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| 2002年3月1日 Fri | 春 ３月 月は見えねど梅は咲く |
 あっという間に３月。月の初めはいつも見るので、風景写真なんぞからはじめようと思っているうちに、もう３日。数日さかのぼって書きはじめます。 ここんところ、月末月初に満月なのだが、今月の月は、ここ10年で最も明るい月だとか。 なんでも、月の軌道は楕円軌道なので、最も近づくときと遠ざかるときがあるそうな。で、今月は最も近づくほう。 それに加えて、地球の楕円軌道も最も太陽に近づいているんだそうで、平均的な月よりも20％は明るいそうな。 とはいえ、数日曇り空で月なんぞ見えやしない。 かわりに近所でも梅の花が盛り。 そんなこんなで、もう３月。春はそこまで。いや寒の戻りがあるのかな？ |
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| 2002年3月1日 Fri | #032 日韓大変 |
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私の韓国映画マイブームは、明らかに父の影響で、この本も父が借りてきた本。 著者の黒田氏は産経新聞韓国支局長。20年以上も韓国を見つづけている人です。 黒田勝弘 日韓大変 なぜ「過去離れ」できないのか 徳間書店 2001.12 |
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| 2002年3月2日 Sat | ６ヶ月点検とオイル交換 |
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60000kmを超えたLANTIS。前回ディーラーでATFを交換したときに、今なら5000円で６ヶ月点検してくれて、オイル交換もしてもらえるということで、ほいほいと車を出しに。そろそろ経年変化で剛性とかにも難が出てくるころだが、それ以外はまったく問題なし。さすがですねえ。ホントに前のオーナーに感謝です。 ＡＴＦ交換の成果は、はっきりわかるとは言いがたいものの、シフトショックはスムースになってきたかなあ、といった感じ。 ただし、最近は運転が荒れてきているので、わかりにくいのだが。 ２時間ぐらい時間があったので、中央館へ行って有隣堂をめぐったら、あっというまに時間が過ぎてしまいました。 買った本：鉄道ジャーナル年鑑、Ｗｅｂ ｄｅｓｉｇｎ ２００２ おひる：南蛮屋カフェでワッフル |
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| 2002年3月3日 Sun | おひなまつりにご結婚 |
 金曜夜・土曜夜と副業の打ち合わせにいそしんで、あっというまに日曜日。鎌倉で妹をひろって茅ヶ崎の母の実家へ。 家から茅ヶ崎までは、せいぜい１時間でつけるのだが、途中に鎌倉を通るとなると、やはり２時間はみておかないとならないわけで。 特に、母の実家へ赴くのは、休日が多いわけで、となれば鎌倉は混んでいるのがあたりまえ…。 今日も巨福呂坂の踏切からしばし渋滞。北鎌倉駅の先の踏切のところで止まっていたら、ちょうど団体列車が来たので撮影。  で、今日は従姉のＴ嬢の結婚の日。式は挙げずに、届けだけ出してから茅ヶ崎に来るということなので、会いに行ってきました。素敵な指輪を拝見して、旧い写真を見つつ、むかしばなしをひとくさり。夫妻は明日から沖縄との由。 どうぞよろしく。そしてお幸せに。 |
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| 2002年3月3日 Sun | Ｆ１開幕 |
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Ｚ氏の影響(?)もあって、昨年はなるべくＦ１を見るようにしていた。モータースポーツにはぜんぜん明るくなかったのだが、１年間とおして（数回だけど）見るうちに、いろいろとわかってくることがあるものだ。 ドライバーの名前と、チームの名前と、それからマシンのメーカーの名前と。昨年はブリジストンのほかにミシュランが加わったこともあり、タイヤメーカーの区別も出るようになった。シューマッハにはミハエル(兄)とラルフ(弟)の２人がいて、違うチームで活躍していること。とか、とか、全く持って初歩的なことだけど、そういうことがわかってくると面白くなってくるものだ。 で、今年はトヨタがチームを組んで初参戦。数年ぶりに日本人ドライバーが登場ということもあって、こりゃ欠かさず見なければ…と思っていて、今日３日にオーストラリアで開幕戦。いつもなら、日曜日の深夜に録画放送されるのを常としていたくせに、今年のフジテレビ気合はいりすぎ。生中継ってことは、昼間ぢゃないですか。夜やらないの？ なんでも、初戦から、それもスタート直後から大クラッシュで波乱の展開になったそうで。見たかったなあ。もう。 まあ、くわしい情報や速報などはインターネットで入手できるわけですが…、あれ？ISIZEのサイト今月で閉鎖ですか？ 気合入りまくりのフジテレビとはえらい違い。ああ、どっかちゃんとしたＦ１情報のサイト探さなきゃ。って、これ以上のところあるの？ 次回は１７日、マレーシア。 |
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| 2002年3月3日 Sun | ふう。 |
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昔の後輩から久方ぶりにメールがきて、彼のサイトを見ていて思ったこと。 掲示板ってコミュニケーションだけぢゃなくて、覚書とか、リンク集とかにも使えるんだなあって。 わざわざ日記に書くまでもないようなこととか、気になったサイトとかをガシガシためておくのには、掲示板スタイルがぴったりですね。 とか言いながら、こんなよしなしごとを「日記」のほうに書いちゃうけど。 最近気づいたことをいくつか。 ・＠niftyのホームページって、nifty側に相当大きなキャッシュが効いているということ。日記のページを更新しても、「更新」or「再読込」をしてやらないと置いてあるところから取りに行かずに、キャッシュから読み込まれてしまう。 ・このサイトの掲示板は、i-mode等携帯でも読めるし書けるということ。ただしアドレスは異なる。 （携帯用のアドレスは掲示板の第１回の書き込みを参照ください） ・この日記のページもi-modeで読めるということ。ただし、長すぎて切れるし、トップの画像を読みにいってしまう。 また全て中揃えになってしまうことも判明。最新の数回分だけでもi-modeで読めるスタイルを導入しようかと構想。 ・あ、読めるということは書けるということか？ ・K氏のサイトで「本を選ぶということ」に関する文章がかかれている。私への反論のカタチ？ ・N氏からJR九州事故に関するメールの返信を…。本を借りてきたので理論武装するか？ |
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| 2002年3月7日 Thu | #032 なぜ起こる鉄道事故 |
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ＪＲ東日本の社長と聞くと、漠然としたイメージで人の良い方と思ってしまうが、ＪＲの幹部といえど昔は国鉄の幹部だったわけで、運転士などの現場の労働組合と丁丁発止を繰り広げていたかと思うと、ねえ。 先日、ＪＲ九州で、電車が追突し数十人が怪我をした事故があったので、手にとって見たしだい。 全体的に、散文的ではあるが、これは難しい話ではなく、読み物調の構成をねらったものだろう。 初期の鉄道は速度を出すことに精力的であったおかげで、ブレーキなど「止まること」を軽視していたことは興味深い。 事故防止の最初の戦いは「いかに止めるか」なのであった。 これは現在も変わらないが、昔と異なるのは、目視を前提としたシステムでは無理であるということだ。 アスファルトとタイヤの自動車では、走行抵抗が大きいがために、急に止まることが可能だがその分エネルギーコストは高い。 逆に、鉄(線路)と鉄(車輪)の鉄道は、走行抵抗は小さくエネルギーロスは少ないものの、その分急には止まれない。 ゆえに、目で危険（前の電車）を見つけたときに急ブレーキをかけても、追突を避けることは難しいのである。 新幹線ではＡＴＣというシステムがあるために、前方に列車がいるばあいには、手前の列車は速度を出すことが出来ない仕組みになっている。 今回のＪＲ九州の事故では、前方の電車がイノシシに衝突したとかで停止しており、後から来た電車が赤信号で止まった。その後、この路線の 「運転規則どおり」に、１分間停止した後に電車を進めた後に事故が起こった。 この「運転規則」が過ちであったということは簡単であるが（実際にＪＲ九州は事故後規則を改めると発表したが）、ラッシュ時など前後の列車間隔が詰まったときに１分でも遅れを回復するためにはこうした規則は有効な場合もある。 列車事故を防ぐことがいかに難しいか、ということだ。 山之内 秀一郎 なぜ起こる鉄道事故 東京新聞出版局 2000.12 |
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| 2002年3月7日 Thu | 江ノ電バスダイヤ改正 |
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３月４日月曜から、江ノ電バスがダイヤ改正。 土曜日ダイヤを廃止して、土休日ダイヤにまとめた。 上大岡〜大船〜鎌倉線および大船〜戸塚線も改正。たぶん、ひかりが丘線等、全てが改正だろう。 一見したところ、本数に大幅な減少はない模様。 近々、時刻のページを更新せねば。 |
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| 2002年3月7日 Thu | さくら。さいちゃった。 |
 家の近くの桜。ソメイヨシノではなくて、多分八重。 今年は早そうですね。今月中に満開になって散ってしまうのか？ |
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| 2002年3月8日 Fri | さくら？ |
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７日に載せたさくらの写真ですが、八重桜ではないのでは、というご指摘を戴きました。 いや、まことにそのとおりで。じゃあ、このさくらは何ザクラ？ 明日もう少しよく見てみます。 |
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| 2002年3月9日 Sat | #033 流さるる石のごとく |
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★★★ 「左手に告げるなかれ（文庫）」 で９６年度江戸川乱歩賞を受賞した渡辺容子。 注目していてもう一作読んだのは覚えているのだが、この作品には気が付かなかった。 読んでよかったと思う本は、その感動を言葉にしようと思えば思うほど、うまく掬い取れない。だから、何も書かない。 渡辺 容子 流さるる石のごとく 集英社 1999.10 |
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| 2002年3月10日 Sun | 午後のドライブ |
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金曜夜は正体不明になるまで飲んでしまって。 でも、土曜は朝早くから、憑き物が落ちたようにすっきりと目がさめて。 ここんところ週末はとあるWebページの作成に追われている。土曜午前中はページをあらかた組んで、午後から集まって打ち合わせ。 コラボレーショングループといえばカッコいいが、ただ３人で分担作業をしているだけ。 一人は営業担当の代表、もう一人が画像担当、で私がコーディング担当。各ページの内容を確定させて、どのページにどんな画像を入れるかを決め、日曜午前中までにそれぞれ仕上げて来る…なんて打ち合わせて夜解散。 帰ってからコーディングを続けて、気が付いたら午前８時。いいかげん眠いので寝てしまうともう昼。３人が集まれる時間は限られているので、とりあえず出かける。私も途中だし、画像担当も途中までしか出来ていないのだが、顔を合わせて来週の予定を決めて解散…。 ふう。今週は全く車に乗っていないし、相当汚くなっているので、ガソリンを入れて洗ってもらう。 久しぶりにきれいになった車に乗ったら、さわやかな午後の天気にさそわれるままに、車を走らせてしまおうか。 さて、どこへ走らせようか…。 車を買ってからもう１年以上も経つのに、まだ「車に乗りたい病」が治らない。だいたい１時間ぐらい走れば満足するので、平日の夜などは、鎌倉〜逗子〜134号と海側を走って、藤沢あたりから帰ってくるとちょうど良い距離なのだが。 とりあえず、環状３号に上がって、最近見つけた金井〜小雀の裏道を抜けて、原宿から１号を下っていくと「江ノ島渋滞」の文字。そうだよな。今は休日の午後。ただ単に走りたいだけなので、渋滞につかまるのはばかげている。混む場所を避けて、ある程度の距離を走るコースを選ぶのは知恵がいる。おなじ道を帰るのはつまらないので、帰りの道を思いながらルートを選ぶ。 藤沢・江ノ島方面へは向かわず、藤沢バイパスを飛ばすことにして、俣野は左へ。快調に走らせて結構満足。そのまま行くと、１号で辻堂・茅ヶ崎・平塚方面だが、そうすると134号で帰ってくるしかないわけで、それは止めて、四ツ谷を左折して戻る形に。 そうそう。この四ツ谷の交差点左側に、桜の花が満開だった。はなびらが少し風に吹かれていた。 このへんで、４６７の亀井野あたりから原宿へ戻ってくるルートが思い浮かぶ。 四ツ谷・白旗・大庭と石川を過ぎて、湘南台の手前あたりで４６７に出ようと右折。石川和泉原・石川山田。ＩＢＭの前を通って桐原。湘南台のガードをくぐって亀井野。亀井野小南を左折。動かないドリームランドの観覧車が見えて深谷。そのまま原宿へ。うまく道を選んだおかげで、渋滞にははまらずに走ることができた。所要はだいたい１時間、ちょうどよい距離でした。 |
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| 2002年3月11日 Mon | #034 戒厳令１９９９ |
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２・２６事件。クーデター。軍部の叛乱。 こうした言葉は、遠い昔の歴史の言葉として片付けられてはいまいか。 かつてこの国が、列強諸国を相手に戦争状態へ突入したのは、この軍事クーデータを発端に軍部の独走を許したからにほかならない。 ひるがえってみれば、国内でテロ事件が起こり、警察では治安維持が行えないとなった場合に、自衛隊出動を決定するということは、こうした危険性をはらむということだ。 有事の際の危機管理能力が喧しく叫ばれているが、さらに重要なことは、そうした際にさらなる危険性について配慮ができるかということだ。 平和な国日本というのは、本当に紙一重、あやうい均衡の上に成り立っているに過ぎないということを、思い知らされた。 北上秋彦 戒厳令１９９９ (カッパ・ノベルス) 光文社 1999.3 |
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| 2002年3月11日 Mon | なに桜？ |
 先日載せた桜なのですが、もっと接近！してみました。この桜。なに桜？ エドヒガン マメザクラ コヒガン… どれでもないようで。なんでしょう？ |
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| 2002年3月13日 Wed | 深夜の… |
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悪い習慣だとわかっていながら、深夜のドライブはやめられない。 週に１度、少なくとも２週に１度は、帰りがけに車をだして、深夜のドライブにでかけてしまう。 新しく舗装された道は気分がいい。先週、笠間十字路から大船方面にかけて、舗装されなおった。 まずはそこを通ってから大船駅をこえ、横須賀線を跨ぎ右折、東海道線を跨ぎ岡本。 左折して川沿いを南へ下る。村岡をすぎ藤沢駅北口を右手方向へぬければ南仲通り。 左折し陸橋をこえて藤沢警察。右手方向へ湘南新道を西へ。浜見山をすぎてまだまっすぐ。辻堂団地をすぎればすぐに茅ヶ崎市。 浜須賀を左折して１３４号に出る。 普段は渋滞で大変なところだが、深夜はほとんど車はいない。海が見えるのは言うまでもないが、この時間帯はなにも考えずに走れるから、お気に入りのコースだ。 普段なら、１３４号は逆に、つまり逗子〜鎌倉〜江ノ島〜藤沢と進むのだが、今日はいつもと逆廻りになった。 流れるように松波・鵠沼・江ノ島。滑川で左折して鎌倉を越えて帰るのもよいが、今日はさらに東へむかい逗子方面へ。 まったくと言っていいほど信号にもつかまらず、前車にもとらわれず、すべるように渚橋。 長柄を直進して逗葉新道方面へ。 このへんで、なにか硬いものが車内に転がった。 助手席に置いたカバンか上着から、なにか落ちたのだろうと気にしなかったのだが、シフトに手をやって気が付いた。 あろうことか、シフトノブのプッシュボタンがなくなっているではないか！ 走行中には、シフトボタンを触る必要はないのでそのまま走りつづけたが、ポッカリあいた穴があせりをさそう。 料金所の手前、歩道橋の信号を左へ。イトーピアを抜けて逗子病院へ出ることにする。 ちょうどこの坂道も舗装がきれいになっていて、ちょっとうれしい。 東逗子駅方面へ曲がろうかと思ったが、なかなかに快調だったのでそのまま、田浦方面へ抜けることにした。 船越を左で１６号。ずるずると北上していくと、内川橋の手前で工事のサイン。 左車線によって行くと…。あらあら。内川橋は架け替えの最中で、おおきく左へ迂回していた。一月ぐらい来ないうちに様変わり。 すぐに六浦の交差点。ちょうどこのあたりも、長いこと道路工事をしていたが、ようやく舗装も新たになったようだ。 ただ、まだ六浦の交差点は工事中。夜中は信号どおりではなく誘導される。 そのまま４号を通って帰還。 戻ってから、シフトノブを良く見てみると、プッシュボタンのプラスチックが根元から折れていた…。 むむう。使い方荒かったかしら？ |
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| 2002年3月13日 Wed | #035 やむにやまれず |
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関川夏央 やむにやまれず 講談社 2001.9 |
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| 2002年3月13日 Wed | #036 史上最大の発明アルゴリズム |
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デイヴィッド・バーリンスキ著 林大訳 史上最大の発明アルゴリズム 現代社会を造りあげた根本原理 早川書房 2001.12 |
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| 2002年3月14日 Thu | #037 リオ |
| 今野敏 リオ 幻冬舎 1996.7 幻冬舎文庫 1999.11 | |
| 2002年3月14日 Thu | #038 レッド |
| 今野敏 レッド 文芸春秋 1998.8 | |
| 2002年3月15日 Fri | #039 壊市 |
| 広田尚久 壊市 汽声館 1995.5 | |
| 2002年3月15日 Fri | 鎌倉うんぬん |
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15日金曜は、意外に遅くまで会社にいたので、23時13分の東京発東海道線で帰宅。 腹へった〜と思いつつうとうととして、はっと気がつけば、藤沢駅を出たところ。 時刻は既に０時過ぎ。 やってしまいました。この時間、東海道の上りはすでになく…。 一瞬、妹を起こして車で迎えに来させようとか、近所の友人に頼ろうとかアタマをよぎったが、 疲れている上に小一時間待って、さらに人に迷惑をかけると、相当にふさいでしまいそうで、おとなしく辻堂駅からタクることにした……。 辻堂駅なんて、自分の車ならすぐな距離と思っていたから、なんとなく１号に出て原宿かと思ったが、線路沿いを藤沢方面に向かったほうが距離は断然近いのだと気付かされた。 以前に、こんなのを書いたが、大船にあるのに鎌倉でひとつ書き忘れたことを。そう。それは「鎌倉総合車両所」。 以前は「大船電車区」と「大船工場」と言っていたものが、最近(2000年７月だったに）、この名前に改称された。 ここに所属するのは、横須賀線E217系や、成田エクスプレスなどと、横浜線の205系。 それを証拠に、車両の済みには「横クラ」と表示がかかれているはず。これは、横浜支社・鎌倉総合車両所のしるし。 昔からさかのぼれば「南フナ」「東フナ」「横フナ」「横クラ」の順で変化したわけで。 最初のは、国鉄 東京南鉄道管理局の「南」 次のはＪＲ東日本東京圏運行本部ですな。 ん。なんでこんなこと書いているんだろう。 |
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| 2002年3月17日 Sun | ん〜。またこんど。 |
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先日、折れて外れてしまった、LANTISのシフトレバーのプッシュボタン。 こんなもん、部品を交換するだけと軽い気持ちでディーラーへ伺ったら、なんと、ボタン単品だけでは部品設定がないとのことで、交換するとなると、シフトレバーまるごとの部品取り寄せになるとのこと。 その金額は、15000円也。 あ〜。またこんどにします〜。と、ディーラーを後にしたのでありました。 こりゃ、瞬着か？ |
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| 2002年3月19日 Tue | #040 「できる人」はどこがちがうのか |
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ここんところ、小説が続いたので、なにかカルい新書でも。と思って手にとった一冊。 ありゃ。この著者は、子どもたちはなぜキレるのか(ちくま新書 ２１１)とか、声に出して読みたい日本語とかを書いた人だったのね。 ごく最近、知り合いの高校生に数学と物理を教える機会があった。 今になって初めて分かるのだが、数列とか漸化式とかそのものが、大人になったら役にたつ訳ではなく、それにいたる考え方というか、思考のスジを鍛えることが、役に立つわけで。数学なんて、公式やら計算方法やらをこれでもかと言うくらい鍛錬して、すらすらと解けるようになってから、ようやく１つの問題をいろいろな角度から解けるようになるわけで、そこから初めて理解するようなところはある。 そんなことは言っても、今だから言えるってやつですな。 この本では、学校や親が子どもに教えるべきことは「上達の普遍的な論理」だと言う。数学などの教科に限らず、絵画や音楽、伝統芸能、スポーツに至るまで、どんな分野にも共通する論理がある。それには「まねる力」「段取り力」「コメント力」の３つの力が必要と説く。 さらに、そうした上達の力を身につける動機として「あこがれ」をあげる。 さて、自分を顧みて思うと、意識して「まねた」ことがあっただろうか。尊敬する先輩たちに恵まれているとは思うが、そうした諸先輩方に「あこがれ」たことがあったかどうか。あの人はスゴい、と尊敬することはあっても、あの人のようになりたいと思ったことがあっただろうか。 ん〜。自分がなかなか「上達」しないのは、そうした意識に欠けるからなのだろうか。かわりに、そうしたことを意識しないで、いつのまにか身についたり、出来るようになったことは多い。自らの心のもちようというものについて、あらためて目を見開かされた思い。 そういや以前、似たようなことを思った気がするなあ。 この本の中で、もうひとつ面白いと思ったのは、自分の意識の活性レベルを、常に客観的に感じ取るということだ。 たとえば、今、アタマの中にいる10人のコビトのうち、何人が起きて仕事をしているか。と、意識して思うことで、脳の活性レベルを客観的にとらえることが出来る。こうした習慣をつけることから、自分の意識をどうやって活性化させるかということにつながるはず。 これなら今日からでも出来そうだ。 斎藤孝 「できる人」はどこがちがうのか(ちくま新書 ３０４) 2001.7 |
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| 2002年3月19日 Tue | サクラサク |
 あ〜。本格的にサクラ、咲いちゃいましたねえ。お花見は今週末が見ごろですって？ 桜が咲くと、とてつもなく落ち着かない気分になるのはなぜでしょう。それは、今年はいくつの桜をめでることが出来るかと気をもむからだ。 できることなら、毎日でも、晴れた空の下に咲く桜を、ありったけ眺めて歩きたいと思うのだ。  上の写真は、警察学校沿いの桜。１分から３分咲きといったところか。 下のは、会社の裏。教育の森公園の桜。こちらも３分咲きから５分咲き。 なお、深夜の彷徨車の報告によると(爆)、檀葛は１分から３分咲き、ハイランドはまだ咲き始めという。 こちらはまだ来週かしらん。 お花見行きたいなあ。いっしょに行く人、メールください。 |
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| 2002年3月20日 Wed | #041 スクランブル |
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桜が咲き、吹く風に春の匂いを感じると、どうしてか、胸を締め付けられるような思いにかられる。 折りしも卒業式の季節。花束を抱えた制服姿を見ると、甘酸っぱいような、はずかしいような、なんとも表現しがたい気持ちが襲う。 それはたぶん、あのころに何かを遣り残したという思いを捨てきれていないのと、決してあのころには帰れないという郷愁とが入り混じっているからだろう。 女子高の文芸部員６人が、１５年ぶりに再開し、かつての「事件」を回想するかたちで、ストーリーが展開する。 読み終えた後、私の中の春風はいっそう強くなったようだ。 若竹七海 スクランブル 集英社 1997.12 文庫 |
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| 2002年3月20日 Wed | #042 ニュースキャスター |
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ああよかった。山川健一はまだ「生きて」いた。 ヒーリング・ハイあたりから、どこか遠いところへ行ってしまったような気がしていたが、安息の地で初めて切り開いたノンフィクションノベルの流れを追い、その筆致はますます冴え渡っているようだ。 明らかに、今日もつづいているあのニュース番組がモデルである。事実とすれば驚きを隠せない事柄が出てくるが、そのあたりのことは詮索せず、そこはフィクションとして読むのが作法だろう。 山川健一 ニュースキャスター 幻冬舎文庫 2002.2 2001.1 |
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| 2002年3月20日 Wed | バッタふたたび |
 あのバッタが、ふたたび横浜に帰ってくる。昨秋開催された横浜トリエンナーレの一番注目されたのは、このバッタだろう。写真は当時のインターコンチネンタルホテル内側に吊り下げられたもの。全長は約３４ｍ。 再三の強風に悩まされ、期間中ずっと大空を跳ぶ予定が、週末のみの飛行を余儀なくされ、最終日を目前に破けてしまう壮絶な最期であった。 依然として資金難が続いているようで、各地で「講演」して返済しているとのこと。そのバッタが今週横浜に戻ってくるとの知らせ。 詳しくは、こちらを参照されたいが、触れるほど間近で見られるのは今週末の土日だけだそうだ。ぜひ。 |
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| 2002年3月21日 Thu | 谷中墓地〜上野公園 |
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訳あって長文になりましたので、別ページにしました。写真も盛りだくさんです。ぜひ。 |
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| 2002年3月21日 Thu | カル （原題：tell me something） |
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読みたいと思った本は、それこそ往復の間に読み終えてしまうのだが、見たい映画はなかなかそうはいかない。 今月に入って限定版で値下げされたので買っておいたのだが、なかなか見る時間がなくて、祝日の前の晩に見終わる。 日本での公開は2000年の11月だから、もう１年以上も前だ。いつものように、最終日の最終上映に滑り込んで見た気がする。 しかし、１回見ただけでは、その凄惨さに心を奪われ、謎は残ったままだった。 まあ、あのアニメ映画のおかげで、観客に謎を残す映画には、必ずしも解ける謎ではないという諦観が植え付けられてしまったせいもあり、作中の謎には謎のままでほおっておいたのだが、今回の限定版DVDでは、いくつかの特典映像があるとのことで、その謎に再び挑戦してみようという気にもなった。 「八月のクリスマス」で共演したハン・ソッキュとシム・ウナの再共演。ハン・ソッキュは「シュリ」でも刑事だったし、シム・ウナはAERAの表紙やニュースステーションに出たこともあったはず。 それにしてもシム・ウナは綺麗だわ。「美術館の隣の動物園」でもよかったし。今回は妖艶というかなんというか。 むむう、女優を誉めるボキャブラリーは持ち合わせていないので、これ以上はなんとも。 もっとシム・ウナを見たい！と思っても、すでに引退を表明しているとのこと。日本で彼女が見られるのは、あと「interview」だけとなった。 これも20日にDVDが発売されたばかり。今週末あたりの楽しみに。 DVDプレイヤー(ソフト)の、ブックマーク機能を駆使して、いくつもの場面を見比べたりしたのだが、依然として謎は謎のまま。 まあ、いいか。 |
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| 2002年3月22日 Fri | 満開 |
 先日の写真と比べると、満開の桜はこういうものかと、あらためて気付かされる。雨の降る前。花曇の教育の森公園で。さあて、この近くの播磨坂を中心におこなわれる「文京さくらまつり」の予定は４月１日〜４月１０日。 各地で「さくらまつり」の前倒しが報じられているが、どぉすんのかなあ〜？ やっぱ来年度予算を今年度に消化することはできないのかな〜？ なお、横浜三渓園の「観桜の夕べ」は、予定の3月29日〜4月7日に加えて、3月22日(金)〜24日(日)にも開催を決定。 琴の演奏とかは予定の会期中しか行われないが、開園時間の延長（午後８時半まで）とライトアップはされるとのこと。 今年の桜。今週末が最盛期ですね。 |
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| 2002年3月23日 Sat | #043 地雷 |
| 広田尚久 地雷 毎日新聞社 1996.5 | |
| 2002年3月23日 Sat | interview |
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★★★☆☆ 買ってまで見るものか？という感じ。上出来は上出来。 先日の「イルマーレ」のイ・ジョンエはカッコいい。控えめな雰囲気だがどこか陰のある感じで、シム・ウナもいい。 ただし、冒頭の５分が、イントロダクションという意味なのか、同じシーンが繰り返されているところがちょっと。 劇中劇、作中作というわけで、interviewという映画を製作する監督と出演者という設定。 本当の本編は１２５分ものだったらしいが、今回見た日本公開版とはエンディングが異なるといううわさも。 なんだかんだいって、毎月１作程度、韓国映画のDVDが発売されるようだ。 次回は４月１５日の純愛譜。 |
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| 2002年3月24日 Sun | 父倒れる |
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朝、脳出血で父が倒れる。救急車で搬送し入院。 （４月５日記す） 後日、細かいことを記すが、書いてしまえば気持ちがラクになり、公開することもなしと思い、これだけにとどめる。 2002年３月24日。私をはじめ、家族は、この日を一生忘れないと思う。 よく晴れた日曜日。絶好の花見日和。病棟から見下ろす桜は悲しいくらいに満開であった。 |
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| 2002年3月28日 Thu | #044 図書室の海 |
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こんなときでも、本は読む。いや、こんなときだからこそ、書物という逃避があってありがたいのだろうか。 ようやくこの日から本が読めるようになった。でもまだ人の死ぬことが分かっている本には手が出せなかった。 恩田陸 図書室の海 新潮社 2002.2 |
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| 2002年3月29日 Fri | #045 Ｉｎ・ｐｏｃｋｅｔ ２００２年２月号 |
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父はまだ読みかけだったと思う。 Ｉｎ・ｐｏｃｋｅｔ 月刊〈文庫情報誌〉 ２００２年２月号 講談社 |
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| 2002年3月31日 Sun | イースター |
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午前中教会。 家族で父を介護する覚悟を、ようやくしたところ。きっと、自分の人生（というと大げさで生き方みたいなところ）が、大きく変わるのは間違いない。 よく人生やりなおしたい、とか、生き方変えたいと言う人がいるが、そこまで真剣でなくとも、ココロの中に漠然とそんな思いを抱いていたのは確かだと思う。こうした大事な出来事が、その契機となるなら、喜んでそれを受け入れよう。 最初に真剣に授洗を考えていたのは、院卒の頃。修士を出られたのは、人智を超えた力によるものだと、今でも思っているが、その決意はときと共に薄れてしまっており。。 あれから１週間の間に、これまでに経験しないことがたくさんあり、思いもしないことがアタマの中を占めていた。 そんな中でのイースター。牧師先生の言われる「いのちは神様が決めるもの」という言葉が身にしみる。 午後床屋。こんなときでも髪は切る。 家族がそろって病院へ面会。その足で市長選に投票。 公示時には、老人福祉政策なんて、つゆほども考えなかったが、福祉の大切さやありがたさを知る。だから、候補者選びも全く視点が異なるのだが、いかんせん吟味する時間がなかった。 |
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| 2002年3月31日 Sun | 深夜の温泉 |
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病院から帰ってきて、ひと段落したところで、Ｚ氏から電話。 「これから箱根の温泉に行くけど、来る〜？」って。 Ｚ氏宅にはＴ氏とＭ氏が集まっており、あちらはもう１人を拾って向かうとのこと。 それならこちらは、Ｓ氏を拾って行こうということになり、西湘国府津（ＩＣの直後の西湘ＰＡ）で集合と決め、８時半に車を出した。 Ｓ氏宅へ寄ってから、影取町で１号に出る。その頃、Ｔ車は既に浜須賀とのこと。同じ頃に出たのに、かなり差がついた。 藤沢バイパスから新湘南を抜けて９時40分頃に茅ヶ崎海岸ＩＣ・柳島。 目的地は、11時までやっている日帰り温泉と聞いていたのだが、実は入場は10時までと聞きびっくり。 そりゃまにあわないじゃんというと、「オレたちは先に現地へ行って、あとから来るって言っておくから」とのこと。 そんなこんなで、現地についたのはもう10時半ちかく。「11時で閉めますよ」と言われたが、入れてくれただけでもありがたい。 中に入ると、内風呂と外風呂があり、階段の上にも風呂があった。外は満月。湯煙の向こうに先着の４人がいた。 ほんの数十分程度しかいられなかったけれど、気分が変わって、とてもよかった。よかった。 （４月７日記） |
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