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| 2004年5月1日 Sat | #048 泳ぐのに、安全でも適切でもありません |
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It's not safe or suitable for swim. あとがきに、「文法的には nor のような気がするが、実際にこうした掲示を見たのでそれをそのまま記した」とある。 短編集。 泳ぐのに、安全でも適切でもありません 江国 香織著 ホーム社 2002.3 |
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| 2004年5月2日 Sun | 連休雑感 |
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この連休は、世の中の混雑がぜんぜん読めない。 土曜日の鎌倉街道はがらがら。夕方の上大岡とか、ぜんぜん空いていて拍子抜け。いつもの土曜とは大違い。 ＊ ＊ ＊ ランドマークプラザに（たぶん）初めて車を入れた。各階に事前精算機があり、そこで精算しておけば、出口では駐車券を挿すだけ、と思っていたのだが、なんと、出口で駐車券を指さずに「すでに精算済みです」と言われて勝手にバーが開いた。びっくり。 いろいろ考えたり調べたりした結果、１）入場時＝駐車券発券時に、車のナンバーを読み取り、駐車券に記録する。２）事前精算されたらその券に記録されているナンバーが、出口機に送られる。３）出口では、車のナンバーを読み取り、事前精算されていた車だったらバーを開ける という仕組みになっていることと了解。すごいなあ。 ＊ ＊ ＊ 首都高の料金所をＥＴＣで抜けようと思ったら、赤い棒が振られていたのが見えたのでやむなく停車。したら、なんと、飲酒検問だった！ ひええ！ |
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| 2004年5月3日 Mon | ＠ｎｉｆｔｙ ９周年 |
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＞ ５月３日はアット・ニフティにご入会されてから、 ＞ ちょうど９周年目にあたります。 というメールが届いた。９５年５月３日入会。当時は…大学２年生、だなあ。 |
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| 2004年5月4日 Tue | #--- 一瞬の光 |
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思いがけないところに、思いがけない規模の書店を発見。おやまあ。 すでに読んだのだが、文庫になっていて、なんとなく手許に置いておこうと思い。購入〜再読。 一瞬の光 白石 一文著 (角川文庫) 2003.8 |
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| 2004年5月5日 Wed | コンセール・ルミエール |
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昨年はみなとみらいホールだったが、今年は開港記念会館での定期演奏会。 お手伝いをさせていただいたので、早めに会場到着。残念ながら座って演奏を聴くことはできなかったが。 そのかわり、普段なかなか行かない会館の写真をたくさん撮ってきた。 なお、この「開港記念会館」は、みなとみらい線日本大通(県庁前)駅を出てすぐのところにある。これとは別に「開港資料館」はもっと海側にある別の建物。あちらにはさまざまな資料が展示してあるが、こちらの「会館」は公会堂として、ホールや集会室があるのみ。ということで観光ではなかなか訪れないが、中に入るのは自由である。   左）外観 右）塔 横浜には、キングの塔・クイーンの塔・ジャックの塔と呼ばれる３つの塔がある。これはジャックの塔。   左）エントランスファサード 右）開演前のホール内。ハープが運び込まれている。この中はこうした機会がないと入れない。天井の意匠など。  ジャックの塔から、キングの塔（神奈川県庁）を望む。横断歩道の先、小さい三角屋根が日本大通駅の入り口。いまや駅の目の前、となったわけだ。 なお、クイーンの塔と呼ばれる横浜税関は少し離れている。   左）建物内部には、このほかにもいくつかステンドグラスがある。 右）近代化？ということで、中庭に増築する形でエレベータが設置されている。  建物前歩道に設置された銘板。「…赤煉瓦と花崗岩をとりまぜた辰野式フリークラシックのスタイル。…」とある。「辰野式」というのは、あの（東京駅の）辰野金吾のこと？ |
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| 2004年5月6日 Thu | ３点セット |
 夜間スクーリングで履修する「資料組織演習」とは、いうなれば本から目録をつくるルールを実習するもの。図書館にある（いまはないかも）カードを書く書き方の練習である。それに必要なのは、この３点セット。これが指定テキストとして、購入するようにという指示だったが、会社にあったのをお借りしてきた。 右から、「日本十進分類 新訂９版」（ＮＤＣ：Nippon Decimal Classification）。交通・運輸は「686」とか、数学の微分学は「413」とか、その数字（十進分類記号）が書かれているもの。Ｂ５サイズ。6117円。 真ん中が、「日本目録規則 1987年版改定二版」（ＮＣＲ：Nippon Cataloging Rules）。目録（カード）をどうつくるかという規則が書かれている。Ａ４サイズ。3675円 左の箱なし２冊が「基本件名標目表 第４版」（ＢＳＨ：Basic Subject Headings）。同じ概念を示すのに、たくさんの言葉があるが、異なる語をキーワード(標目)として用いてしまうと、その語で検索することができない。そのため、基本的な標目（キーワード）の語を定めたもの。「雑草」ではなく「野草」という語を用いよなどということが決められている。Ａ４サイズ。7035円。 これ３つをすべて用いるので、毎回これをもっていかなければ…。 ３つで５Ｋｇ。 |
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| 2004年5月10日 Mon | 夜間スクーリング第１日 |
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覚え書き 大船６時２８分発千葉行は、５分前あたりから並べば座れる可能性がある。始発ではないがいくつか空席でやってくる。 直後の６時３５分発湘南新宿ラインは、10両編成ということもあり、１５分頃から列が飽和する。 初日はオリエンテーションがあるということで、半休１５時半に早退。新宿から小田急線に乗るなど何年ぶりだろうか。いつの間にか景色が変わっているし。 駅前が大学の門ではあるが、校舎までは延々１５分ほど歩く。ちょうど、講義の終わった大勢の大学生らとすれ違う。大学を卒業してから、もう何年も経つのだと思い知らされる。 雨は止んだが、拭いても拭いても汗が出てくる蒸し暑さ。 ●オリエンテーション（１７：３０〜） 通信教育部長のお話。短い期間だけれども学習効果が薄いということはない。短期に集中するということ。あと、ただ単位や資格を取るという形式的な部分ではなく、内容が重要であるということ。自ら学ぶ発見など。それから、２ヶ月に渡るので体調管理だけでなく、心理的な健康管理にも注進とのこと。大学が一体となって、通大生の学習をバックアップしてくださっているという雰囲気が充分に伝わってくる。 オリエンテーションに参加しているのは、案外年輩者が多いかと思いきや、20代前半が多いようだ。司書課程だけでなく、教職課程や、４年間での卒業を目指す学生もいるのだろう。 ●１時限目 資料組織演習ＩＩ（１８：２０〜１９：４０） 分類と件名を中心に学ぶことになる。とりあえず最初はＮＤＣだけあればよく、ＢＳＨは後で必要になるとのこと。重たい荷物がひとつでも減るのは助かる。 １クラス４８名。最初に、受講者のレベルを測るアンケート的なテスト。十数個の英略号を ○知っている ×知らない △聞いたことある で応える。ＮＤＣ、ＤＤＣ、ＩＳＢＮ、ＮＡＣＳＩＳ、ＯＰＡＣ、ＩＳＢＤ、と並ぶ中で、ＴＲＣ、ＭＡＲＣという語がでてきて、少し驚く。 その後は、第一回目ということもあって、受講者同士で打ち解けようというインタビューセッション。「初めて図書館学を学ぶ人」「コンピュータが苦手な人」「公共図書館に従事している人」「大学図書館に従事している人」「分類業務の経験がある人」などなどを、聞きまわって探していくというもの。なかなか趣向をこらしてある。 それから、数人でのグループ課題セッションとなり、まず「資料組織とはなにか」「分類とはどのような作業か」「件名標目とはどのようなものか」というのを、初心者なりに意見を出し合った。その解説から、自然と第一回目の講義となり、「資料組織とは」「分類」「目録」とはという話につながる。 最後にＮＤＣにふれておしまい。なかなかにあっというまの８０分であった。 ●２時限目 資料組織演習Ｉ（１９：５０〜２１：１０） ２クラスのうちの１クラス。二十数名。こちらは目録規則についての講義となる。プリントを配られて、まずはイントロダクションから。図書館員たるもの、知識の広い視点を持とうというハナシ。その後、目録規則の初歩から。目録とは、所蔵情報と書誌情報からなる。書誌情報は、８つの書誌的事項からなるとＩＳＢＤで定められていて、それはＮＣＲも同じ。 また、カード型の目録は、標目・記述・標目指示・請求記号からなるなど。実際にカードの見本を回覧されたが、確かに、もはや見られるところもないかもしれないなあ。 講義を聴いてノートを取るなどというのが、ものすごく久しぶりで、なかなかに面白いものと改めて気づく。特に、テキストを読んでいるだけではなかなかまとまらない部分が、講義を聴くことで系統立てて理解できる、ような気になる。 仕事上で必要なキーワードばかりが出てきたということもあるが、それらについて改めて学ぶというのは、ほんとうによい機会であります。 ご配慮くださっている方々皆様に感謝をもって、これから２ヶ月、乗り切って行きたいものです。 しかし飲まず食わずで来ると、さすがに腹が減ってついていけない。明後日は何か食べるものを持って行こう。 帰りに、新宿からと藤沢までの回数券を２組買う。どちらも３３０円なので、６６００円。２４回なので、もう１組必要になるだろう。 ただしんどいのは、帰りの小田急。町田・大野の２回乗り換えで、しかも藤沢まで各停。まあ、新宿発の急行では座れないのかもしれないが。このあたりももう少ししたら、よい方法が見つかるかもしれない。 |
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| 2004年5月12日 Wed | ２日目 |
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隔日というのが、かなり絶妙。毎日だったらとてもとてもであるが、１日おきというのが、なかなか上手く働いている。 今朝は、５分前到着でも６：３５の湘南新宿ラインに座れた。ん〜。１本後に乗るつもりではあったのだが。 ●資料組織演習ＩＩ ・分類：本を主題ごとに分類して、その主題（分野）を記号（＝ＮＤＣ）に置き換える ・件名：本を主題ごとに分類して、その主題（分野）を言葉（＝ＢＳＨ）に置き換える 分類記号のほうが、情報の記録・伝達にエラーが少ない。だが、件名のほうが、たとえば子どもなどが用いるのには向いている。（ｅｘ．英語圏では子供用の件名表があるそうだ）。しかし、手間がかかるという面はある。ただ、わが国には、索引やインデックスを用意するという文化が定着していないのでは、というハナシ。これには、聖書（○章○節とインデックスが振られている）と仏典（見出しもなにもない）との文化の違いでは、と先生が話されていたが、はたしてどうか。私は、日本語の特性（同音異義語・同義語の多さなど）が関係しているのではと思う。 まず、本のどこから主題（分野）を決めるか。そこから「標題紙」ってなに？という話（以下、省略） ＮＤＣが３階層になっていて、１桁分類の話から。そこから、本棚にどういう順番で並べられているか…という話（Ｚ字配列、以下省略）。それから、図書館の使い方みたいな話になった。 教科書の例題から、まずはＮＤＣを開いてみるための実習。ＮＤＣは、相関索引と本表の２分冊。相関索引を引いたら必ず本表を引いてて確かめること。最初の問題は、開高健の「新しい天体」という本。相関索引など見ずに「913.6」と本表で確かめたが、相関索引で「小説」を引くことなど思いもよらなかった。実際、相関索引で「小説」を引くと、「9□3」とある。□には言語区分を当てる。ふむふむ。 実際は、この本は小説ではなくエッセイだった（標題紙しか与えられていないので、ここではどちらともいえない）のだが、エッセイ（914.6に分類）とはいえ、食をめぐるエッセイなら、主題を中心にそちらへ分類する…べきとも。 ＊この本はＴＲＣには見つからない。ＮＤＬを見たら、単行本（1974年 潮出版社刊）は914.6、文庫本（1976年 集英社刊）は913.6が与えられていた。 なんてことをやっているうちに８０分があっというまに終了。ぜんぜんハードでもなく、かつ、たいくつもしない。なかなかよい塩梅であります。 ●資料組織演習Ｉ 前回は、書誌情報＝８つの書誌的事項＝書誌要素 という構成を把握。 ＮＣＲの章立て（規則番号）が、その８つの書誌的事項(群)に拠っていることを知る。 それから、（カードに書く場合の）区切り記号について。ＩＳＢＤ準拠。書誌的事項(群)の区切りは、「．＿−＿」を次の事項の*前に*おくか、改行する。などなど。 いくつかの目録（といっても目録記述と標目指示程度）の例示を見る。ここでは「日本全国書誌」を元にしている。（冊子体の刊行は中止したと聞いていたが、形を変えて今でも刊行されているとのこと） ・翻訳書の日本語タイトル と 原著のタイトル （＝） ・出版地が「東京」でない例 ・シリーズ・サブシリーズの例 ・あるいは、またはを「，」で囲む例 ・標目指示（読み方）のうち、助詞の「は」「を」「へ」は「ワ」「オ」「ヘ」と書く例 ・著が［著]の例（本のどこにも著者と書かれていないが、補ったもの） 最後の例が秀逸で、書名（本タイトル）：アボカド という本なのだが、注記に「アボカド型本」とある。大きさ１１ｃｍ。どんな本なのだろうと思ったら、なんと、先生が実物を見せてくれた！ ホントに大きさ１１ｃｍのアボカド型した本であった！ なんでも先に「全国書誌」を眺めていて、珍しい例を見つけたと思って教材に載せた後に、実物の本を探すのに苦労したとのこと。 ＊ＴＲＣのＭＡＲＣには、残念ながらないようだ。こうした注記をする格好の例と思って、写真を撮らせていただいてきた。    ISBN：4-577-70161-8 ＊翌日会社でちゃんと調べたら、当該書籍はちゃんとＴＲＣのＭＡＲＣにありました。注記は「本体はアボカド型」となっていた。ただし新刊案内非掲載なので、一般外部公開されていません。（ＴＲＣＮＯ：９９７００６３０） ということで、第２日もつつがなく終了。 ＊ ＊ ＊ 池袋−新宿−玉川学園前−藤沢−大船ということは、150+330+330+180＝990円。毎日これだけ交通費にかかるのかと、改めて考え直す。もっと安い方法はないものか。小田急は回数券を買ったので、実質300円×２だが。 思いついて、東京−大船の定期券を買いなおして、東京−藤沢にしたら、案外いけるのでは、と調べてみたが、な、なんと、大船までは電車特定区間だが、１駅出た藤沢までの定期になるとその区間を外れるので通常料金となり、１ヶ月で６０００円以上もとグンと高くなる。だめだこりゃ。 大船ってそういった意味でも便利な場所なのかもしれん。 それにしても、のべ２４日通うのに、乗る小田急が下り線だけというのも、なかなか変なものだ。先日と同じ電車すなわち、１駅乗っては町田で乗り換え、１駅乗っては相模大野で乗り換えて帰宅。 |
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| 2004年5月13日 Thu | #049 教えることの復権 |
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さっと手に取った本が、よい本だったとき、とても嬉しいものだ。というか、オレってこういういい本をさっと見つける能力にかけては、もうすこし自惚れてもよいかも知れぬ。 例によって、本書とはあまりかかわらない感想を。 私は、かねてから、物事を感じたり考えたりするのに「ことば」というか「言語」に依存しすぎているのでは、と思っていた。がしかし、言葉によらないで、なにによって、物事を考えて感じて、そして伝えることができるというのか。 言葉を聞いて、すっとわかる。という経験は少なくない。つまりは、どんなことでも、上手に言葉を選べば、すっと伝えることができうるということでもある。この日記もそうだが、もっと言語能力を磨いて、思うことを思うとおりに表現できるようになりたいものである。 教えることの復権 (ちくま新書 ３９９) 大村 はま著・苅谷 剛彦著・苅谷 夏子著 2003.3 |
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| 2004年5月14日 Fri | 第３日 |
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今朝は、６：５７の湘南新宿ライン。１５両編成。始発なので並んでいないとだめかと思いきや、発車間際でも先頭車両には空席が一つ二つ。あきらめるな＞オレ。 ●資料組織演習ＩＩ ＮＤＣに実際に触れてみる。まだ使い方の詳細な説明はないが、その本の主題をみつけて、そこから本を分類してみることをいくつかやってみる。 実際にやってみればすぐにわかることだが、ひとつの本から、主題というかテーマ（分野）はいくつか思い当たるので、そのうちのどれ・どちらにするかは大変難しい。さらに、１つの分野を決めたところで、では分類（記号）はどれにするかと、これまたいくつか見つけられる。 たとえば、「シュリーマン著・日本人訳 古代への情熱」この本を、どこに分類するか。 思いつく言葉でＮＤＣを付与してみるが、人それぞれさまざまなコタエが出る。 ３６２．０３ 古代社会史 ７０２．０３ 古代美術史 ２０２．５ 考古学 ２０７ 歴史の研究法 ２８９．３ （西洋人の）個人伝記 この本としては、結局のところ、個人の伝記ということで、最後の「２８９．３」が適切と知る。 「本のテーマごとにＮＤＣにしたがって、分類記号を付与する」と、一言でいってしまえばそれまでで、それ以上考えたこともなかったが、実際にＮＤＣを開いて見ると、なかなかに難しく、経験を要する作業だということが実感できる。 少し前に、「分類作業など、職人的な部分はできるだけ廃して、だれでもできる機械的作業にならないものか」と言った人がいたが、これがなかなか難しいということが、自分でやってみればすぐにわかる。 知っているだけではだめで、やってみなければわからないことは多い。なにごともそうですが。 ●資料組織演習Ｉ 今日は、書誌的事項の情報源について。その本の書誌的事項（目録に書くべき情報）を、本のどの部分から取得すべきかというはなし。 本の表紙を開いて、最初にタイトルなどが書かれている紙を「標題紙」というが、それが第一優先。以下、奥付・背・表紙と続く。 奥付があるのは、日本独特の慣習とか。なぜなら、明治時代に「出版条例」という法律（以前のもの）があり、それにより奥付をつけるべしという統制がなされていたから。この統制は江戸時代から続くものとのこと。 最近は、カバー（ジャケット）のある本が一般的になり、書店でもその状態で売られているので、そこからの情報が反映されない現状の仕組みは？という疑問は存在する。 あとは、転記の原則、字体の原則などの話で、今日は終わり。 今日は、ＴＲＣのＭＡＲＣマニュアルも持っていったので、それと比較しながらＮＣＲを見るとなかなかおもしろい。 帰ってから気づいたのだが、学んでいる大学は、東京都町田市玉川学園なのだが、校門から歩いて歩いてたどり着く工学部の校舎は、なんと、神奈川県横浜市青葉区奈良町なのだった！。 てっきり校内敷地の道路と思って、車が来ても平気で横断していたのだが、あの道路は、都県境の一般道路だったのか！ それにしても、おそるべし青葉区奈良町（笑）。 |
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| 2004年5月14日 Fri | #050 写真と地図で読む！帝都東京・地下の謎 |
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前２著の写真集という位置づけ。単行本ではなかなか写真がなかったが、その地点ごとの写真集。 それにしても、よく出せたなあ。 写真と地図で読む！帝都東京・地下の謎 (洋泉社ＭＯＯＫ シリーズＳｔａｒｔＬｉｎｅ ４) 秋庭 俊編著 2004.5 |
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| 2004年5月15日 Sat | グループ・ピアズ 障害者交流会第２回 |
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母親が出かけてしまったので、私だけが一緒に行くことにした。 西金沢地域ケアプラザって、よく見てみたら、関東学院大学キャンパス釜利谷校地の一角にあるのだなあ。 今日は、１３：３０〜１６：３０。 最初は、障害者の活動報告ということで、「あすなろ会」の活動をビデオ（ノートＰＣでの編集ムービー）で紹介。 新横浜にある、ラポール（障害者スポーツ文化センター）で行われた、平成１２年度の機能訓練教室（障害を負った後に、自分にどんなスポーツが可能かを、専門家と一緒に訓練する教室：だとおもう。ちょっとうろおぼえだが）を卒業したメンバーが、そのままでスポーツ活動を続けているというもの。十数名が現在活動中。 それから、横浜市金沢区の福祉サービス課課長さんが、出席されてお話。 このグループを主宰している笠井さんが、障害者の情報カードと支援センターを立ち上げたらどうかと提案されており、それに対して、横浜市の現在の施策である「協働推進基本方針」と合致することを受けて、区のサービス課がこの提案を実現化へ向けて動き出そうというところのお話。 これまで、単に、脳血管系の病気（軽い脳梗塞とか、手術で直る くも膜下出欠とか、をはじめ、思い脳出血、脳機能障害まで）で手術等の治療を受けた後に、退院しても、その後どうしたらよいか分からない場合が多かった。 たとえば、障害者手帳の申請は、発病後６ヶ月だが、３ヶ月で退院できた人はその制度を知らずに過ごす、なんてことが結構あるとか。介護保険にしても、６５歳未満であっても、脳血管疾患の場合には、４５歳から適用される、ということを案外知らない場合が多い。そういった、情報提供の機関が必要ではないか。とのこと。 特に、病院退院時に、病院から病状等を詳しく記録したものを、その機関へ提供できれば、どんなサービスや支援があるかを伝えやすく、退院後の（行政的な）ケアに役立てられる。 特に最近は、介護保険以降、福祉といえば、高齢者福祉に重点が置かれがちで、障害者へのケアが手薄になっているきらいがある。そういった部分も含めて、支援センターみたいなものができないか、という提案。それも、行政だけでなく、障害者の先輩が、ボランティアなりの立場でも参加できないか、とまで話された。 自分の父親もそうだが、発病後１年たてばこんなもの、とか、ある程度共通する部分はある。それを、新たに障害を負った人に伝えることができたら、どんなに助かるか。「そうそう、うちもそうでした。けど、いずれはこうなりますよ」といわれるだけで、どれだけの不安が解消できることか。 ということで、この支援センターの計画が、そろりそろりと動き出したよというご報告。 その後は、例によって、皆さんの自己紹介。前回、同じテーブルに来られていた、発症１年目の方だが、車椅子で来られていたのに今日は杖をついて歩いてこられた。回復のはやさに、リハビリの努力に、目を見張る思い。 最後は、同じく、テーブルないでの交流。ところが、今回は、付き添いの家族は別室で、家族の抱える思いをお話下さいと、ご配慮いただいたので、遠慮なく参加させていただいた。 奥さんが障害を負われたご主人が２人。６０代ぐらいかな。最初は食事が一番大変だったとおっしゃる。逆に、ご主人が障害を負われた奥さんの話では、「主人は、『オレの方がこんなになってよかった』といいますもの」と。妻におんぶにだっこの世代は、その奥さんがいなくなっては大変だろう。 ただし、今回も、同年代の付き添いはおらず。 同じ家族が障害を負ったといえども、妻あるいは夫がそうなった、というのと、そうでないのとは、大きな違いがあるようで、共感できる部分があまりみいだせない。 |
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| 2004年5月17日 Mon | 第４日 |
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結論 大船始発６：３５の湘南新宿ラインに座るためには、根岸線６：２５着の乗り換え客よりも早くホームに並んでいればよい。 補足 １本前の根岸線は６：１３着。 ●資料組織概論II ４日目となると、そろそろ目新しいことも減ってくる。と思いきやまだまだ。 今日は、一般補助表と固有補助表。特定の桁以降を、共通して分類するルール集のようなもの。 宗教に関する固有補助表には、１７０以下の神道、１８０以下の仏教、１９０以下のキリスト教がある。 言語区分の一般補助表。８門の言語の分類をそのまま準用する（８１０＝日本語→１が日本語の言語区分、８４９．８＝スウェーデン語→４９８がスウェーデン語の言語区分）。同様の表が、一般補助表として別掲されているので、それを用いる。 小説＝９□３。この□に言語区分を当てはめる。日本の小説＝９１３。スウェーデン語の小説＝９４９．８３。 メジャーな言語は１ケタ。マイナーな言語は複数桁で、分類の精粗と資料の精粗が一致するようになっている。 （e.g.スウェーデン語の本なんてそんなにないので、小説その他まで細かく分類する必要は薄い） 小説の末尾の３は形式区分。７８は会話法など。会話法を相関索引で引くと、「９□７８」とあり、□に言語区分を埋めると気づきにくいが、そうなっている。 難しいのは、英米の本。言語区分は３。ヘミングウェイの研究書は、はて。 英米文学の個人伝記は、９３０．２７（３が英米語、末尾の７は２０世紀以降）。だが、アメリカ文学だけを別立てする別法もあり、それによれば、９３９．０２７も正解。さらに別法もあり、９３９．３７をあてることもできる。 こうしたところが、実際に使ってみないと、習ってみないとわからないところだ。 目録を作るために学んでいる、というよりかは、図書館がより使いやすくなる〜ために学んでいるような気になってきた。 ●資料組織演習I 今日は、「タイトルと責任表示に関する事項」 タイトル関連情報とは何か。本タイトルの、前（冠称）か後（サブタイトル）につけられているものの総称。 では、それをどう選定するかというルールの話。 次に、「巻次」の話。NCRには詳しく書かれていないが、「部編名」についても少々。 最後に「並列タイトル」の話。 今日はこれにて。 ＊ ＊ ＊ 往路も固定してきた。上手くすれば、茗荷谷始発（16:40）、池袋始発（16:50埼京線）、新宿始発（17:11）と乗り継げる。しかし、小田急のホームは蒸し暑い。隣のホームに止まっているロマンスカー（17:10発）にぐらぐら来る。新百合ヶ丘まで＋４００円。むむう。 |
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| 2004年5月18日 Tue | 小田急時刻表 |
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最近はなんでもWebで調べられて便利だ。小田急の時刻も、まあ、小田急本体のWebサイトからも検索できるし、ふつーに乗り換え案内サイトで、充分だったりはする。 がしかし、１本前は？１本あとは？ どこで追い抜きがあったり、緩急接続があったりするのかを調べるには、一覧性がある時刻表の形式が不可欠だ。 残念ながら、小田急のWebサイトには、そうしたページはなく、また愛用している「えきから時刻表」も小田急は対象外。せめてロマンスカーぐらいは一覧があってもよさそうなものだが。 ということで、仕方なく、発売されている時刻表を求める。が、最近の改正号は２００３年３月のもの。すでに小田急各駅でも売られていない。書泉グランデへ行けば必ずあると分かっていても、行く時間が見つけられない。そうこうしているうちにスクーリングも終わってしまってはつまらないので、Web書店から注文。すぐに届いた。 見て改めて隔世の感。１０年前とは大違いである。昔は、新宿発の急行は、前６両小田原行＋後４両江ノ島行に相模大野で分割する、いうのが一般的だったが、いまや江ノ島線を４両ぽっちではぜんぜん足りないのだろう。そうした運用は見る影もない。 湘南新宿ラインへの対抗馬というかたちでの「湘南急行」が１０両編成で３０分毎。その他はほとんどが８両とみてよいだろう。 夜７時半以降は、湘南急行はなくなり、普通の急行藤沢行きが１０両編成。とはいえ、全部の駅のホームが１０両対応ではないので、江ノ島へは１０両では行かない。藤沢駅も１番線だけが１０両対応。こんな調子では、全列車１０両なんて遠い夢なのだろう。小田急は大変だ。 |
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| 2004年5月19日 Wed | 第５日 |
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風邪が治らない。先週木曜日から咳が止まらない。日中は薬で抑えているのだが、さすがに１週間も服用を続けていても直らないとなると、心配となる。気管支炎で死んでしまう人もいるくらいだし。一度入院経験があると、現状はたいしたことなくても、悪化したその後を想像して心配になってしまう。 今朝も起きてから食事中に至るまで、ずーと咳き込んでいた。 こりゃさすがに乗り切れないと思って、今日は会社を休んだ。 午後まで寝ていたら、咳もおさまったので、ゆっくり学校へ行くことにした。会社は有給休暇があるが、学校の休みは厳しい。１つの科目（１１回の講義）で欠席は２回まで。それ以上休むと単位を落とす。１２回目が試験であり、それも休めない。なお、遅刻（30分以内）は３回で欠席１回の扱い。 すでに、仕事の都合で１度は休まなければならないことが分かっているので、なおさらである。 ＊ ＊ ＊ いつもは、ぎりぎりの時刻に到着するので、教室に入るまでに余裕がない。今日はせっかくだから少し時間に余裕を持って出てみた。大学の敷地は、小田急線の線路をはさむように広がっており、駅の西口を出ると正門だが、講義を受ける工学部の校舎へは、東口を出るほうが近い。ということで、なんとなく裏口しか知らなかったので、今日は西口を降りて正門から回ってみる。 キャンパスは広く、途中は箱根の山奥かと思われるような雑木林。その中に建物が点在している。 ついでに、初めて通信教育部の事務室に行ってみる。多くの事務手続は郵送で済むので、特に用事はないが、レポート受付箱とか試験申込受付箱とかが置いてある。せっかくなので、制定物品であるレポート用紙の追加と、科目試験問題集を前年度とその前の年度の２冊を買い求める。さすがにこれがないと、どんな試験勉強をしたらよいものかさっぱりなので。ぱらぱら見てみたら、多くの科目は論述形式。「〜について述べよ」が２〜３題出るだけ。むむう。 ＊ ＊ ＊ ●資料組織演習II 前回の言語区分に引き続いて、今日は地理区分。本表 ２１１〜の日本の歴史のところに、北は北海道から南は沖縄まで記されている。２１３．７＝神奈川県 のように。２２１以降の各国の歴史のところも同様に、世界の地方が記されている。この区分を準用して、地理区分が作られていて補助表にも同様の記述がある。 これを使うのは、例えば、２９△：地誌のところなど。△のところに地理区分（２１３．７ならアタマの２をとった１３７）を当てはめる。神奈川県の地誌＝２９１．３７。 そのほか、日本国内の分類として用いるのが、日本地方区分。８１８：日本の方言 の後に日本地方区分をつける。このときは２１３．７のアタマの２１をとって３７だけをつける。神奈川県の方言＝８１８．３７。同様に、３１８．２：地方行政史・地方行政事情。これも後ろにつけて、神奈川県の行政＝３１８．２３７。 旅行などの案内記は、２９△の下の形式区分で、２９△０９３を当てる。この△の中に地理区分を当てはめる。 ところで、イギリスのロンドンとなると、イギリス＝２３３、イングランド地方＝２３３．３、その中のロンドンということで２３３．３３が地理区分。 ということで、ロンドンの案内記は、△に３３３３を当てはめるから、２９３．３３３０９３となる。実際にここまで分類するのかどうか。 ＭＡＲＣの入力画面システムに携わっていたときに、ＮＤＣの最も長い事例とかを聞いた気がしたが、すっかり忘れてしまった。なんだっけかな。 ●資料組織演習I 責任表示。だいたい、なんとなく知っていることが多いが、あれ、と思ったことだけ。 著作の種類を表す語「著」「編」など。この語を「役割語」とも言うらしい。著述区分と呼ぶのは弊社だけか。 「著」「編」は略してそうするが、その他はＡｓＩｓ。ただし、公演・演説などは「述」とする。 ＮＣＲでは３人以上は１人だけにしてしまう。ＮＤＬは３人は３人のまま。 あと、並列タイトル（原著名など）にサブタイトル（＝タイトル関連情報）があったらどうするか、というはなし。ＮＣＲには詳しく書かれていないが、ＡＡＣＲ２などによれば、 本タイトル ： 関連情報 ＝ 並列タイトル ： 並列タイトル関連情報 とするのが望ましいとのこと。ふむん。 あとは、区切り記号やスペースの使い方など。ＭＡＲＣにしてしまうときは、ぜんぜん意識しないので、このあたりは未知の世界。どうせ今はデータにしてしまうのだから、不要とは思うが、逆に、データを出力するときに必要になるかな？と。 特に、著者名が補記で、なおかつ著述区分も補記の場合 ＿［宮沢賢治］＿［著］＿ とワンスペース空ける。補記のカッコ［］の前後にはスペースを空ける決まりだが、２つ続いたら１つにする。むむう。ＴＲＣの場合、補記のカッコを〔〕にしてしまうので、つい手書きでもそう書いてしまいそうだ。 |
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| 2004年5月21日 Fri | 第６日 |
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●資料組織演習II 文学共通区分。トルストイの戯曲集は、９８２。８がロシア、２が戯曲。さらに時代区分を付与して、「．６」をつけるかどうか。このあたりは各館での方針によるか。 アメリカの文学論。９３９にするか９３０．２９にするか。英米文学（９３…）の中は、アメリカを独立して扱う別法もあってややこしい。 最後に、形式区分。どんな分類にも形式区分を末尾に付与できる。ハンドブックは０３６。年間は０５９など。 形式区分だけは付与の仕方に注意が必要。音楽（７６０）のハンドブック（０３６）は、７６０．０３６になるかと思いきや、重複する０を除いて、７６０．３６となる。かといって、日本史（２１０）のハンドブック（０３６）は、２１０．０３６と０を重ねる。そのあたりはきちんと解説や付与方法を熟読すること。 かといって、なんでもかんでも形式区分を付与するか…というとそうともいえない。文学の論文集に末尾０４を付与するかどうか。 今日でＮＤＣはひと段落。来週からはＢＳＨに入る。 ところで、もっとも長い分類記号は何桁まで付与されるのか。 地理区分を２つつなげるのが２つある。３１９．△０△で、△と△の２国間の外交史。（例：319.5303931 アメリカ=53とセルビア=3931など）もうひとつは、６７８．２△０△で、△と△の貿易史。 そのほか、長くなりそうな例としては、５１４．０９２△：道路事情（514.0921361：東京都区部の道路事情など）。 ＊ ＊ ＊ ●資料組織演習I ８つの書誌的事項のうち、(1)タイトルと責任表示に関する事項が終わり、(2)版に関する事項。 「第２版」とか「新訂版」はもちろんだが、そのほかに「並装版」「机上版」なども版事項に含める。（ＴＲＣＭＡＲＣでは、本当に版が改まったものと、ただ装丁が変わったものとはタグを別にしている。） ただし、「豪華版」とか「永久保存版」とかは、タイトル関連事項として扱う。 角川文庫などは、刷りが異なるものを「版」として表示しているので要注意。これは改版としては扱わない。日本の出版界のへんな慣習が、目録作成をむずかしくしている。（往々にして、版がちがうかどうかの判断を訂正することが多い） (3)資料の特性に関する事項 は、図書では目録にしない。 (4)出版・頒布などに関する事項。出版地は、市名だけを書く。ただし同名の市は都県名をつけて区別する。 日本にある市（約６５０くらいだったか）は、同名（同じ字を書く）の市がないようになっている。ただし、東京都府中市と広島県府中市だけは同名。これは常識だとおもうのですが、ちがいますでしょうか。 ＊ ＊ ＊ 前期も６回目を数えて、ようやく半分が終了。まだまだ先は長い。 |
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| 2004年5月22日 Sat | 気管支拡張剤 |
| だんだん心配になってきたので、午前中に医者へ行っておく。いちおうレントゲン撮られたが異常なし。気管支拡張剤と除痰剤を処方。市販薬とちがってすぐに効いて、咳が止まる。 | |
| 2004年5月24日 Mon | 第７日 |
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あたりまえと言われればそれまでだが、連日のように講義の復習ノートのような日記が続いていて、興味のない方にはさぞつまらない日記になってしまっていることであろう。 ８０分の講義中、もちろんノートをとっているが、それでも気がついたこととか、考えたことはすぐに過ぎ去って忘れてしまう。後から調べてみたり、整理したりしたいと本気で思うのだが、おそらく、講義が終わってしまえばそんな時間が得られるはずもない。（他の科目のレポートだってあることだし）。 そういった意味では、こうしてその晩に日記に書き付けておくことが、復習や定着の意味でものすごく貴重な機会であることに気づく。 もちろん、初日のものめずらしさから書き始めた訳だが、こうして続いているので、このまま毎回の講義を書き留めておきたい。 興味のない方には申し訳ないが、他に書くような興味関心を払う余裕もあるはずはないので、ご勘弁願いたい。 ＊ ＊ ＊ ●資料組織演習II 今日からＢＳＨ（基本件名標目表）の学習に入る。そのイントロダクションから。 資料組織として、目録（カード）を作る際には、本から書誌を採って記述する。これは（書名・著者名など）実物の本から転記するものである。それだけでは目録になりえず、その本が扱っている主題（テーマ）を何らかの形で記録しておかなければならない。 （例えば、思いつきの例だが、「赤い月」という書名の本があったとして、その本が小説なのか、天文学の本なのかは、書名からは分からない。逆に探すときにも困る。だから、主題を記録しなければならない。） 主題の記録方法は２種類ある。１つが「分類」。先日まで学んだＮＤＣ（日本十進分類）に基づいて、数字の記号を与えていく。これで、その本が何について書かれた本かがはっきりする。 もう１つの方法が「件名」である。何について書かれているかを、カタロガーが判断して「言葉」で記しておく。 数字の分類記号の方がデータ処理的には親和性が高いが、それだけでは不十分であることもある。人間は言語で思考するのであるから、その言葉を書きとめておいて検索するという、いわばヒューリスティックな方法も採用しておこうという考えが背景にある（と先生が言われた）。 ところで、その「件名」とする言葉をどうするか。言語にはすべからく、同じ概念を示す語が複数ある。おなじ概念には同じ「件名」を与えておかなければ、検索するときに困る。同じテーマを扱った本でも、ある本は「天文学」とされ、別な本は「天体学」と件名を与えてしまったら、検索漏れが生じる。そのために、件名となるキーワードを「統制」して、同じ概念の語のうちどの語を採用するかをあらかじめ決めておく必要がある。これが「件名標目表」である。 ＢＳＨ４版は、３版以前と異なり、シソーラス（類語辞典…のようなもの）の体裁をとっている。 （以下詳細を省略。テーマとしては、「上位概念」「下位概念」「ディスクリプション（＝統制されて採用された語）」「非ディスクリプション（採用されない語）」など） こうしたキーワードをあらかじめ指定しておいて検索する方法を、統制語による検索という。これに対して、統制されていない語による検索は、フリーキーワードによる検索、などという（＝googleなどネットの検索がこれにあたる）。 ネットの検索でもよくわかるように、フリーキーワードによる検索では、エラー（無駄な情報）が多く引っかかったり、検索もれが生じたり、求めるものが見つかりにくい傾向がある。 逆に、統制語による検索には、膨大な労力を必要とする、新語をキーワードとして採用しにくい などがある。 ただし、書誌情報として扱うデータは（すでに目録として採用したように）、ある程度定式化されている訳だから、統制語による検索の労は報われやすい。 今日はここまで。 以下、雑感というか、疑問点をいくつか。 ＊実際に、図書館で、件名索引で本を検索した経験があったかな〜？ というよりかは、実際に件名付与して、件名索引を用意してない公共図書館が多い？かな？ ＊ＢＳＨ４版では、各件名を、階層構造で扱っている。そのツリーの一番上に来る語（Top Term）も記されており、Top Termごとにまとめられた一覧表（別冊の 階層構造標目表）が用意されている。それによれば Top Term は２４８個ある。では、ＢＳＨ全体では、何語になるのか？ どこにも書かれていないような気がするが？ ＊Top Termからの階層構造（Treeとでも呼ぶか？）はわかるが、１つの語が、複数のTreeに入っていることがある？ ●資料組織演習I (5)形態。ページ数、挿図、大きさ、付属資料など。 今日は見本でさまざまな大きさの本が提示された。 ページ数。和綴じの本の「丁」。縮刷版など１ページに２つ以上の欄があるものの「欄」。など。 図版はページ数に含めて記述する。 昔は、図版（カラーページなど）や、挿図などが貴重だったので、あえて記述する必要があったが、昨今はそうでもない。 (6)シリーズ。これは（）に入れて記述する。 ＊ここまで、多くの書誌的事項を「カードに書く」形でどう記載するか、という点に着目して説明されたが、やはり、データの現在では、どの項目とどの項目を同じにあつかい、別に扱うか、という視点の方がより重要であると感じる。 ＊ ＊ ＊ 私は日常的にＯｐｅｒａを使っており、またこの日記ＣＧＩの制約から、ＢＲタグを複数使って空行を表現しているのだが（←HTML的によくないことは知りつつも）、ＩＥで見るとこの空行が表現されていないことに、先ほど気づいた。原因はＣＳＳで「letter-spacing」を適用すると、ＩＥでは連続改行を一回分無視するという仕様？によるもの。今しがたＣＳＳに手を入れて、直しました。
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| 2004年5月25日 Tue | 免許更新手続 |
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道路交通法の改正により、免許の更新は誕生日の１ヶ月まえから１ヶ月後の２ヶ月間となっている。 優良運転者なので、免許センターへ行かずとも徒歩５分の警察署で手続が済んでしまうのだが、残念ながら土日不可。誕生日をはさんだこの２ヶ月って…、しっかりとスクーリングの期間と重なっているので、なかなかいけずに、誕生日前日の更新。 免許をとったときは、まだ眼鏡をかけていなかったので、当然免許には制限なし。でも今では、眼鏡なしでは運転できないほどの視力低下…。裸眼で視力検査をしたが、ぜんぜん見えない。これはダメか…と思ったが、なんとかお情けで通してもらった。次回（５年後か）には「眼鏡等」になってしまうのだろうなあ。 免許センターや、即日交付可能な警察署だと、その場で写真を撮影されて新免許をもらえるのだが、地元の警察署にはその設備はない模様。写真を持参して、実際に交付されるのは１ヵ月後。 以前は、現免許の裏に「更新手続中」のハンコをおされて、引換証をもらってから、３０分のビデオを見たのだが、今回は違った。ビデオを見終わらないと返してくれないのだ。まあそうだな。 というわけで、無事更新手続き終了。幸運なことに、これまで無事故無違反で金色なので、これからもそうでありますように。 ん？免許１０年目で更新て…。平成６年３月取得で３回目の誕生日の平成８年５月更新、３年後の平成１１年５月更新、ここから５年になって１６年５月。で、あってるな。次は平成２１年、って…2009年か。 |
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| 2004年5月26日 Wed | 第８日 |
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今日はロマンスカーに乗ってみよう！と思って新宿駅の改札をいったん出たものの、特急券販売機にその時刻の列車が表示されない…。ありゃ、満席か、と思ったが、ホームの案内板には「空席有り」と出ている。むむう、買い方がわからずに、買えない…。昔はホームでも売っていたような気がしたのだが…はて。 ●資料組織演習II 前回の講義中に、園芸の接ぎ木 について書かれた本の件名をＢＳＨで与えようとした際に、「接ぎ木・さし木」という件名があって、先生曰く「この場合は『接ぎ木』ですね」といわれた。「・」でつながっている語は切るということ？？？ 「さし木」は→「接ぎ木・さし木」（をみよ）だったので、さし木の本は「接ぎ木・さし木」と与えるといわれた？？？ 教室から疑問百出したが、「国会の書誌を見たら『接ぎ木』となっていたので」とおっしゃられた。 結論から言うと、日本図書館協会が作成したＢＳＨ（基本件名標目表）とはべつに、国会図書館では「国立国会図書館件名標目表」（ＮＤＬＳＨ）という件名一覧を作成していてそれを使っている。会社でＮＤＬＳＨを見せていただいたところ、そこでは「接木」と「插木」と別々な件名が与えられていた。もちろん国会の書誌にあるのはこの「接木」。ＢＳＨで件名を与えるのならば、「接ぎ木・さし木」が正解となる。 ＊ＮＤＣの妥当性をみるのに、国会図書館の書誌は充分に参考になるが、国会の書誌にはＢＳＨは出ていない。では、ＢＳＨの妥当をみるのに、どこの書誌を見ればよいか？ ＊これ以上は書かないが、このあたりに「司書講習」の限界を見たような気がした。 さて。件名にも、形式による細分として、一般細目がある。また、各分野ごとにも細目があり、例えば、言語細目では「文法」「会話」などがあるのは、分類と一緒だ。 外国のなんたらを引くには、「日本」のところに詳しくあるのでそのとおりにすればよい…と思いきや、例外もあるので、「アメリカ合衆国」のところを引いて、その国名を他の国に当てはめなければならない。 中国の年鑑（書名：新中国年鑑）はどうするか。日本のところを引いたり、年鑑のところを引くと、「年鑑−日本」とすることが分かるが、これにならって×「年鑑−中国」としてはダメ。「アメリカ合衆国−年鑑」のように、○「中国−年鑑」としなければならない。むう。 以下、一般細目を付与する演習。右に先生の言われたコタエを書いておいた。（可能な場合は、いろいろな書誌をあたってみられたい。） （書名：世界の研究所要覧 世界の研究所の名鑑との注あり）→ 調査研究機関−名簿 （書名：神社辞典 全国の神社から２０００の神社の縁起を集めた名鑑との注あり）→ 神社−名簿 （書名：古銭語辞典 注に図版を多く使用とある）→ 古銭−図鑑 （書名：国文学研究文献目録）→ 日本文学−書誌 ＊古銭 図版を多く使っているので、辞典でなく図鑑とか。では名簿と辞典の違いは？ 辞典と便覧の違いは？ ＊私が疑問に思ったのは、日本文学−書誌 では、日本文学のリストになってしまわないか、というところ。「日本文学」という件名自体に「日本文学の研究」を含むのか否か。 次は、言語細目の例。同様に。 （書名：日本語の語源） 日本語−語源 （書名：標準ロシア語会話） ロシア語−会話 （書名：コンサイス和仏辞典） フランス語−辞典 ＊和仏も仏和も「フランス語−辞典」。英語だけは例外で、和英は「英語−辞典（和英）」、英和は「英語−辞典（英和）」とする。数がおおいからだな。英英辞典は「英語−辞典」でよい。 （書名：暮らしの京ことば） 日本語−方言−近畿地方 ＊方言の下に、地方区分をつけるが、この地方区分のつけ方に明確な決まりはない。「日本語−方言−京都府」「日本語−方言−京都市」とやってもよいとのこと。私なんかは「日本語−方言−京都」としてしまいたいところだが、都道府県名・市町村名でなければならないのか？ 「日本語−方言−府中市（東京）」とでもするのか？ 「日本語−方言−中部地方」に三重県は含まれるのか？？？ （書名：英語論文の書き方） 英語−作文 ×「論文作法」は、日本語の論文の書き方を示す。 なかなか疑問のつきないことになってしまった。感覚としては、ＢＳＨってつかえねーかも。という感じか。あと、どこかで言われていたことだが、文系科目の細分化が甚だしく、それにくらべて理系科目がゆるすぎるきらいはある。教科書の演習問題も文系ばっかりだし。 ＊たとえば、「便覧」とかがあるのだから、科学技術系の形式細目に「国際規格」とかが共通であってもいいかもねえ。あと「用語翻訳辞典」なんてのはどうだろう。 ●資料組織演習Ｉ (7)注記 複数あってもひとつの書誌的事項として扱う。つまり、改行するか、．＿−＿でつなぐかどちらか。 上下反復頁付・左右反転頁付 の話。そういう事例が探せないとのこと。つまり、国会の書誌でも、注記が検索対象になっていないから。ふむ。 形の特殊な本とか、付録の例など。子ども向けの、携帯電話（のおもちゃ）がついた本は「けいたいでんわ（１個）」となるなど。実物が回覧されて笑えた。（書名：うたおう！ひこう！けいたいでんわえほん ISBN：4-591-06640-1） ＊ ＊ ＊ ♪５月でまた１つ年をとり 大人になった気分でいたけど… |
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| 2004年5月27日 Thu | #051 エロス身体論 |
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小浜先生がよくお使いになる「エロス」という言葉は、哲学的用語であるから、他ではあまり聞きなれない。その響きに幾分の躊躇を覚えないでもないが、聞きなれない人は「情緒」というほどの意味として捕らえておくべきであろう。 評論する人（いわゆる評論家と呼ぶには申し訳なく）から思想家へ、そして真の意味での哲学者として、小浜先生は最近その著作を世俗的時事評論から、根源的な思想・哲学へと広げられている。 なんども書くが、哲学者が考えに考え抜いた結果を、こうして私たちに分かる言葉で語りかけてくる。私たちはその言葉を得て、明日のチカラとする。そうでなければ、世の中に哲学者などという「職業」が存在する意義などないではないか。 エロス身体論 (平凡社新書 ２２５) 小浜 逸郎著 2004.5 |
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| 2004年5月28日 Fri | 醍醐味 |
  この仕事をしていてありがたいと思うのは、つくったプログラムが実際に使われている現場に立ち会えるということだ。 仕分けされた本が、青いカゴ入って、ベルトコンベアを流れていく。１つの送り先に、カゴ１つのこともあれば、２つ以上のこともある。ベルトコンベアの途中で、送り先とカゴ数・冊数を記した宛名紙を出力して、それをカゴに入れる。 この宛名紙を出力するプログラムを修正したので、そのリリースと確認に立ち会っていたのだ。 プログラムを作っているときは、（へへん。ただカゴ番号でデータベースを検索して、値を出すだけじゃん）と、軽く捉えてしまいがちなのだが、実際に現場に来て見れば、この宛名紙がきちんと出ないと、せっかく本を仕分けたとしても、どこへ送るべきカゴなのか、他に知る手段がないことにあらためて気づかされる。責任重大。 もちろん担当しているプログラムには、ひとつとして無駄なものはあるはずないのだが、ディスプレイに向かっているだけだとついそういった「実感」を忘れてしまいがちだ。 ＊ ＊ ＊ 金曜日なので、弊社専用システム商品の「ベル」という商品群が、カゴに満載されている。これは、あらかじめ年間予約をいただいていた分だけ、新刊書を発送するというもの。今週は「誠の話（角川書店）」「輪違屋糸里 上・下（浅田次郎）」「長崎乱楽坂（吉田修一）」そして「ビューティフル・ネーム（鷺沢萠）」などが、つぎからつぎへと流れていく。 |
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| 2004年5月28日 Fri | 第９日 |
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●資料組織演習II というわけで、朝から１６時３０分すぎまで志木にいたので、１時間目には間に合わず。欠席。 ●資料組織演習I  でも、２時間目には間に合った。今日と次回は、コンピュータ演習室での授業。 教室は工学部の校舎なので、コンピュータ室もさもありなんといった程度。とはいえ、よく考えたら、きちんと整備されたWindowsマシンの演習室というのは初めてだ。私が大学生だった数年前は、まだUNIXだったしなあ。 マシンはDELLのデスクトップ。ＤＶＤ付き。設計などでは必要なのかＭＯドライブもついていた。モニタはすべて液晶。自分と隣の席とのモニタの間に、先生のモニタがある。Windows２０００で、アカウントがきっちり管理されており、演習用マシンにはファイルが保存できない。（代わりに各アカウントには、ネットワークドライブに自分のディスクが割り当てられるとのことだが、通大生には割り当てはない＝つまり、ファイルは保存できない） なんの演習をするかといえば、Ｊ−ＢＩＳＣ（国立国会図書館の書誌を収録したＣＤ−ＲＯＭ）から検索したり、書誌を編集・加工したり。 貸し出されたＣＤ−ＲＯＭは、そのＪ−ＢＩＳＣの教材版といわれるもの。９４年〜９６年のデータしか収録されていないが、基本的な操作が学習できる。ただし、ＭＡＲＣ（Japan/MARC）の仕様が改定前（NCR77準拠）なので、現在といろいろな点が異なる。 例えば、ISBD区切り記号がなく空白区切りだけ・「タイトルと責任表示に…」ではなく「書名著者事項」・並列書名が注記扱い・定価も注記扱い、など。 で、演習としては、図書館に本が来て、その目録を作ろう！ということを想定して、 １）Ｊ−ＢＩＳＣからその本を検索する ２）あったら、自分の図書館に合う形に目録を修正する（ex.ローマ字形を 訓令式でなくヘボン式に直すなど） ３）自館の請求記号を入力する ４）ダウンロードする という手順で行う。 ただし、ダウンロードするにも、ファイルの保存ができないので、この演習では「印刷」しておしまいにする。また、学生全員が同じ本を印刷したら、どれがだれだか分からないので、ローカルタグに入力者として、自分の名前を入れて印刷する。 ＊ ＊ ＊ 実際にＪ−ＢＩＳＣからダウンロードして書誌目録を作成する…なんてことを、今日やっている図書館があるとは到底思えないのだが…。 （弊社では、各館にあわせた請求記号や登録番号をつけて、データを提供しているわけだし…） とはいえ、話で聞くのと、実際に操作してみるのとでは、大きくちがう。ＭＡＲＣのタグとか言われても、このように画面で見てみないことには、イメージも沸かないだろうし。 そういった意味では、まあまあ、意義のある演習であるといえなくもない。 |
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| 2004年5月31日 Mon | 第10日 |
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五月尽。朝刊でみつけた初夏の季語。「お大尽」という語から、５月の人 という意かと勘違いしたが、「尽」は晦日の意。５月も今日でおしまいであります。 ●資料組織演習II NDCの最後は、複数の主題のある本。影響関係では影響を受けるほう、因果関係では結果の方を主題に採る。 ・生態学におけるコンピュータ利用法 → 生態学でとる ・地震と土木構造物 → 地震が土木構造物に与える影響 で 土木構造物 ・噴火と大地震 → 噴火により地震が起こるので 地震 とはいっても、そうは簡単にいかない。 ・「食料・栄養・健康」 むむう。健康法？ ま、食品・栄養で４９８．５かな ・「光と植物：光合成のエネルギーと…」 これは光合成だね。４７１．４ そのほか、主題を持たない本などについて。新聞、雑誌など。 あと、雑学一般などをあつかった 雑著（049）に分類すべきかどうか。 ・「雑学おもしろ読本」 これこそ雑著だと思ったが、０３１．８（日本語の）簡易百科事典なる分類も可能とか。（TRCは048） ・「変だと思いませんか？ ／ 永六輔著」これも雑著でもよいが、永さんのエッセイ（９１４．６）でもよいとか。 ●資料組織演習I 前回に引き続き、コンピュータ教室での演習。 今度は、Ｊ−ＢＩＳＣにない（検索しても出てこない）本の目録を、すべて手入力で入れていく演習。 適当な書誌をでっち上げて、入力して、印刷しておしまい。 （そういえば、入力画面を開発中によく架空の書誌をたくさんつくったことを思い出した。二次開発が迫っているので、またいずれ、そんなことをたくさんする時期が来る。） |
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