 |
|||||||
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
|
||||||
|
|||||||
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
||||||
| 2002年9月1日 Sun | いつのまにやら…一時帰宅！ |
|
プロジェクトが一月のびて、ずるずると日が経つばかり。 そんなこんなで、しばらくほおっておくと、大変なことになっている、なんてのはよくある話で。 現在入所中の老健から、自宅の状況を把握したいので、本人を連れて一時帰宅させたいとのこと。それも18日(水)午前中に。 家の中は片付けの最中で、廊下には荷物がはみ出しているし、車椅子を通すには家具をどけなければならないし。 改装工事までに片付ければと思っていたのに、それを早急にしなければならず… やらねばと思っていても、土曜出勤とかあると、重い腰もあがらず。 一日伸ばしにしていると、あとで手痛い目に合うことはわかっていながらも。 |
|
| 2002年9月2日 Mon | 始業式 |
|
うちの会社、入学式も卒業式もないけれど、始業式だけはあったりして。 わかる人にはわかるハナシで恐縮だが、陰のフィクサー復帰だったりして。 感化されたわけではないが、その場にいるものをその気にさせるのは、カリスマのカリスマたるゆえんかもしれない。 bk1とかとか、いろいろと大事なハナシがあったんだけど、こんなところで書くわけにはいかないので省略。 |
|
| 2002年9月3日 Tue | # 金曜日にきみは行かない |
|
読んだことにしない。だって読めなかったから。 中身も見ずに手にとって読み始めてしまうというのは、図書館通いの者なればならだが、ごくまれに、読めない本に出会うことがある。 「小説は形式だ」とは真理の一翼であると思うが、とっぴな形式は混乱をもたらすだけであり、なかなか受けて立つ気になれない。 bk1のリンクに内容紹介が付いているのが意外（そうか、そういうふうに読めばヨカッタノカ）。94年当時はこうした小説が（図書館に）売れたということか。94年ってそういう時代だっただろうか？ ＊ ＊ ＊ ひるがえってみれば、書物の形式は自由であるわけで、誰がどんな本を書いて世にだしてもかまわない。書誌データを構築するということは、その自由な形式から、一定のルールを抽出して形式にハメルという作業である。書名や著者名、出版社名は「たいがい」あるだろうから、それを切り出しておけば便に供するだろうということにすぎない。 盛田隆二著 金曜日にきみは行かない 朝日新聞社 １９９４．３ |
|
| 2002年9月3日 Tue | #109 石ころだって役に立つ |
|
なんということだ。関川氏ももう五十になろうとは。 「中年シングル生活」とかで、もはや生涯孤独に生きていくことにあきらめたふうで、以前の「かもめホテルでまず一服」のような行動的放浪もとうにやめてしまい、いまは半ば世捨て人のような感じで、もはや「二葉亭四迷」や「漱石」など昔の文芸にしか向かなくなってしまったのか…。 氏には、もっと現代を書いてほしいと願うのは、期待しすぎなのだろうか。 おっと。「セキカワさ〜ん、bk1には書評が２つも付いていますよ〜。」 書評のうち、編集者のひとつは、なかなかカライ。 関川夏央著 石ころだって役に立つ 「本」と「物語」に関する記憶の「物語」 集英社 2002.4 関川氏著作 |
|
| 2002年9月5日 Thu | 初めて？のスーツ |
|
入社以来このかた、スーツを着て会社に行くなんて滅多にない。 先日の"始業式"だって、正月くらいしか着ないのに… 今日は珍しくネクタイ締めてお出かけ。とはいえ、都内某所に間借りする新事務所へのパソコンのセットアップだったりするのだが。 会社のワゴンにパソコン５台、液晶ディスプレイ５台、バカでかいプリンタを積んで、先輩の運転で出発。往復ともに先輩の運転だったのだが、現地の車庫入れ(?)だけ、なぜか私がやるはめに…。案外運転できるもんだ。コラム式のオートマだったけど、違和感なく切り返せたし。ちょっと自信。 戻ってきても日常業務はあるわけで、早く帰れるはずもなく、終電を逃し、磯子からのタクシーを覚悟。と思ったら、財布の中にはギリギリ3500円くらいしか入っていないことに気付き、心配したところで桜木町あたりから雨が降ってくるし。スーツ着ているときに傘もってないなんて、まったくついていない。不幸中の幸いといえば、たまたま電話をかけてみた友人Ｔ氏が運良く起きていたところ。Audyに迎えにきていただいて、ホント助かりました。感謝です。このお礼はいずれかならず。 |
|
| 2002年9月6日 Fri | #110 火天風神 |
|
横須賀劒崎に建つリゾートマンション。台風の近づく頃に、登場人物がそれぞれに集まってくる…。 冒頭からそんなで出しだったので、若竹七海のことだから以前にあったように、密室モノのミステリかと思いきや、超大型台風到来のパニックエンタテイメントでした。失礼！ 謎解きのミステリよりも、こうしたアクシデント系(?)の方が好きだな。私は。 若竹七海著 火天風神 新潮社 １９９４．１０ 新潮文庫 |
|
| 2002年9月8日 Sun | 近況 |
|
午後 父の友人Ｈ氏宅へ、父の蔵書を引き取っていただくことになり、車で向かう。懐かしき霞ヶ丘（久保山）の裏手。 もちろん父の許しを得たのだが、がしがしと処分する。まずは200冊ほどを引き取っていただいた。 夕方老健へ。「４００１の願い」はあんまりおもしろくなかったとの弁。 日長パソコンに向かってなにやらしたためている様子だが、私はまだ見ていない。 先日来た住基ネットの通知を見せる。すでにご存知のとおり、横浜方式は、「所定の措置」が整うまでの間「非通知」を選択することができる。本人に、通知するか否かの意向を聞いた。 その他に、特に話すこともなく、30分ほどで帰る。 ＊９日(月) 母が訪所。老健内に往診に来る歯医者への付き添い。 ・退院にともなって、障害保険の給付申請が済んだ。最長120日分の入院手当が支給される。入院特約をつけておれば、倍以上の給付金だったのにとのこと。 ・老健入所時のCMは老健の人が担当だが、18日の一時帰宅には今後のＣＭが同席しておいたほうがよいとのこと。未契約のコムスンのＣＭよりかは、次に入所可能な老健のＣＭさんのほうがよかろうか。断られるかも。 ・年金はもうじき第一回の給付日。以降２ヶ月に１度。 |
|
| 2002年9月9日 Mon | #111 〈古都〉鎌倉案内 |
|
鎌倉幕府の撲滅以来、単なる旧跡があるだけの田舎であった鎌倉。江戸末期から明治初め頃には、三方を山に囲まれ、往来のない風情から「死都」とまで形容された鎌倉が、近代になっていかに「古都」として注目を浴びるようになったかが、丁寧にかかれている。 歴史に暗い私たちにとっては、単に奥ゆかしさを感じるに過ぎないが、こうして簡単な通史を紐解くだけで、その姿が浮かび上がってくるからおもしろい。 いまでこそ、円覚寺をかすめるように通る横須賀線は風情をかもし出しているが、軍の要請もあって、実は白鷺池を半分もつぶして強行に開通したという話は興味深い。さらに、下馬交差点あたりからあった檀葛を切り取ってしまったのも、この横須賀線だという。 さて問題。鎌倉駅西に「御成」という町名があり、現在では御成小学校があるが、その「御成」はどうして御成りなのでしょうか？（コタエは本書参照） 加藤 理著 〈古都〉鎌倉案内 いかにして鎌倉は死都から古都になったか (新書ｙ ０７１) 洋泉社 2002.9 |
|
| 2002年9月10日 Tue | #112 ハンドルを持つあなたへ 育て養う安全の心 |
|
今月中に稼動予定の、新しい書誌DBシステムのテストをしていると、図書館用の書誌DBからは、さまざまな角度で検索できて楽しい。 それぞれの図書に決められた件名で、たとえば「自動車−運転」で検索すれば、新旧・一般書児童書問わずズラズラと出てくる。ただし、その中には「一発合格運転免許試験」のような教則本も含まれるから、それは図書分類(NDC：図書の背ラベルに貼ってある棚の番号)537.8079は除外して…なんてやると、自動車運転技術に関する本があつめられて、時間を忘れてしまう。 なお、件名というのは、単なるキーワードなのではなく、専用の辞書が用意されておりその中から選択することで、重複をさけコントロールされている。日本ではBSH(基本件名標目表)が定められており、当社ではそれに独自に追加したものを含めて、標目を管理している。 （そのためには、件名すべてに階層的に番号を振って、DBに管理して…などというシステム的な苦労があるわけだが…） また、こうした件名を決定するのは、経験が必要な高度な作業であるから、件名を付与された書誌データというのは、タダではない。ゆえにうちの会社ではWeb上では検索できない。ただし、図書館によっては、件名で検索できるサイトもある。 そんな中で見つけた一冊。交通安全のココロはコドモの躾から。というのが趣旨だが、著者の一人が運送会社の人ということもあり、なかなか踏み込めていない。もうすこし深くかかれていれば、新しい学問分野として期待できそうなものの。 結城 多香子著 小丸 成洋著 ハンドルを持つあなたへ 育て養う安全の心 企業開発センター交通問題研究室 2001.3 |
|
| 2002年9月10日 Tue | #(再読) なぜ人を殺してはいけないのか |
|
先週は図書館でわんさか予約をしたのに、読む本がなくなってしまって、既読書の再読 倫理学や哲学などと言ってしまえばなかなか敷居がたかいが、「生きる」ということを日常の平野から真摯に問いつづけてゆけば、開ける世界というのがある。氏の著述はどれもそうだが、悩む若者に、いやそうした時代を超えた世代にも、諒解を与えてくれる。 小浜 逸郎著 なぜ人を殺してはいけないのか 新しい倫理学のために (新書ｙ ０１０) 洋泉社 2000.7 |
|
| 2002年9月10日 Tue | 救済臨！ |
|
以前に書いた、ムーンライトながら号（俗(旧)称：大垣夜行）の直後に運転されている臨時列車だが、これは一部では、救済臨（指定席が取れずに乗れない人を救済するの意か？）とか、続行臨とか呼ばれている。 それはともかく、一部の情報あるいは風のウワサによれば、金曜夜の東海道に増発らしい。 10月から毎週金曜日、23:50発の国府津行きとのこと。 これも「救済臨」であり、最終の直前だから「先行臨」とでもいえるだろうか。 また、湘南ライナーも増発。20:56発の平塚行き。貨物線経由ではないので、大船停車。 |
|
| 2002年9月11日 Wed | 記録 |
 最近、景色の変化が大きいので、記録しておく。つうか、すでに遅しなんだけど。数ヶ月後にはさらに変貌が予想されます。 |
|
| 2002年9月12日 Thu | 恐れたとおりに |
|
８月に出没したアゴヒゲアザラシだが、最初に出没したのが多摩川、その後台風で姿を見せなくなり、鶴見川に再び姿をあらわしたのはご存知のとおり。偶然にも、両河川とも一級河川であり、なおかつ国土交通省京浜工事事務所の管轄だったため、再び姿をあらわしても、その対応がスムーズであり、その詳細がライブ映像も含めて HP に掲載されていた。（現在は本来のサイトになっているが、一時期はミラーサイトを２つも立ち上げていたほどで、アクセスが増大していたほど…） HPをごらんになれば思い出されることと思うが、一時期、鳥山川合流点まで鶴見川を遡上したことがあった。もうすこし遡上したら、国の管轄を外れ、県と市の管轄になって、その対応がどうなるか、と勝手に思っていたのだが、８月の終わりとともに姿を消し、アザラシ対策連絡会も「川から姿を消した」と判断して、それきりだった。 ところが 本日12日。帷子川の平沼橋付近で再度姿が見られたとの報道。おそるべしタマちゃん。 帷子川は二級河川なため、原則として県（河川局）の管轄だが、横浜市は政令市なので、一部は横浜市（下水道局？）が管理している。 詳しい管理区域図は、県（河川局？） （拡大図）と、市下水道局のHPにあるが、この帷子川、非常に管轄が入り組んでいることがわかる。京浜工事事務所は県に情報提供したとあるし、一部報道によれば、市緑政課の職員が確認したとの情報もあり、早速どっちの管轄でショーが始まっていると邪推。 「タマちゃんは会議室にいるんじゃない！現場にいるんだ！」 |
|
| 2002年9月13日 Fri | #113 神様のボート |
|
これは狂気の物語です。今まで書いた小説の中で最も危険です。（あとがきより） 江国香織著 神様のボート (新潮文庫) 2002.7 |
|
| 2002年9月14日 Sat | #114 カウント・プラン |
|
先週・先々週と予約しておいた本はまだ来ず。しまった、やっちまったか。 黒川博行ってどっかで聞いたことがあるとおもって手にとって見た。 なかなかよさそう。著作がたくさんあるので、先の楽しみに。 黒川博行著 カウント・プラン 文芸春秋 1996.11 (文春文庫) |
|
| 2002年9月16日 Mon | 自由研究 |
 この連休は市内の川の名前が頻繁に登場するので、今日は、横浜市に流れる川について、自由研究してみましょう。（右の図をクリックすると、全体図が見られます。） とはいえ、なかなかよい素材がないので、最近手に入れたデータから。 用意するもの）国土地理院発行の2500分の１の数値地図：これは、地図データです。こうしたものが無償で配布されているなんて…。すごいよい時代になったものです。道路１本１本から、街区（地番）までデータとして入っています。ただし、付属のビューアーソフトはあくまでも確認用なので、操作性はいまいちですが。 こいつを読み込むことが出来るスグレモノのオンラインソフトは、まだ試用中で申し訳ないのだが、MANDARA。 Pentium4 1.3GHZをもしても、数分かかる処理を施して読み込み、表示させたのが右の図です。 今まで気付かなかったのだが、市内の川のうち、相模湾に注ぐものと、東京湾に注ぐものがあるのに改めて気付かされる。むう。戸塚・栄区と、港南区の西半分はアウト。栄区と金沢区の境と野庭のあたりが分水嶺か…。 いままで考え付いていた「ホントウのヨコハマ」の範囲はいろいろあるが（除夜の汽笛が聞こえる範囲・山下公園の花火が見える範囲・ランドマークタワーが見える範囲）、「降った雨が東京湾に流れる範囲」というのもよいかもしれない。 なんてことを思った自由研究。 多摩川・鶴見川・帷子川・大岡川ときて、次は…掘割川に1000点！ |
|
| 2002年9月18日 Wed | 一時帰宅！一時帰宅！一時帰宅！ |
|
帰ってきました。初めて。 午前中の10時半〜12時くらいまでのほんの一時だけだけど。 今日は老健のケースワーカーさんと、PT（作業療法士）さんが付き添って、車椅子にのって帰ってきました。 改装工事の業者さんにも同席してもらって、廊下に車椅子が通るかどうかとか、トイレに向けるかどうかとか。 トイレのドアはそのままでもよいけれど、廊下のドアは外開きにする。浴槽につかるのは無理だけど、シャワーぐらいはできそうなので、お風呂の敷居も取る。するとシャワー椅子（車椅子ではなくて、座れるワゴンみたいなやつ）で入れるか、とかとか。洗面所が少し狭いので、洗濯機を置くパンを小さいものにするとかとかとか。 本人は特に感慨も無い様子。全体的な把握が出来ている様子はなくて、反射的に行動しているような感じ。言われるままに流されているといったところか。それでも、住所録をせがみ、会社の知り合い？の電話を控えていたりした。 今日のために、（母親が）部屋をすっかり片付けました。居間も。なんだか引越ししてきてすぐのような感じ。 今日の写真を自己解凍形式で置いておきます。(約500KB) 身内・知り合い以外の方はご遠慮ください。 |
|
| 2002年9月18日 Wed | 障害者支援費制度説明会 |
|
朝から会社を休んだのを幸いに、ちょうど今日開催された説明会に行って来た。 栄区役所へ。（ついでに世帯を代表して、我が世帯の分の住基ネットの非通知の届出もした。） 以前書いたように、これまで「措置型」すなわち行政がどんなサービスを提供するかを決定していた障害者福祉の制度が改められ、利用者がサービスを選択して受けることが出来る制度に変わる。それが支援費制度。 区役所新館会議室に、ざっと30人くらい集まっていた。福祉サービス課の課長さんの挨拶につづき、係長さんの説明。 その概要をまとめておく。 ・支援費制度利用対象者：身体障害者手帳・愛の手帳・知的障害と判定された人 （現在、１〜３級の身障者には、市の独自のサービスとしてホームヘルプがあるが、それが全等級に摘要される。ただし、ガイドヘルプは１・２級だけのママ） ・利用できるサービス １）施設入所サービス：この場合の施設は介護施設ではなく障害者福祉施設 授産施設というやつだ ２）居宅サービス：居宅介護（ホームヘルプ・ガイドヘルプ）・施設通所（デイサービス・ショートステイ：この施設も同様）など ・利用申請からサービスまで 支援費支給申請→市サービス課による面接・聞き取り調査→支給決定→サービス事業者と利用者が契約→サービス受給とともに、自己負担分の支払い。 （支給される支援費は市から直接事業者に支払われる） ・支給決定の可否は「決定通知書」として知らされる。これは可否だけ。（介護認定のようなものだ） ・どのくらいのサービスが受けられるかを「受給資格者証」によって知らされる。これには、障害の等級とは別に設定される、障害程度区分(介護度のようなもの：高度・中度・低度の３段階)が書かれる。また、受けるサービスとその量、そして自己負担金額が決められる。 ・サービスの量は、たとえばデイサービスなら月何時間とか。それは、生活状況によって決められる。（ここは、介護保健を取り入れた感じ） ・自己負担金額は、本人（と、扶養義務者）の収入に応じて決められる。（このあたりは、障害者福祉制度を踏襲している感じ） 制度の概要はこんなかんじ。ただし、サービスの量は、予想される希望総量と、供給可能な量（人的・予算的制約）との兼ね合いから決まるうえに、市の予算に関わることなので、今年度末の市議会議決の後に決められるとのこと。自己負担金額についても同様。そういった意味では、すべてが決まっていないものの、出来る限りわかる範囲で早めに情報を知らせようという姿勢がうかがえる。 で、説明会は質疑応答になったのだが、現在ガイドヘルプを受けられている視覚障害者の方の質問が中心だった。ガイドヘルプというのは、私も初めて知ったのだが、視覚障害者の方の外出などに付き添うサービスだ。現在はどの人も月12回まででサービスチケット制のようだが、これが支援費制度なると、その人の度合いに応じて、月何時間と決めれることになる。また、その上限も決まっていて、最高でも月48時間程度になるようだ。 また、自己負担金額の決定に関して、判断する収入の範囲、つまり同居の扶養義務者をどこまでとするか、という点も変わるようだ。支援費制度では、同居の扶養義務者の範囲を、「20歳未満の人は親」「20歳以上の人は配偶者とその子」となる。（現在のガイドヘルプ申請では本人収入だけでよかったらしい）もちろん、高齢の障害者の場合、障害基礎年金を受給するだけだったり、配偶者も配偶者基礎年金を受給しているだけだったりするので、大きな変化はなさそうだが、同居の子が就業していると、その収入までを自己負担額決定に判断される、ということになる。 障害者福祉サービスの基本として、介護保健で受けられるサービスがあれば、それを摘要するのが大原則なので、いまのところはあんまり関係のない話と思った。いずれにせよ、15年４月までは、現行の制度で申請しなければならないので、支援費制度だけの申請というのは無意味な話。そのうちに必要になるかもしれないけれど、それはそのときでよいと思った。 帰ってきたら、小山台の老人保健施設から、２人部屋にあきが出たとの連絡。ん〜。午前中の訪問で、改装の図面を引いてくれたり、車椅子の選定をしてくれたりしてもらう予定なのに…。また、この施設はパソコン利用を禁止されたので、今回はパスかな。列の後ろにつけてもらうことができないかしらん。 |
|
| 2002年9月19日 Thu | 追伸 |
| 昨日連絡のあった小山台の老健（住所は野庭町）だが、２人部屋は１０００円／日の割増なので、ご遠慮しました。 | |
| 2002年9月20日 Fri | #115 コンピュータのきもち |
| 山形 浩生著 コンピュータのきもち 新教養としてのパソコン入門 アスキー 2002.10 | |
| 2002年9月21日 Sat | #116 鉄道好きの知的生産術 |
| 佐藤 信之著 鉄道好きの知的生産術 自分の「鉄道」探究の成果をどう発信するか 中央書院 2002.7 | |
| 2002年9月23日 Mon | #117 Ｉｎ・ｐｏｃｋｅｔ２００２年９月号 |
| Ｉｎ・ｐｏｃｋｅｔ 月刊〈文庫情報誌〉 ２００２年９月号 講談社 | |
| 2002年9月24日 Tue | 新システム稼動 |
|
先週金曜日(20日)まではホストコンピュータを介した旧システムで書誌データベースを入力していたのだが、この火曜日からWindows系の新システムでの入力開始。初日は新刊の入力をせず、先週入力途中の書誌情報に、典拠データを付与（著者と人名データベース・出版者と出版社DB・シリーズものと全集DB・件名と件名一覧をそれぞれ一致させる作業）するにとどまった。 先週（17日〜20日）は４日間しかなかったが、新刊発行部数は通常どおりだったため、翌週送りになった本もあったとか。そのうえ、今週は４日に加え、上記のように１日止めたため、実質３日の入力となった。その上、25日は各社の文庫が一斉に発売になる日ということもあり、通常は２００冊／日程度のところ、今週は４００冊／日にもなった。システム移行の都合で、稼動開始をこの連休の後にしたわけだが、現場にとってはあまりよいタイミングではなかったやもしれない。 初日はシステム停止のトラブルが２度ほどあったものの、以降はシステム上は順調。ただ、膨大な書籍をとにかく入れるにとどまり、詳細な部分はこれから発現するものと思われる。 この週で、自分の分担範囲で見つかったバグは２点。WinAPIを用いた半角→全角変換で「￥」が全角にならない障害と、登録直前でキャンセルした後に、残ってはならない項目が残ってしまった点。 来週（30日以降）は、いろいろと出るとは思うが、重大な障害が発現されませんように…。 （９月29日記す） |
|
| 2002年9月24日 Tue | #118 ボランティア・スピリット |
|
朝９時までに出社となれば、当然座れるはずもなく本を読むどころではない。その上、11時ころまで会社にいれば、終電に間に合っただけでもへとへとで、今週はこれ１冊のみ。 永井するみは、ようやく本当に小説家として歩み始めたということだろうか。今回はショート・ショートのノリ。さまざまな「文体」を試行錯誤され、これぞというものを「発見」していただきたいものだ。 永井するみ著 ボランティア・スピリット 光文社 |
|
| 2002年9月25日 Wed | 介護移送サービスと介護タクシー |
|
落語に造詣のあった父は、以前から、２ヶ月に１度、関内で開かれる寄席に通っていた。先日お会いしたH氏とは、よく一緒に通っていたらしい。 ――退職後の父の友人はほかにあまり知らない。というか、ふつう自分の父親の友人なんてよく知らない。脱線するが、ここでチェック！。あなたの父親の友人の名前を挙げよ。１人につき１点。顔と名前が一致すれば２点加算。さらに、その関係（仕事の同僚？上司部下？同窓生？など）までわかっていれば３点加算。あなたは何点？ 前回の７月25日には、介護移送サービスを手配して、H氏に同乗して一緒に行っていただいた。今回は、福祉タクシー券が給付されたこともあって、タクシー会社に（母が）問い合わせてみた。ところが、タクシー会社には、車椅子リフト付きの車があるにはあるのだが、磯子−関内片道で６０００円もしてしまうそうだ。タクシー会社が言うには、他に安いサービスがありましょうとのこと。 前回お願いした移送サービスでは、往復8000円程度で済む。さて、この違いはどこにあるのでしょうか。 以下は、きちんと調べたわけではなく、推測なのだが、タクシー会社が（ニ種免許をもって）規定どおりに営業するとなると、車の大きさによって「大型」のタクシーメーター料金を徴収することになってしまい、それが思いのほか高くなってしまうのであろう。そうした事情を考慮してかしらずか、民間の介護移送サービス業者が出てくるわけだ。（おおかた表向きは「会員制」などをとり）単なる送迎サービスとして営業すれば、それはタクシーではないということなのだろう。 どちらにせよ、安いサービスがあればそれを利用するまでのことだが、こんなところにも運輸政策のひずみが出ているのね、なんて思ってしまった。 なお、当日の寄席は、無事に行ってこられた様子。（消灯を過ぎるので、特別に許可をいただいたのだが） 平日でなければ付き添って行けるものの、母も私も出来ず、友人がたにお任せであった。 |
|
| 2002年9月27日 Fri | 新システム稼動（その２） |
|
４日しかないのに、長い１週間であった。 新システム稼動初日に、入力された書誌データで注文を受けてしまうと、本の入荷から出荷までの物流の流れに支障が出ることが発覚。つうか、もっと早く気付けよ。いやいや、あらかじめ手を打っていて、自分のところ（掌握部分）には大きな影響がないと思っていたのだが、みんな思い違いをしていて、いざ物流システムを修正しようとしたときに気付き、直そうと思っていた部分は修正不要で、代わりに私の部分に大きな修正が必要とわかった始末。 おかげで、アタマはすっかり新システムのモードなのに、疲れて眠いアタマを無理やりなんとか物流モードに切り替えた週の後半。なんとか金曜の21時頃までには修正を終えて、月曜からの受注処理に間に合わせたところ。やれやれ。 （９月29日記） |
|
| 2002年9月28日 Sat | 土曜の夜 箱根行 |
|
土曜は終日寝て過ごす。 夜は、レイの箱根行き集会。Ｚ氏、Ｒ氏、Ｔ氏と４台で。はじめから22時ごろ集合とはわかっていたが、連絡が来るものとばかり思っているうちに21時を過ぎ…。結局は携帯メールの遅着。あわてて家をでて、国府津集合。 家の近く（小菅ヶ谷）のＪＯＭＯが、セルフスタンドに変わってしまったのは知っていたが、関谷インターまでもそうとは…。知らずに飛び込んでしまったと思うことしばし。セルフスタンドって、説明員はいるものの、とまどうことばかり。しかも扱っているのはガソリンだぜ。ノズルからもれそうになったり、満タンになったらそれ以上入らなくなるのは知っているのだが、ホントに給油が止るのか心配だし。さらにガソリンが気化してカゲロウが見えるのも、そういうものだとわかっていればよいものの、それはそれで心配。急いでいるときは余計にいやですな。毎日給油するわけではないので、少しくらい高くても、サービス料として理解できるから、やっぱり有人スタンドの方がいいなあ。（そのうち、セルフ主流になってしまったら、ガソリン単価は同料金にして、１給油につき数百円の有人サービス料を取るというのはいかがだろうか？ まど拭きごみ捨てはアタリマエとして、お絞りサービスとかまでつければ費用対効果は納得できるかも。有人スタンドでしか入れられないという利用者層もかならずあるはずだから…） 箱根行きは、往復西湘バイパス。宮ノ下経由で芦ノ湖箱根町。帰りは旧道で戻る。帰りは３番手を走っていたが、旧道の下り坂で先頭車がカーブを曲がりきれず対面に飛び出る。幸い舗道縁石（か？）にホイルを当てた程度ですむ。へこんだ本人らとともに、平戸でラーメンを食べて帰る。 |
|
| 2002年9月29日 Sun | 日曜日 |
|
日曜は午前中教会。今日は講壇交換で、厚木の教会にいらっしゃるＳ先生。私の中学１年生の時の教師であられた方だった。（母校出身者の方には、カラスのあだ名を覚えておいでの方もおられよう。ええ、そのＳ先生であります。） その、話し好きなところは昔のまま。風のウワサではぼけてしまったなんて聞いていたが、まったく失礼なことで。お元気そうでかくしゃくとされておられた。当時は、その先生から、夏休みには教会に３回通って感想文を書く宿題が出たのを思い出した。そうでもしなければ、キリスト教にふれる機会もなかろうし、思い返せば、それがキリスト教教育を掲げる学校で、唯一の機会であったようにおもう。もちろん、今でこそそう思えるのであって、当時はいやでいやで仕方がなかっただけれども。 午後老健。洗濯機と乾燥機をまわす。直前にＨ氏が見舞いに来てくださったようで、今日の新聞コラムをワープロで打っていた。出ない漢字があると聞き文字コードを教えたが、文字コードで入力する方法がわからない。ＩＭＥのヘルプを読んで「４桁のコードを数字で打ってＦ５」と教える。右手人差指だけだが、軽快に打っていく。 「５時半からラジオでマラソンやるんだ」と言うから、「ベルリンマラソンなら、食堂のテレビでやっていたよ」と言うと、そちらへ向かって行った。衣類が乾いたので帰る。 思う買い物があって、初めてワールドポーターズなんぞに出かけてみた。いや、一人で。今日は日曜のわりには道路が空いていたと思ったが、みなとみらいだけは相当の人手。一人でなければもっと楽しいのに、なんてな。 なんだかんだと、いろいろあった１週間だが、訃報が２つ。同じマンションのご主人と、同い歳の友人のお父様がお亡くなりになったと知る。謹んでご冥福をお祈りする。 |
|
