わなければならないなど、さまざまな面倒が待ち構えている。しかも、新造船でまだ運行実績の少ないジェットフォイルという高速船は、初期故障も多く多難の「船出」であったことが書かれている。特に、少数精鋭といえば聞こえはいいが、70人という少ない人数ですべての仕事をまかなうには、船が博多に到着したさいには、事務所総出で船着場へ出てすべての仕事をまかなうことになり、部長みずから綱を持つなどのエピソードがおもしろい。 しかし、採算はなかなか取れず、内航か外航かのいずれかを切り捨てなければならない選択を迫られる。釜山線の方が収益は悪かったが、ハウステンボス線の乗客はこれ以上増える見込みはない。博多−釜山間の需要は、いずれ航空機に太刀打ちしてゆけばシェアを奪える可能性がある。こうした見込みから、９４年３月にハウステンボス線が廃止され、ビートルは博多−釜山のみの運行となった。その後、現在では、日本航空の博多−釜山便が撤退するほどのシェアを奪い、３隻体勢で日に４往復されている。 ルポルタージュとしてはもう少し「読ませる」筆力がほしいところだが、内容がすばらしいので、ぐいぐい引き込まれた。しばらく前から本書の存在を知っていたのだが、文庫であるため図書館では借りにくく、また書店店頭のどこにも見つからなかったので、bk1の送料無料キャンペーン中に注文。当社在庫ではなかったものの３日で発送された。こうした場でｂｋ１を宣伝しておきつつも、赤字とわかっている送料無料に注文するとは、我ながら…。 冒頭に書いた以外に、あと２度ほど九州を訪れている。乗ったことがあったようななかったような、まぢかで見たことがあったようななかったような、そのくらいビートルの印象は大きかったように思っていたので、高校２年生の研修旅行の行程表と時刻表を見つけて見てみたら…、な、なんと、そのとき乗ったハウステンボス→平戸の船がこの「ビートル」だった！ すっかり忘れていたよ。日付を見れば９２年１０月２日。あのビートルに乗ったきっかり10年後にその本を読むことになろうとは、なんたる奇遇！ 当時の写真やら、日記やらが（きっと）あるはずなので（ちょっと探したが出てこない。ワープロコンバートが必要か？）、出てきたら、ここに書き足したい。 そうか。３泊４日の九州旅行で、１泊釜山泊というのもアリか…。 渋田哲也著 「国鉄マン」がつくった日韓航路 俺たちのプロジェクト「ビートル」物語 (日経ビジネス人文庫) 2002.7 JR九州 ビートルのHP |
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| 2002年10月9日 Wed | #124 迅雷 |
| 黒川 博行著 迅雷 双葉社 1995.5 双葉文庫 1998.5 | |
| 2002年10月10日 Thu | １０月１０日 |
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なんだか、１０月１０日にシゴトをしているのはとても奇妙だ。今年の体育の日は14日。１月１５日もそうだったんだけど、長年固定されていた休日の日付が変わってしまうのはへんな感じだ。 祝日がいつから変わってしまったのか、忘れてしまうので、ここでまとめておこうと思う。 ついでに、その祝日が始まった年も書いてみよう。 なお、現行の国民の祝日に関する法律が施行されたのは昭和２３年７月２０日。以来７回にわたり改正され現在にいたる。 ● １月 １日 元日 （１９４９年(S24)〜） ● １月１５日 成人の日 （１９４９年(S24)〜 ２０００年(H12)より１月第３月曜日） ● ２月１１日 建国記念の日 （１９６７年(S42)〜） ●春分日 春分の日 （１９４９年(S24)〜 日付は前年２月１日に告示） ● ４月２９日 みどりの日 （１９４９年(S24)〜１９８８年(S63)までは天皇誕生日） ● ５月 ３日 憲法記念日 （１９４９年(S24)〜） ● ５月 ４日 休日 ● ５月 ５日 こどもの日 （１９４９年(S24)〜） ● ７月２０日 海の日 （１９９６年(H8)〜 ２０００年(H12)より７月第３月曜日） ● ９月１５日 敬老の日 （１９６６年(S41)〜 ２００３年(H15)より９月第３月曜日） ● ９月２２日 休日 （２００９年にはそうなる 敬老の日と秋分の日にはさまれるから） ●秋分日 秋分の日 （１９４８年(S23)〜 日付は前年２月１日に告示） ●１０月１０日 体育の日 （１９６６年(S41)〜 ２０００年(H12)より９月第３月曜日） ●１１月 ３日 文化の日 （１９４８年(S23)〜） ●１１月２３日 勤労感謝の日 （１９４８年(S23)〜） ●１２月２３日 天皇誕生日 （１９８９年(H1)〜） 上記は、こよみのページおよび、《網際情報館》、行政歴史研究会のページ を参考にした。 つうか、９月２２日が、はさまれ休日になることがありうるなんて、今気付いたよ。 ２００９年（２０１５年も）の敬老の日は９月２１日月曜日、秋分の日の理論値は９月２３日水曜日。この年は ９月２０日日曜日〜２３日水曜日まで４連休!! 行政機関や銀行などは、１９日土曜から２３日水曜まで５日休みとなってしまうので、これは市民生活に多大な影響がでること必至。 そんなばかな。きっと直前にまた法律が改正されてしまうと予想。未来の予想としてかけておこう。 ・２００９年までにこの４連休を防止する法律改正がある ところで上記のページを眺めていておどろいたことが一つ。別項へ。 |
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| 2002年10月10日 Thu | #125 読書力 |
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読書の効用について、あの「声に出して読みたい日本語」で有名な著者の書いた本。 書くべきことはいろいろあると思うが、 斎藤 孝著 読書力(岩波新書) 2002.9 |
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| 2002年10月11日 Fri | 生誕１００００日 |
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前述のこよみのページを眺めていたら、日付計算するページがあったので、何気なく生年月日を入れてみておどろいた。 １９７５年５月２６日 から ２００２年１０月１１日 までが１００００日 つまり、今日１０月１１日は 私の生誕１００００日記念日 なのである。 人は誰でも２７歳と４ヶ月余りで１００００日を迎えるが、それを意識する人はどのくらいいるのだろうか…。 と、またもやWebをぐるぐるしてみたら、日齢を数えるページがたくさんありますね。すべてに誕生日をいれてヨロこんでみたり。「万日元服」としてお祝いしましょうなんてページがあったり。いやあ、本当に気付いてよかった。 今日まで１００００日間、育ててくれた両親に、お世話になった皆々様に、こころから感謝します。 ところで、私の生誕９０００日(2000年１月15日)はなにをしてだろうか？ ああ、修論の最中か。 ８０００日(97年４月20日)は大学４年生になったばかり。 ７０００日(94年７月25日)は大学１年生でちょうど橋の模型を作っていたころ。 ６０００日(91年10月29日)は高校１年生で、最も華やかだった文化祭の直前。 ５０００日(89年２月１日)は中学１年の終わり。平成になりたて。あっ、もう私の中では平成が昭和を超えたのか……（生誕4975日までが昭和 平成の4975日目は今年８月22日）。感慨。 ちなみに、生誕２００００日は54歳９ヶ月。2035年８月18日が私の生誕20000日。 （10日深夜記す） |
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| 2002年10月12日 Sat | 生誕２００００日 |
| 調べてみたら、母親が今日２００００日だった。さらにびっくり。 | |
| 2002年10月13日 Sun | （連休中日） |
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夕方、老健。 昨日と今日の新聞の１面だけを持っていく。コラムをワープロで打つのはまだ続いているようだ。 水曜日に母親が行く際に、Inpocketの最新号を買って持ってくるように言われる。 最近は、文庫本でも読めるようだ。北原亞以子の新連載、横浜村物語は面白そうだと話しているし。 とはいえ、たいした話もしないのは相変わらず。夕食の時間になるとさっさと食堂へ行ってしまったので、そのまま帰ることにした。 ・２２日は介護保健の再認定 ・南戸塚の老健から、４人部屋があいたとのオファーがあったが、介護認定もあるし、老健のスタッフによる車椅子選定や改装のサゼスチョンもまだなので、１回見送る。 |
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| 2002年10月14日 Mon | #126 ミスをしない人間はいない |
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そうそう。失敗は反省して気を引き締めるだけではなくならない。世の中には、失敗学というか、エラー防止の「工学」（心理学？）があるわけで。 とっかかりになろうかと読んでみる。 やろうと考えていることは正しいのに、とっさの行動で間違ってしまうのを「アクション・スリップ」。錯覚や勘違いなどからおかす失敗は「ミステイク」に分けられることを知る。 自分がこれまでに犯した失敗を、スリップとミステイクの２つに分けて考えることからはじめよう。 ん〜。知らずにやってしまうミスが多いから「スリップ」が多いのか。とはいえ、知らずに「こうだ！」と思っておかす失敗もあるし、けっこうグレーゾーンかも。 もう少し他の本も読んでみないと。 芳賀 繁著 ミスをしない人間はいない ヒューマン・エラーの研究 飛鳥新社 2001.12 |
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| 2002年10月15日 Tue | #127 物語治療論 |
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世の中にこういう本があることは、ヒミツにしておこう……。 いうまでもなく、物語消費論(89年刊) （定本物語消費論(文庫)）から続く評論である。 ９１年刊であるから、80年代の総括として読まないとならない。 んー。90年代のまとめは誰がやったんだろう？ 「まとめ」られない時代というのがコタエ？ 大塚英志著 物語治療論 少女はなぜ「カツ丼」を抱いて走るのか 講談社 １９９１．４ |
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| 2002年10月15日 Tue | 日野啓三氏逝く |
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１４日逝去。享年７３歳。 落葉 神の小さな庭で（未読）が遺作となった（たぶん）。 ・４月９日の日記参照 著作一覧（著者典拠・入手可能分） 関連著作一覧 |
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| 2002年10月15日 Tue | 落雷 |
 多分、近くに落ちたと思う。よくわかんないけど。ドーンって音がしたし。ちょっと調べたら、どうやら 0時12分頃 に近くに落雷があったもよう。 ３分ごとに観測されている結果が取得できたので、15日22時から16日２時までの77画像をアニメーション(140kb)にしてみた。最初が22時、以下3分ごと。 |
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| 2002年10月17日 Thu | #128 疫病神 |
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ふうん。こういう稼業も「建設コンサルタント」と言うのか…。 黒川博行著 疫病神 新潮社 1997.3 新潮文庫 |
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| 2002年10月17日 Thu | #129 ソウルマイデイズ |
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すべて読んだわけではないが、既読というか、未読というか。 ま、病室送りということで。 黒田 福美〔著〕 ソウルマイデイズ 講談社文庫 2002.10 |
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| 2002年10月17日 Thu | #130 Ｉｎ・ｐｏｃｋｅｔ２００２年１０月号 |
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リンクはまだ。あれ、見本本はまだか？ そういや、昨日ハリポタの見本が来て、今日データアップ。自動的にカゴが付くなどのトラブル発生。本も入荷しているが、木曜まで出せないキマリなので、棚入れをどうするかこうするか…。しかも、こいつときたら、分売不可のセットときやがって（わかっていたことなのに）、セットコードがどーたらこーたら。 Ｉｎ・ｐｏｃｋｅｔ 月刊〈文庫情報誌〉 ２００２年１０月号 講談社 |
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| 2002年10月18日 Fri | #131 残り火のいのち |
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（未稿） 藤原瑠美著 残り火のいのち 在宅介護１１年の記録 (集英社新書 ０１５９) 2002.9 |
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| 2002年10月18日 Fri | なんでしょう？ |
 こういうカタチのは、日本で初めて（あるいは世界初？）だそうです。建設途中。今週のアタマころに輪がつながりました。金曜日見たら、左から延びる「線」が、針の穴の糸のように輪をくぐりました。さて、どこのなにでしょうか。（撮影は17日） 18日夜は、K氏・Ｅ氏・Ｒ氏と、久々に４人そろっていつもの飲み屋へ。案の定（？）総武緩行線は遅れるわ、横浜線は遅れるわ。 |
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| 2002年10月19日 Sat | 雨の土曜日 |
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久しぶりに、妹が仕事が終わってから行くというので、夜の野暮用をキャンセルして出かける。車を出したとたんに雨が降りだす。 一足先にいた母と、入口で会う。売店でビスケットを買いたいと言うので、ついていく。私は先週言われたが、買い物をしたいので小銭をくれとせがまれる。今日は妹が父に買ってあげる。 母は、父のリハビリに執心。私と妹は見ていただけだが、平行棒を数往復させる。先週言われた「団地になった男」という本が手に入ったかと聞かれる。本のことは忘れずに思い出すようだ。 「団地になった男」は、先月の朝日文庫。先週の帰りに上大岡で探したが、見つからなかったことを伝える。 その代わりに、先日の「ソウルマイデイズ」を渡すと「おお」といって喜ぶ。ついでに、いろいろな思惑を隠して、「残り火のいのち 在宅介護１１年の記録」の新書も置いておくことにした。読むかどうかはさてはて。 面会時間の20時になったので、老健を後にする。３人で夕食を食べて帰る。妹を鎌倉へ送って、いつものＺ氏宅へ。鎌倉から菅田までどうやって行くのが早いか…。ドライブも兼ねて逗葉新道と横横を飛ばしてみる。40分程度で着いたが、途中雨が激しくなり、一瞬ハイドロであせった。 やはり、前輪の減りが相当きている。後ろはそうでもないので、ローテーションすればしばらくのりきれるかも。 （21日記） |
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| 2002年10月20日 Sun | 天国の本屋 |
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１作目だけが有名なようですが、出版社別々で３部作。冬には４匹目のどじょうがでるらしい。まるでハリポタのようだ。 すべて未読。ｂｋ１では今日現在すべて在庫。（在庫状況は変動しますので、クリックしてみてください） たわむれに、横浜市立図書館での予約状況を調べてみた。（20日夕方） １作目 １４３件予約／１４冊所蔵(10.2倍) ２作目 １９件予約／ １冊所蔵(19.0倍) ３作目 ２８件予約／ ９冊所蔵( 3.1倍) ん〜。この状況をどうみるか。つうか、１作目なんて書店に平積みなので、買って読むべきとおもうのですが。 これに乗じて、１館１冊以上の複本購入などされませんように（祈） 天国の本屋 かまくら春秋社 \1,000 2000.12 うつしいろのゆめ 天国の本屋 ２ 木楽舎 \1,000 2002.3 恋火(天国の本屋シリーズ) 小学館 \1,200 2002.10 いずれも 松久 淳・田中 渉著 |
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| 2002年10月20日 Sun | bk1で本を頼む しまった！ |
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日曜日の朝、「団地になった男」を含めて、買い物カゴに入っていた「24時間在庫」の本をまとめて注文してみた。 このページでもなんどか書いているように、午前11時が出荷の締切時刻(*注)なので、それまでに注文すれば即発送される。 発送はデフォルトではメール便（ポスト投函）となってしまうが、以下の場合は宅急便となり、首都圏（１都７県）ならその日のうちに届くということもご存知のとおり。 ・冊数が多かったり、１冊が大きかったりして、一つの梱包がメール便梱包のサイズを上回った場合。 ・「宅急便で送る」をチェックした場合（この場合、配送料は＋２５０円） ・代金引換を選択した場合（この場合は、配送料は＋３５０円） 今回はなんと５冊も一度に注文するので、合計金額は当然１５００円を超え、配送料は無料。また、５冊もあれば、メール便の梱包にはならずに、宅急便になり、そうすれば日曜日の夕方には届く…と踏んだのだが。 なんと、２冊と３冊の２つの梱包に分かれてしまって、両方ともメール便の梱包になってしまったのだ！ これは「出荷完了のお知らせ」のメールに（宅急便の伝票番号とともに）書かれてくる。 それは、どうしたことか…。 実は、当社の在庫倉庫は２箇所にあり、午前11時直前の出荷では、それぞれ別々に梱包され配送されてしまうのである！ ５冊のうち２冊は倉庫Ａにあり、３冊は倉庫Ｂにあったというわけだ。会社にいれば当然、どちらの倉庫にあるのかはすぐにわかるのだが、BK1上ではまったくわからずどちらも「24時間以内出荷」の表示。 bk1でご注文される方は、このあたりも考慮していただければありがたい。 （なお、倉庫Ａと倉庫Ｂのどちらに在庫されているかは、本の種類によってだいたい決まってくるのだが、詳細は…） 結局、届いたのは月曜日であった…。 後記：いろいろ聞いたところによると、倉庫Ａと倉庫Ｂから別々に出荷されるのは午前10時過ぎ〜11時までらしい。午前10時頃までは、倉庫Ａにあっても倉庫Ｂへ運んで梱包するようなので、同じ24時間出荷は一つの梱包になるはず。 注）なおこの出荷時刻については、bk1サイトではふれられていないように、公式な情報ではありません。 |
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| 2002年10月21日 Mon | #132 おいしい水 |
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「女性自身」の連載だったようで。 30歳の主人公弥生、幼稚園に通う美樹。夫の浮気の予感におびえながら、また、おなじ幼稚園に通う子のいるマンションに住む、数人の専業主婦らとの日々。社会から切り離されたと切に感じる弥生は、なにかしなくてはと、タウン誌のライターのパートをはじめてみる。 読みながら、どうしても知り合いの主婦のこととダブって仕方がない。こうした専業主婦はおおぜいいることだろう。かつては、一つ上の世代、自分とは違う世代のはなしと意に介さなかったような気がするが、よくよく考えてみれば、その世代はすぐ上だということに気付く。 主婦が母親が外に働きに出ることに対する理解のない夫、家事などできず子供の世話とて風呂に入れるとか「おいしいところ」だけの夫。 自分はそうならないように、なんて不遜なことを思ってしまうが、仕事する男が家庭にいる女の気持ちや立場に立てずに、日常をすぎてしまうのもまた事実。 この小説の中では、なんとも情けない夫という感じだが、きっとこの夫にも「それなりの」苦悩はあるはずだが。 時を忘れさせるようなエンタテイメントも小説。しかし最近、こうした恐ろしい（？）日常社会を描写する小説も数多い。 ん〜。こういうことを書くつもりではなく、もっと別のことを書くつもりだったのだが。 盛田 隆二著 おいしい水 光文社 2002.7 |
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| 2002年10月23日 Wed | 介護保健再認定 |
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22日に再認定。保健婦が老健に来たようだ。介護度が変わるようなことはなさそうな感じとのこと。 本人に意欲がないからいたしかたないのだが、在宅となるにはもう少しリハビリが必要と思われる。なので、リハセンターとかも考えてみるが、すでにリタイヤメントした年齢なので、よくてもリハセンター併設老健というところだろうか、という話が出たそうだ。とはいえ、脳血管疾患患者に対してもっともあったリハビリをするこの病院に併設されている老健でも、申し訳程度のリハビリなのだがら、推して知るべし。 南戸塚の老健は交通の便が悪いから見舞い客が来ないだろう、とは父の弁。かといって、家に帰るためには…という発想がないので、この発言も思いつきの域を出ていないことがわかる。 いずれにせよ、３ヶ月ごとに老健を廻るのであれば、他もあたっておく必要があろうということで、23日の午前中に、小雀などに資料請求の電話を私がかけた。とはいえ、どちらも４ヶ月以上の待ち。 |
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| 2002年10月24日 Thu | #133 嫉妬の香り |
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最近はなんやかやと言われるが、辻仁成はよい作家だと思う。内省的というか、自己分析的な語り口調が私にはすんなりと入ってくるので、すらすらと読むことが出来た。 短めの本ではあるし、構成も単純と言えば単純。（ドラマ化されたんだっけ？知らないけど） 恋愛小説なんておしなべてそういうものだが、複雑な関係などではなく、単純なものごとの中にある「感情」をどう表現するか、というところに意義があるわけだから。 辻 仁成著 嫉妬の香り 小学館 2000.6 |
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| 2002年10月25日 Fri | #134 新現実 Ｖｏｌ．０１ |
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なんでこんなの買っちゃったんだろーなー。ネットの衝動買いって中身が見えないだけにタチが悪い…。 先週、大塚英志を読んだときにｂｋ１で見つけちゃったのが悪かったな。 いやまあ、空疎なわけではなかったし、なんとかして現在をとらまえようとしているのはわかるんだけど、今の自分の興味関心からずれているんだな。つうか、ここに出てくるモノのほとんどを見ていないから、ちょっとよくわからない点が多い。 自分は浪費が多いと思っていたけれど、こうした（オタク系の？）モノやアニメやゲームのセカイからは、遠く離れたところにいることに気付く。そんだけ。 新現実 Ｖｏｌ．０１ 角川書店 |
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| 2002年10月26日 Sat | #135 とても大切な愛 |
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イ・ヨンエは李英愛ですな。アイドルや女優の本なんて、一切手にしたことがないのに、サイト上でみつけてつい買ってしまった。ネットの衝動買いって恐ろしい。イ ヨンエ著 とても大切な愛 二見書房 2002.6 2006年８月 復刻版↓ |
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| 2002年10月27日 Sun | 日曜日 |
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・午前中教会 今日は出席者が少なく、男性は私と牧師先生だけであった。せっかくなのでいろいろとお話をする。祈りの中にその時が与えられますように。 ・図書館経由で帰宅後、老健へ。 私が着いた時には横になっていたが、起き上がる。夕食までの間、パソコンに向かいっぱなし。話もろくにせずに。 結局、なんのために行ったのかという思いにさせられる。ま、父子なんてそんなものだけども、しかし。 ・「残り火のいのち」の本のところで書こうと思っていたことだが、介護される側の状態は、発症した病気や障害によってある程度類型化されるものの、結局は一人ひとりそれぞればらばらなんだということに気付かされる。また、家族が直面している課題も、その人(家族)によって様々ばらばらだし、大事だ！と思っていることもまるで違うのだ。あの本の著者のように、フルタイムで働いていてなおかつ他に介護する人がいないという状態でも、絶対に病院には入れないで在宅介護したいと思う人もあれば、老健や施設で預かって欲しいと願いながらもそれが叶わないという人もいる。そうかと思えば、近くに入院できる病院がなくて車で３時間もかかるところに入院させて、毎週末に車で通うという家族もおられる。 ・介護の課題というのは、これまでに経験したことのない種類の問題であり、しかもそれが同時多発的に起こるものだ。短期的な視点と長期的な視点を同時に併せ持つ必要があるし、状況は日々変化するので、ちょっと前の状況で判断してしまうといけないこともある。まあ、介護に関わらず、どんな種類の悩みもそうといえばそうだが。 |
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| 2002年10月28日 Mon | #136 シナブロ |
| アン ヨンヒ著 シナブロ 若い韓国を知る本 知らぬ間に少しずつ 小学館 2002.6 | |
| 2002年10月28日 Mon | #137 鉄道再生論 |
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ｂｋ１購入本。今回の川島本は、上岡直見のようだが、論点はもちろん鉄道に絞られている。 経営が成り立つためには…という観点。やっぱりフリークエントなサービスは15分毎でないとならないか。 川島 令三著 鉄道再生論 新たな可能性を拓く発想 中央書院 2002.8 |
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| 2002年10月28日 Mon | #138 仕事のなかの曖昧な不安 |
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いや、１日に３冊よんだわけではなしに。週末つまみ読みしていたら、たまたま読了しただけのこと。 労働経済学というのは大事な学問だ。タイトルからはわかりにくいが、雇用統計から現在の特に若年の雇用状況を分析した本。こうした本は、現状分析にとどまりがちだが、著者はきちんと若年のための処方箋を提示しているところが評価できる。もちろん、その処方箋が有益かどうかは別として。 中高年の大学卒の失業率は、世間一般に思われているよりかは増加していないことがデータから明らかになった。結局は日経新聞の読者層の不安だけが喧伝されているということか。 また、フリーターの増加や若年の転職率増加は、必ずしも労働意識の変化だけでは説明がつかないことが明らかにされている。終身雇用は崩れたというのは掛け声だけにすぎず、現象だけをとらまえれば、中高年のリストラが進まずにその分の若年の労働需要を奪っているということだ。 若年層の労働時間の増加についてもふれられているが、私の周りにも（給料の割には）長時間労働を強いられている人が多いような気がする。また、中途退職や転職も、労働意識の低下などではなく、劣悪な労働環境によって、心身ともにぼろぼろにされて辞めたり職を変えたりせざるを得ない人が多いような気がする。 ここのところをもう少し、データによって明らかにされればよいなと思った。 この本の最後に、１７歳へのメッセージとして、高校生へ語る言葉で締めくくられている。どんな社会分析もそうだが、分析結果もさることながら「では、私たちはどうするべきか」という指針があたえられて初めて意味を持ってくる。 玄田 有史著 仕事のなかの曖昧な不安 揺れる若年の現在 中央公論新社 2001.12 |
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| 2002年10月30日 Wed | いろいろと… |
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眠れぬ夜の戯れに、i-mode用の湘南新宿ライン時刻表などを作っていたら、いろいろなことがわかっておもしろい。 ・これまでにわかっていたこと。 少なくとも５種類の車両が走っていること。  横須賀線(E217系)。 高崎線・宇都宮線の新型車両(E231系)。 東海道線のようで、東海道線ではなく、高崎線or宇都宮線の車両(211系) その証拠にグリーン車がない。 これも東海道線のようだけども、高崎線or宇都宮線の車両(115系) （東海道線の同色車両は113系という)。 快速アクティーの２階建て車両(215系)。ただし、湘南新宿ライン運転開始からはそれ専門になり、快速アクティーには使われない（＝すなわち、昼間に東京駅で見られることはなくなった。）車両によって、行先が決まっていること。 E217系は(もちろん)東海道線へは行かないし、新宿以北へは行かない。また、 215系も、新宿以北へは行かない。・で、最近気付いたこと＆わかったこと Ｅ２３１系は小山電車区所属で増備がすすめられており、１１５系を駆逐した。それゆえ、７月中旬からこの車両はみられなくなった。１回か２回だけ乗ったことがあったが、それは貴重な経験だったということだ。 ２１１系は新前橋電車区所属。Ｅ２３１系は（逗子寄）基本編成１０両＋増結５両（新宿寄）。４ドア。１０両の逗子寄２両がクロスシート。増結５両の新宿寄２両がクロスシート。その他はロングシート。１５両での運転は朝２本と夕１本だけ。あとは１０両。 ２１１系は５両＋５両＝10両 or ５両＋５両＋５両＝15両のどちらか。５両単位でクロスシートかロングシートかが分かれるが、運用は決まっていないので、どちらがどこになるかはその時次第。３ドア。２１５系は、言わずとしれた１０両２階建。両端の各１両は２階しかないのも、ご存知のとおり。２ドア。湘南〜ラインに使われるときのＥ２１７系は１１両だけ。新宿寄３両がクロスシートなのも知ってのとおり。４ドア。・それはさておき、ついでに、湘南新宿ライナーについても調べてみた。新宿発小田原行きの湘南新宿ライナーは、４本あるが、それぞれすべて、車両が異なるのだ。 21号 新宿18:50発は  Ｅ２５７系９両。今年登場の新型車両。あずさ や かいじ で中央線の特急だ。以前は、 １８３系だったのだが、これはもう見られず、12月改正で中央線特急から消える。この運用もおもしろく、前日は高尾発の中央ライナーと東京発湘南ライナー１号だけに使われ、小田原泊。当日の朝に茅ヶ崎始発の湘南新宿ライナーで新宿に来た後、夜のこの列車になるだけの運用。小田原にもう１泊して、翌日は、小田原発品川行の湘南ライナー４号となる。23号 新宿19:30発は ２１５系。５００円払ってこの車両というのは、幻滅。25号 新宿20:30発は  １８５系７両。これは踊り子号の車両で、田町電車区所属。とはいえ、踊り子だけでなく、宇都宮線の特急やライナー、高崎線のライナーなどに出張っている。27号 新宿21:30発は  Ｅ３５１系１１両。スーパーあずさの車両。松本or白馬からの帰りに、小田原行きとなり、翌日のライナーで新宿へ戻ってくる。一昔まえは、運用を調べるのも、なかなか大変な作業だったのだが、最近はインターネットのおかげで、誰かがかならずどこかに情報を挙げていてくださるので、非常に便利だ。いや、わかったところでどうということはないのだが。 車両の運用がわかって便利なことは、１）両数やドア数がわかれば、ホームに並ぶ場所が決まる。２）前の列車の折り返しかどうかがわかれば、入線時刻がわかるので、並ぶ時間の目安になる。といったところか。 なお、１２月１日の改正で、朝２往復と夕方に１１往復も増発される！！。 この時刻については、ＪＲのサイト参照のこと。久しぶりに時刻表の発売(11月15日)が楽しみだ。 |
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| 2002年10月31日 Thu | #139 涙 |
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涙。涙。涙。 東京オリンピックの時代背景。普請中の日本の描写が細かい。裕次郎の出てくる日活の映画が思い浮かぶ。私は昭和50年の生まれだが、あの時代の残り香ようなものは感じていたような気がする。それは、今では決して感じない時代の臭い。こうした1960年代の描写を読めば、その臭いのようなものが伝わってくる。 ストーリーは、結婚直前に失踪した警察官の婚約者を探す女性の物語。探して探して探しつづけて、その中で時代は変わる。 逃げて逃げて逃げて…というのは、帚木蓬生の逃亡（文庫上 文庫下）だったが、それに匹敵する逃避行。 乃南アサの短編は、軽めの物が多いが、長編は重厚だ。結構、軽重を使い分けるのだとおもう。 p.s.誤記御指摘のＭ嬢に感謝。 乃南 アサ著 涙 幻冬舎 2000.12 |
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| 2002年10月31日 Thu | フラッグシップモデル |
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12月１日登場の、八戸行き新幹線「はやて」。東京〜八戸最速２時間５６分の文字が、駅頭で目立つ。 よく思うのだが、この「最速」というのは曲者だ。 公開されている「はやて」の時刻表を参照すれば、この最速で走るのは上下各１本だけ。八戸行きは最終の１本。東京行きは始発の１本だけがそうだ。１６往復の運行が予定されているが、もっとも遅くて３時間２３分(上りは２８分)のがある。上下それぞれ平均してみれば、下りは３時間５分程度、上りは３時間10分程度である。 結局、始発と最終の最速列車は、いうなれば「フラッグシップモデル」というわけだ。 湘南新宿ラインの「フラッグシップモデル」の存在については、またいずれ。 |
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