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| 2003年11月1日 Sat | 宴の後で |
 天気予報が前日から崩れだして、横浜地方だけ午前中に雨の予報。朝方から予報どおり雨が降ってしまったが、式場お手製（？）のテルテルボウズのおかげか、いやいや新郎新婦の賜物か、式が始まる頃には止んでよかったよかった。先日と同じ式場で、同じチャペルでの結婚式であったのだが、場所も式次第もまったく同じであっても、夫婦となる人によって結構印象が異なるものだなあと思った。夫婦それぞれの人柄（夫婦柄）が出るものだ。 今回は歌う賛美歌も同じだろうと踏んで、３１２番（いつくしみ深き）と４３０番（妹背をちぎる）の賛美歌をコピーして持って行ってみた。やっぱり譜面があればそれなりによく歌えるというもの。出来れば下のパートを歌えたりなどすればよかったのだが、残念ながら音楽的素養はそこまでないのでかなわない。  披露宴も終始和やかな雰囲気で。白のタキシードも格好よかったし、新郎のお色直しもよいものだ。秀逸だったのは、お色直し後、新郎新婦がバラの花を１輪ずつ配って歩き、テーブルごとに写真を撮ったこと。そのバラをどうするのかと思ったら、新郎新婦とじゃんけんして勝った人に集め、最後まで残った人たちに花束として渡るという趣向。とてもほほえましいアトラクションでありました。始終座りっぱなしではなく、部屋の外でのケーキビュッフェなどもあり、変化に富んだ進行は、飽きさせずまた、新郎新婦と写真を撮ったり話をしたりしやすく、とてもよかった。  二次会のパーティーまでに時間があったので、一緒に参列したＺ氏宅へ。タクシーで十数分の距離なのでラクに戻れる。ここで式服からカラーシャツとスーツに着替えた。実は朝はＺ氏宅まで車で行き、着替えなど一切を持ってきていたのだ。結構、一次会と二次会の両方に呼ばれていた方も多かったし、横浜での式でありますから、こうしたことが出来るのもめったにない機会と思い実行してみた。気が付いてくれた方がいたかどうかは、よくわからんが。 事前の準備を万全に済ませていたので、二次会のパーティーは思いのほか盛り上がり、楽しくうれしいひとときとなった、と思う。何事も段取八分というが、ホントにそのとおりで、何度も打合せをした甲斐がありました。ただ私の個人的な感想としては、いくら準備してもどうしても当日にすべきことはあるわけで、それが思いのほか多く感じられ軽くパニック的になってしまったこと。受付の３０分前に会場入りしたのだが、その３０分でやるべきことが多すぎて、旧友や久しぶりに会う友人知人と話すまもなく、あっというまに会が始まってしまったような感じ。こういうところは、経験の差が出るなあ。そんな私の右往左往をよそに、司会の方も音響照明を担当された方も、実によく臨機応変に対応していただいて、おかげですばらしいパーティーになりました。新郎新婦も大変喜んでいただいたようで、なによりなによりでした。ふう。幹事の皆様はほんとうにお疲れ様でした。 そして、新郎のＤ君と新婦のＳさん。ほんとうに、いつまでもお幸せに。 |
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| 2003年11月4日 Tue | #164 二度のお別れ |
| 二度のお別れ (創元推理文庫) 黒川 博行著 2003.9 | |
| 2003年11月5日 Wed | #165 バニシングポイント |
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読めなかった。いや、ミステリとしては読めなかった。むむう。 やっぱり、私はよいミステリ読みではないのだと思う。 短編の連作で、それぞれの編での謎が、おそらく最後の章で一本の筋につながったのだろうけれど、それに気づいたのが中盤以降であり、なおかつ、最後の編でも結果をしっかり理解するにはいたらなかった。 やっぱり、私はよいミステリ読みではないのだと思う。 バニシングポイント 佐藤 正午著 集英社 1997.3 |
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| 2003年11月7日 Fri | #166 透明な一日 |
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やっぱり、私は（以下同） 透明な一日 北川 歩実著 角川書店 1999.7 |
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| 2003年11月8日 Sat | ふむふむ |
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どんな書物をひもとくよりも、人との出会いの方が、なんぼも有益で衝撃的でエネルギーをいただけるものだと思い知る。 やっぱ、ひとりはよくないわ。 |
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| 2003年11月9日 Sun | #167 さみしい男 |
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この本のタイトルは内容を正確に表してはいないと思う。がしかし、タイトルは必ずしも内容を正確に表すべきものではないとも思うので、いたしかたないか。 同調できない部分が多々あったが、いくつかのトピックは興味深く読んだ。が、読んでから日が経ってしまったので、書く気がうせた。 本を読んで思うことのうち、けっこう重たい部分は、なかなか日記に書くことがむつかしい。ということは、以前にも書いたな。 さみしい男 (ちくま新書 ３５６) 諸富 祥彦著 2002.7 |
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| 2003年11月11日 Tue | #168 蝉しぐれ |
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読んでなかったので、読んでみた。うむぅ。 蝉しぐれ (文春文庫) 藤沢 周平著 1991.7 |
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| 2003年11月12日 Wed | あなたのミスが、あなたの会社の決定が、社会全体に及ぼす影響についての一考察 |
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レイの、ネット上で198,000円のパソコンを、誤って19,800円で、しかも1500台も売ってしまった話である。 （詳細は毎日新聞など。このページなら、おそらくすぐには消えないと思う。） この販売サイトでは、受け付けた注文に対して、誤った価格で商品を販売することに決定したようだ。その損害は約２億円と報じられている。 ネット上で商品販売をしている会社にいる者としては、けっして他人事とは思えない事件である。 まあ、単価が十万単位の商品などは扱っていないので、同じようなことが起こりえないとは思うのだが、それでも、クリックしたらその場で売買契約が成立するというシステム自体は（おそらく多くのネットショッピングサイトと同様に）変わりがない。 私が思うに、何が一番稚拙であったかと問えば、（すでにこの事件のサイトは閉じられていて見ることが出来ないのだが）おそらく、サイトシステムそのものであろうと推測している。 見たわけでないので断言しにくいのだが、ＨＴＭＬを手で入力していたりするようなことがあったのではないかと想像する。翻って、自社のシステムを省みれば、価格の情報を手入力するようなところがほとんど思いつかない。多くはデータでやってきて、そのままデータでサイトに反映されるシステムになっている。 価格データをメンテナンスする箇所がないわけではないが、そこは「本当に価格だけを直すところ」であるので、慎重に入力している…と思う。 （では仮に、到着したデータ上の価格に誤りがあった場合に、それを見抜くことが出来るかどうか、とまで問われたら、さすがに自信がないのだが。） もう一点。受注が１５００件もあったというが、上限はなかったのだろうか。ＰＣの注文なんて、たかが知れているし、多く来たらそれだけメーカーへ発注すればよい、という安易な考えだったのだろうか。この点からしても、システムの稚拙さが透けて見える、と私は（多くの独断を含んでいるとは思うが）そう思う。 システムを構築するには、かなりな費用がかかる。それをはしょって、手入力や手作業で済ませることもできないことではない。 しかし、その代償として、２億円の損害とはあまりに多額である。それなら、あと１億いや５０００万円かけて、こうしたミスが入り込まないようなシステムを構築したらよかったのではないか。とまで思ってしまう。 今回の場合は、報じられてもいるように、法的には錯誤無効が認められ（すなわち契約無効とできる）余地はあった。にもかかわらず、この会社は、２億円の損害を出してまでも、注文者に対して誤った価格での販売を行うことを決定した。 十万単位を万単位に誤っても販売する前例ができてしまっては、一円でも、いや数千円の価格誤りでも当然注文が認められるという風潮になりはしないだろうか。 もし仮に、同じようなミスを起こしてしまった場合、法的に錯誤無効が認められるとしても、「あの会社が誤価格で販売したのだから、うちがその値段で売らないわけにはいかない」ということになりはしないだろうか。 全国のショッピングサイトで、かかる事態に震え上がっているのではと想像する。 もう一度書くが、システム構築には費用がかかる。予想される事態すべてに対応するには無限の費用がかかる。であるからして、確率論と費用対効果を見極めて、必要最低限のシステムを構築するしかない。今回の事態と、この会社の対応は、社会通念上の「費用対効果の閾値」を高めてしまったことには間違いない。 すなわち、多くのショッピングサイトが、この事態のせいで（これまでは不要と考えられていた）追加のシステムを開発しなければならず、敷衍すれば、社会全体が「リスク回避費用」をこれまでより多く見込まなければならなくなったと言える。 この景気の悪い時代に、さらに景気に悪影響を及ぼしたとまで言っても言いすぎではないだろう。 この会社は「会社の信用を重視」して、誤価格での販売を決定したと報じられている。２億円の純利益をふっとばしてまで守るべき「信用」が存在するのなら、なぜかように稚拙なシステムであったのか。 いや、おそらく、この場合の「信用」というものは、私の考えるところの「信用」とはまったく異なるものなのだろう。 守った「信用」と、社会全体への悪影響を及ぼして失った「信用」と、比較することなど考えもしなかったのだろうから。 |
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| 2003年11月12日 Wed | #169 カップルズ |
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著者の周りにおこる町の噂は、小説より奇なる事実なのか。 カップルズ 佐藤 正午著 集英社 1999.1 集英社文庫 2002.1 |
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| 2003年11月13日 Thu | #170 ショカツ |
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ありゃ。ドラマの原作！？ とても昨今のドラマになりそうもない地味な話だったのだが。最近はまったくテレビを見ていないので、よく分からんが。 ショカツ 佐竹 一彦著 角川書店 2000.4 角川文庫 2002.1 |
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| 2003年11月14日 Fri | #171 道順は彼女に訊く |
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片岡義男の語り口は、常に落ち着いていて、無駄がない。彼が日本語というもの、言葉というものを慎重に用いる作家であるということは、先日読んだエッセイでも明らかだ。その口調で、怖いほどの美しさが語られるとき、世の男性はしびれてしまうのだろう。 書名と彼のかつての著作から類推するに、さっそうと女性ライダーが登場して、恋に落ちるオハナシかと思っていたが、さにあらず。 久しぶりに、衝撃を受けた小説であった。今年の五指に入るだろう。 道順は彼女に訊く 片岡 義男著 潮出版社 1997.5 |
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| 2003年11月15日 Sat | #172 経験を盗め |
| 経験を盗め 糸井 重里〔ほか〕著 中央公論新社 2002.8 | |
| 2003年11月16日 Sun | ひさびさに |
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愛車LANTISは、７万２千キロを超えた。そろそろ古びてきた感じがするが、まだまだ乗り続けていたいものだ。 右のヘッドランプの玉（バルブっていうんだよね）が切れたので、ただでさえ小さく暗いヘッドランプなので、これでは危ないと早々に交換することにした。 以前に、純正の暗いバルブが嫌で、高照度のバルブに交換したのだがそれが切れたようだ。とりあえず、とっておいた元の玉にもどそうと探したら、なぜか新品の高照度バルブが出てきた！？ 以前、もういちど交換しようとして忘れていたものらしい。 ついでに、ワイパーブレードも交換。最近雨の日が続くが、細かい拭き残りが筋状に残ってしまっていた。ほんの細かな筋なので、ほとんど見えないのだが、夜間に街灯が当たると一瞬だけその筋が視界に入る。この一瞬だけ見えるというのが厄介で、ついそれに焦点をあわせてしまい、視線が遠方から手前また遠方へと移動してしまう。この視線移動（正しく言えば焦点調整）を頻繁に繰り返していると疲れるし、その瞬間に危険を見過ごさないとも限らない。危ない危ないと思っていたので、ようやく換えることができた。前回はアームごと交換したので、今回はゴムだけでよし。 なんか久しぶりに車に手を入れた気がするなあ。 |
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| 2003年11月17日 Mon | #173 ねじとねじ回し |
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ちょっと話題の本。なにがおもしろいのか、さっぱりであった。 ねじとねじ回し この千年で最高の発明をめぐる物語 ヴィトルト・リプチンスキ著 春日井 晶子訳 早川書房 2003.7 |
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| 2003年11月18日 Tue | #174 Ｉｎ・ｐｏｃｋｅｔ ２００３年１１月号 |
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Ｉｎ・ｐｏｃｋｅｔ 月刊〈文庫情報誌〉 ２００３年１１月号 |
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| 2003年11月19日 Wed | #175 「世界」とはいやなものである |
| 「世界」とはいやなものである 極東発、世紀をまたぐ視線 関川 夏央著 日本放送出版協会 2003.7 | |
| 2003年11月20日 Thu | #176 唇のあとに続くすべてのこと |
| 唇のあとに続くすべてのこと 永井 するみ著 光文社 2003.1 | |
| 2003年11月22日 Sat | 秋のおでかけ |
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金曜の夜に、Ｚ氏のお母さま宅に招待された。なんでも「一生に一度飲めるかどうかという珍しいお酒を手に入れた」とのこと。私は「一生に一度飲めるかどうかという美味いお酒」と思い込んでいたのだが、そうではなかった…。 でも、楽しい時間をすごさせてもらった。友人のお母さまも自分の母親と同じくらいの年代なのだが、話をすれば実の母親よりタメになる。  翌朝、Ｒ氏と一緒に辞したが、秋晴れのうららかな日差しに誘われて、天王洲まで歩いてみた。土曜の天王洲は、オフィスも休みで、静かな雰囲気。最初の写真は、シーフォートスクエアの吹き抜けから見えるモノレール。このシーンはいつもながら驚かされる。そこからどうやって帰ろうかと思案して、たとえば りんかい線 で大井町という手ももちろんあるが、久しぶりということもあって、モノレールで羽田空港まで出てみた。 なにも用がないときに行く空港というのは面白い。飛行機など数えるほどしか乗ったことがないので、いろいろなものが珍しく楽しい。三連休の初日ということもあって、多くの旅行客で混雑していたが、その混雑もまた賑わいに感じられる。ガレリアの最上階から展望台へ出てみた。飛行機の音というのが思いのほか大きいことに気づかされる。最近のビックバードでは、結婚式もやっているようで、展望台下のホールでは披露宴が行われていて、花嫁さんが写真を撮っていた。式場からは空港が一望できるようで、遠方の親戚などでもアクセスは便利だし、これもなかなか面白い。空港内のティーラウンジで休憩した後、京急で帰ることにした。ちょうど、羽田発特急新逗子行きがあったので、これなら乗り換え無しで横浜まで行ける。４両編成は蒲田の１番線で逆方向へ転換し、川崎の手前で一時停止。待避線にいるあいだに、後続の８両快特に抜かされる。それが川崎駅のホーム前方で待っていて、それに後から連結する。なかなかアクロバティックな運用だ。話には聞いていたが、知ると乗るとでは大違い。 うららかな秋の一日の小旅行でありました。 |
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| 2003年11月23日 Sun | Windows95 再セットアップ |
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WindowsＸＰではありません。いや、Ｍｅでも９８でもないのです。Windows９５のＯＳＲ２。 私の２台目のパソコン IBM のAptiva T85。９７年２月製というから、もう６年も前か…。MMX Pentium-166MHz。 今もファイルサーバとして現役だが、夏に妹が新しいマシンを買ったので、それまで使っていたのをファイルサーバとして使い、このAptivaを親父へお下がりしようということだ。 ここに製品仕様があったが、パンフレットのＰＤＦなどはもちろんない。 このマシン。メモリは３２ＭＢだが、増設して６４にしてある、ＨＤＤも標準３．２Ｇだが、＋８Ｇを増設してある。ＢＩＯＳもアップグレードしてあって、Ｗｉｎ９８に対応しているのだが、さすがに重いので、このマシンは９５ＯＳＲ２で使うのが最もよく、そのための最大限の手当てがしてあるというところか。 このAptivaには、当時ウリだった、リカバリーディスクが付いているので、それでＯＳは再インストール。まあ余計なソフトがいろいろ付いてくるのだが、その古さにものすごく時代を感じる。 たとえば、NIFTYマネージャとか「Nifty-serve」て書いてあるし。あのころのNiftyマネージャはMS-AccessのDAOが不具合を起こして、何度もCD-ROMを配っていたっけか。そうそう。Niftyついに全国のアクセスポイントを廃して、１つのアクセスナンバーで対応だそうな。時代は変わる。 他にはPeople接続ソフトとか。もうPeopleなんてプロバイダないし。  で、久しぶりに見た、青い背景のセットアップ画面。数え切れないほどみたこの画面に、おもわず懐かしくなって写真を撮っておいた。ところが、後に入れたＬＡＮカードを誤認識する。プラグアンドプレイが正しく動作するようになったのは、最近のことと思い知る。仕方なく、ＬＡＮを抜いて再セットアップ。やれやれだ。で、驚いたのは、ＩＥが４．０。さすがになれない父親に他のブラウザを使わせるのは面倒なので、ＩＥの最新版を調達しようと思ったのだが、すでにＩＥ５．５ＳＰ２は配布終了していたのだ。（ＩＥ６は９５では使えないので、５．５が最新となる） むむう。マシンもＯＳも、そこそこ使う価値はあるというのに、ＩＥのブラウザが一番寿命が短かく、ＩＥのバージョンがこの老マシンにとどめを刺すことになるのか。 幸い、他のドライブに、それまで使っていたＩＥ５．５のセットアップファイルが存在したので、それでもってインストールしたから、ことなきは得たが。今のうちに、ＩＥ５．５のファイルを保存しておくべきかも知れぬ。ＯＳのＣＤ−ＲＯＭなどはちゃんと残っているのだから。 この後、Office９７とか、年賀状ソフトとかを入れてやれば、ようやく親父に引き渡すことが出来そうだ。 |
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| 2003年11月24日 Mon | #177 散語拾語 |
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おそらく既読だったが再読。 小さい頃、父の書棚に「算私語録」という本があって、とても面白かったので繰り返し読んだ覚えがある。本書はその続きという形だが、その独特のリズムと思考の流れはそのままで、共鳴する部分が多い。 安野光雅はいわずと知れた画家だが、算数の絵本などもよく覚えている。私の、数への興味関心は「算私語録」にはぐくまれたのだなあ。 散語拾語 安野 光雅著 朝日新聞社 1996.10 (朝日文庫)1999.10 |
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| 2003年11月25日 Tue | 公的年金等の受給者の扶養親族等申告書 |
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会社で、緑色で印刷された扶養親族申告の用紙が配られると、もう年末かと思い知らされる。 社会保険庁から、ハガキ形式の用紙が届いていた。年金受給者も毎年このハガキで申告して、年末調整を受けなければいけないらしい。昨年の確定申告で「給与所得者」の税金についてはよく分かったつもりになっていたが、「年金等受給者」の所得税はまた仕組みが違うのでややこしい。 年収額からして母親が、配偶者控除か扶養者控除を受けられるのは確実。昨年は受給開始１年目だったので父親も扶養者控除を受けられる所得額だったから、昨年は、両親ともに私の扶養親族にして控除を受けたのだが、今年はまるまる１年分の年金を受給したので父親は控除対象外。 ポイントは、母親を私の扶養控除にするか、父親の配偶者控除にするかのどちらかの選択となる。 この年末調整時の申告によって、それが決まるわけだが、確定申告時にやり直すことも可能だ。ただこの「公的年金等の受給者の扶養親族等申告書」で申告すれば、来年の年金支給額から自動的に控除分が引かれた税額だけが引かれて支給されることになるので、それはそのほうが面倒でないかと思い、母親を扶養者として出した。 このハガキを１２月１日の期限までに出さないと、扶養者ゼロ（もちろん自身の障害者控除もなし）で、他の収入もあるとみなされて、来年以降払う必要のない税額が引かれてしまうので注意が必要だ。 このハガキ。一番下の欄に、数字をいくつか書く欄があるのだが、この数字がメチャメチャで、記入するのにものすごく惑う。 おそらく、コンピュータ処理するための数字なのだが、 「配偶者控除」の欄は、区分の数字（配偶者が７０歳以上かどうか、障害者かどうかで１〜６の数字から選ぶ） 「扶養親族」の欄は、１６歳〜２３歳／７０歳以上／それ以外、と欄が分かれていて、それぞれ人数を書く。 「本人」欄は、障害者か否かの数字を書く。障害者でなければ０で、障害者なら１かと思いきや、特別障害者は２を書かなければならない。 こんなヤヤコシイ数字を毎年書かされる老人というのは、ほんとにかわいそうだ。 ・申告書の見本画像がここに。公的年金等の受給者の扶養親族等申告書を提出期限より遅れて出したらどうなる？ ・社会保険庁の、申告書の書き方のページ。平成16年分 年金受給者のための『扶養親族等申告書の提出』について |
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| 2003年11月26日 Wed | #178 きみは誤解している |
| きみは誤解している 佐藤 正午作 岩波書店 2000.5 (集英社文庫)2003.10 | |
| 2003年11月29日 Sat | 雨の週末 |
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金曜日はいつものＫ氏とｅ氏と飲み。まだ終電までには時間があったが、おしかけるようにしてＫ氏宅へ泊めてもらう。Ｋ氏と話したいことがたくさんあるのはもちろんだが、Ｋ氏のお母さまに会いたくて無理やり泊めていただいた。 年に１度か２度くらい、こうして泊めていただくと気にしかお会いできないのだが、そのつどいろいろな話をさせていただく。 思い起こしてみれば、会社に入るとか、親父のこととか、いろいろな機会があるたびに、客観的な視点を得ていたような気がする。 ＊ ＊ ＊ ついにというか、ようやくというか。ランキングの動的表示が可能になった。担当者によれば、まだテスト版とのことなので、ｂｋ１オフィシャルなページには案内がないが、もう充分に実用的なので、貼り付けてみた。 右のは全ジャンルの週間ランキングだが、このほかにジャンル別やデイリーランキングにもできる。詳しくは「ｂｋ１ランキングを作ろう！」をクリックされたい。 確かに、毎回表示されるのはうざったいが、最新７回分表示のページだけに貼り付けたので、お許しいただきたいと思う。最近売り上げが徐々に伸びているとはいえ、まだまだだそうで、微力ながら貢献できればと思う。 本を買うならｂｋ１で。ぜひ。 |
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| 2003年11月30日 Sun | もう年末にプリンタもインクも買わない |
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遅々として進まないマシンのセットアップだが、完了したらば、もう一台家庭内ＬＡＮに接続されるマシンが増えることとなる。 きようびのマシンなら迷わず無線ＬＡＮとかにするところだが、いかんせんWindows９５。非ＵＳＢのデスクトップマシンを無線ＬＡＮでつなぐのはかなり大変なので、仕方なく有線ＬＡＮとする。 で、雨の中、車でＬＡＮケーブルを買いに行った。ＰＣＤｅｐｏへ行ったのだが望む薄いケーブルは存在せず、ヤマダ電機へ。 ていうか、なんでこんなに混んでいるんだろう？ そりゃ確かに、給料日後の週末だけれども…。 レジに並んで疑問が氷結。おおげさでなしに、それこそ飛ぶように、プリンタが売れていくのだ。やれやれ。確かに、年賀状の準備を考えると、そろそろプリンタやインクを買う時期ではあるのだが。 かくいう私は、もう今年から（というか今回から）、文面をプリンタで出すのはやめた。 おっと、これ以上書くのはやめておこう。あとは届いてからのお楽しみということに。 |
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