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| * 2005年4月2日 Sat | 桜はまだか |
 横浜でようやく開花宣言。満開にはほどとおい。根岸森林公園の枝垂桜。 開花宣言をした横浜地方気象台。標本木は写っている桜ではなく、元町公園の桜。昭和２年に建てられたこの建物。どことなく、母校の入り口と雰囲気が似ている。老朽化が激しいが歴史的建造物でもあり、07年度までに安藤忠雄建築研究所により、外観を残し増築されることが決まっている。 |
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| * 2005年4月3日 Sun | #032 日本語を書くトレーニング |
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なかなかよい本だ。同窓会を呼びかけるメール。ホテルへの道案内。レストランのメニュー・広告。。人に何か伝えるために書く文章（や、おしなべて文章はそういうものだ）のよくない事例を読まされてみて、分かりにくい点を挙げていけば、おのずとどう書いたほうがよいかということが見えてくる。 日本語学を学ぶ大学生の講義テキストとして作られた本だが、こうした悪文を書かないようにというトレーニングを大学の講義で必要になるというのも情けない話だ。が、確かにどこかで学んでおきたいトレーニングではある。たとえば中学生から高校生の授業（これこそ国語だ！）で行うのが最もよいのではないか。 これを大学で講義するというのであれば、日本語学専攻にかぎらず、文系理系問わずすべての学科で必修にするべきでもあろうか。 |
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| * 2005年4月3日 Sun | #033 天使の出現 |
| 野口悠紀雄先生の近著。だいたいの本は買っているのだが、もうそろそろ買わなくてもいいかなという感じ。 | |
| * 2005年4月4日 Mon | 横須賀線武蔵小杉駅の！？ |
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本日付ＪＲ東日本発表。横須賀線に武蔵小杉駅を設置し、乗り換え通路で南武線の駅と結ぶというもの。2009年度中の開業を目指す。 時間短縮効果はもちろんだが、運賃制度に大変革が起こることに言及しておきたい。 特に定期券。いつか書いたように、鶴見〜品川間は新川崎経由でも川崎経由で計算し、なおかつ経路は問われない（69条）。この扱いがどうなるか。 それから、新川崎方面と川崎方面相互間を折り返して乗る場合に、鶴見〜横浜間を計算に含めないルール（折り返し乗車特例）がどうなるか。 運賃計算のルール改定がものすごく大変だろうし、苦労しても、これまでより運賃が安くなることはあっても高く取れることはないはずだから、私は、ＪＲがここに乗換駅を設置することはなかろうと思っていた。 確かに、昨今、新駅設置への動きは耳にしていたが、現状の新川崎〜鹿島田のように別駅として設置するのではと想像していたので、今日の発表には驚いた。 結局のところ、制度改正（とそれにともなう減収）という負を引き受けても、周辺開発と利便性の向上による乗客増をなんとしても得たいというところか。 武蔵小杉駅周辺再開発、グランド地区に17年度着工（建設業界ニュース神奈川版） ＪＲ東日本：横須賀線に武蔵小杉新駅設置で川崎市と合意（毎日新聞） 横須賀線武蔵小杉新駅設置に関する基本覚書の締結（ＪＲ東日本プレスリリース：PDF） |
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| * 2005年4月5日 Tue | ３分咲き |
 教育の森公園。あっというまに咲いたなあと見えるが、枝をよくみればまだ３割ぐらいしか咲いていないとわかる。あっというまに咲き、あっというまに散る。来年もまた見られるからと足早に過ぎてしまえば、もう見られないかもしれないのに。今年は遅咲きなのにもかかわらず、まだ桜を見る気持ちが整っていないような気分なので、実際に咲き始めてしまうのを見ると、なんだかやりきれない気持ちになる。 |
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| * 2005年4月5日 Tue | #034 河岸忘日抄 |
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★★★★☆ 読み終わるまでに十数回を要したか。読み難いというのではなく、すっと読み進んでしまってはもったいないような感じ。かがんぼうじつしょう |
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| * 2005年4月5日 Tue | 【ｂｋ１】リニューアルは１０日から |
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４月９日（土）正午からメンテナンスのため停止。10日（日）午前からリニューアルスタート。 リニューアル日のお知らせ（ｂｋ１） |
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| * 2005年4月5日 Tue | 気づかぬうちに割引 |
| ＥＴＣ装置が「リョウキンハ、ロッピャクエン、デス」というところを「ゴヒャクナナジュウエン」と言ったのでとてもびっくりした。さっぱり気づかなかったが、１日から首都高が５％引きになっていた。ＥＴＣ首都高速５％ＯＦＦキャンペーン | |
| * 2005年4月6日 Wed | ６階の窓から |
 窓の外には、桜並木。なんだか知らないが、しょっちゅう引越のある会社なので、昨年は反対側の窓に面したところに座っていたし、来年はこの窓の前にはいないことも決まっている。 |
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| * 2005年4月8日 Fri | 満開＠教育の森 |
 あっというまに満開
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| * 2005年4月9日 Sat | 夕暮れの桜＠近所 |
 病院の裏手から
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| * 2005年4月9日 Sat | #035 半夏生 |
| はんげしょう | |
| * 2005年4月10日 Sun | ｂｋ１リニューアル |
| この日記の「最新」のページに表示してある、「デイリーランキング」が、本の種類を問わないランキングになった。ｂｋ１でよく売れている本は、特定の分野であるということだ。（かなりぼかした表現になっています） | |
| * 2005年4月10日 Sun | 桜三昧＠横浜市内 |
 野毛山の裏手から、母校を見遣る。すでに散り始め。  大岡川
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| * 2005年4月11日 Mon | #036 青空のルーレット |
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★☆☆☆☆ 手にとってしまったことを激しく後悔。 |
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| * 2005年4月12日 Tue | #037 ミッドナイトイーグル |
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★★★☆☆ ノンストップ。ちょっと大きすぎ。 |
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| * 2005年4月13日 Wed | #038 みどりの月 |
| そうくるか。 | |
| * 2005年4月15日 Fri | #039 逃避行 |
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★★★☆☆ ネタバレになるので詳しくは書かないが、「大きなすれ違い」がさらっと書かれていてとまどう。そちらこそ大きなテーマになってしまうほどかと。連載だからかな。それにしても、最近「生きるちから」というものについて、しんそこ考えさせられる場面が多い。なんてな。のほほんとしている身としては、なにも言えたものではないのだが。 |
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| * 2005年4月15日 Fri | 葉桜忌 |
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桜散り、あっというまに葉桜に。葉桜、葉桜……そういえば。 ４月１１日。あれから１年。 用意してあったかのように「葉桜忌」と呼ばれるようになっているとのこと。鷺沢 萠（一覧） |
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| * 2005年4月17日 Sun | #040 趣都の誕生 |
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あれ。この本はこんな棚にあるのか。ささっていたので手に取った。 自らがアキバ系オタクだなんて、これっぽっちも思っちゃいないが、昨今のオタク事情というかアキバの現状については、どちらかといえば知っているつもりだった。。。が、すまん。知らないことばかり。 電気街からオタク街への変貌の契機は、（条件的には変貌の条件が潜在化していたのだが）海洋堂の出店だったこと。それも、エヴァ景気によるものだということだ。 本書は建築家による書。７０年の万博以降、建築物そのものの象徴性が崩壊した。とか。わが国の航空機のデザイン（ex マリンジャンボ→ディスニー→ポケモン）など、外堀の話題は建築家ならではのもの。 それにしても、建築家は、文化や社会と関わるハナシができていいなあ。分類 361.7 |
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| * 2005年4月17日 Sun | #041 最終退行 |
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★★★☆☆ この人、このあたりがよいと思う。 |
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| * 2005年4月17日 Sun | #042 火の粉 |
| 読みすぎは体に毒。 | |
| * 2005年4月18日 Mon | 春雷 |
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帰りの電車が大船に着こうとしたところ、つと窓の外を見るとホームがずぶぬれになっている。 雨だ。しかもどしゃ降り。傘なんて持っていない。今日は雨が降るって聞いていたっけか…。 根岸線のホームへ乗り換えると、さらに雨足がつよくなるばかり。この雨はずっと降り続くのか、それとも俄雨なのか。 本郷台の改札を出て、外へ飛び出してみたところ、やや、これは濡れてしまうなあという感じ。小走りにアーケードに駆け込んだら、さらに雨足がつよくなる。そうか。こちらでは今降り始めたということか。あと１０分早く帰ってくればと悔やまれる。 水を吸っていた路面が、だんだん雨に濡れていくのが見て取れる。そのうちに王冠状の跳ねを上げるようになり、雷も鳴り出した。しばらくここで様子を見よう。こんなに急に降りだしたのなら、つと止んでしまうかもしれぬ。ずぶぬれで家にたどり着いたとたん、止んでしまうのはよくある話だ。どちらにせよこのひどい降り方の中歩くのは得策ではない。 i-modeから雨雲レーダを見たら、北西から南東にかけてスジのような雨域が、ちょうどこの周辺にあたっている。止むのか、止まぬのか。 傘を持つ人が多くアーケードを通り去っていき、取り残されたような気分になる。が、スーツ姿の男性が一人、タバコをふかしながら、同じように雨を見ている。雨宿りも私だけではないと知り、しばしたたずむ。 空が光る。１、２、３。７つ数えて雷鳴がとどろく。路面の街灯に照らされた部分だけで、雨の強さを見る。まだ跳ねを上げている。 次の電車が着いたのか、また人並みが通り過ぎていく。ハンカチをかぶって走り去る人もいる。もう10分は待った。まだ待ってみよう。 携帯で話しながら歩いていた女の子が、アーケードの出口で立ち止まった。「雨が降っててさ〜帰れないよ〜」という声が聞こえる。 また空が光る。１、２、３。こんどはゴロゴロという音が聞こえるまで９つ数えた。遠ざかっている。これは止む。 しかし、止んだとて、歩いているうちにまた、どしゃ降りになるやもしれぬ。家までは15分はかかる。その間、木陰はあれど、雨を除けられる軒先はない。木陰とてここまで降っていれば、一時しのぎも望めない。 路面を見入る。雨粒の落ちる先に王冠はみえない。確実に小さくなっている。そして、頻度が少なくなっている。よし。と、こころを決めて、外へ飛び出した。 しかし、頭にあたる雨粒は、思いのほか多い。や、また強くなってきたか。と思った矢先、 「ちょっと待って」と後ろから声をかけられた。 振り返ると同時に「この傘使ってください」と、おばさんが私に傘を差し出している。横には、さっき携帯で話していた女の子が傘を差している。彼女を迎えに来たお母さんが私に声をかけたのだ。 「え？」突然のことでたじろいでいる私に、さらに「余分に持ってきたので、この傘を使ってください」と傘を私に手渡した。 「ありがとうございます」と私はその傘をうけとった。差し出した傘は、確かに、水色で、子供用とおもえるほどの小さな傘だった。その傘を差すと、「いらない傘ですので、おもちください」と言われた。「どうもすみません」。傘にあたる雨音は思いのほか大きく聞こえる。 「この傘、ほんとうに、いただいてしまっていいんですか。」信号を待つ間に、私は言った。「ええ、どうぞ」 信号が青に変わり、渡り際、私はもう一度「ありがとうございます。」と、去り行く母娘へお礼を言って別れた。 見ず知らずの人に親切にされ、なおかつ、それがほんとうにありがたいと思えることが、この世の中にあったのだということを、私はなにか、長い間忘れてしまったことを思い出すかのように感じていた。 ５分ほど歩いたところで、雨は止んでしまったのだが、私は家に帰り着くまでその傘を差し続けたのだった。 ありがとう。 |
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| * 2005年4月20日 Wed | #043 栄光一途 |
| * 2005年4月21日 Thu | 裏道 |
 裏道に咲く山吹
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| * 2005年4月24日 Sun | 教会総会 |
 今年度も役割を引き受ける。
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| * 2005年4月26日 Tue | #044 考えあう技術 |
| * 2005年4月27日 Wed | #045 俯いていたつもりはない |
| * 2005年4月28日 Thu | #046 プログラマの数学 |
| * 2005年4月28日 Thu | #047 善悪ってなに？働くってどんなこと？ |
| * 2005年4月30日 Sat | #048 生まれる森 |
