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| 2002年2月4日 Mon | 官報その後 |
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１月31日の官報 「告示」欄 国際連合安全保障理事会決議第一三九〇号（二〇〇二）に関する件（外務一五） に 「平成十四年一月三十一日 外務大臣 小泉純一郎」の署名 同日の「人事異動」欄に外務大臣にかかる事項なし ２月１日の官報には、外務大臣のかかわる事項なし ２月４日の官報 「国会事項」欄 参議院 議員辞職の項目 「一月三十一日議員は、比例代表選出議員大橋巨泉の辞職を許可した。」 「人事異動」欄 内閣の項目 「国務大臣 田中眞紀子 願に依り本官を免ずる 国家行政組織法第五条第二項但書の規定により、 内閣総理大臣小泉純一郎が外務大臣の職に自ら 当たる」 他に、外務大臣秘書官の辞任に続き 「（以上一月三十日）」と記されている。 国務大臣というのは外務大臣の誤植？ それともこういう書き方なのか？ １週間以内の官報は、http://kanpou.pb-mof.go.jp/で閲覧可能 |
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| 2002年2月4日 Mon | 週末 |
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金夜・土夜と、友人K氏宅・Ｚ氏宅に続けて泊。 昨夏映画化された「COWBOY BEBOP 天国の扉」のDVDを見る。 LANTISは100km弱しか乗らず。相変わらず燃費は７km/l前後。 前輪の空気圧が低下して乗り心地悪し。見てもらうと基準2.1のところ1.7とのこと。 減ってはいないものの、そろそろタイヤもか。 整備手帳を繰るが、前オーナーはＡＴＦ交換していない模様。そのうちに。 60000km達成とどっちがはやいか。 26日土曜に予約した書籍はまだ届かず。６冊も予約したのに２週間のうちに１冊もこないとは？ 一度に来たら来たで大変なのに?。 読むものがなくなったので、仕方なく文庫本購入。読了は明日の予定。 |
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| 2002年2月4日 Mon | 本を選ぶという行為（その２） |
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本を選ぶという行為の続き K氏宅へ泊めてもらった際に、あらいざらい話してしまったのだが。 引用の許可をもらったので、まずはK氏の文章から。長文の為、一部を引用。
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| 2002年2月4日 Mon | 本を選ぶという行為（その３） |
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なぜか、昔から「ベストセラー」と呼ばれる本に手を伸ばすことはなかった。 前から知っていた本が話題になってたくさん売れるのは、「ほらみろ」というような気分でうれしいものだが、 読みたい本がたまたま「大ベストセラー」になってしまうととたんに興ざめして、手にとることはおろか、 書店店頭に積んであるのを見るのすら嫌悪するほどだ。 自分のこういう心理が、いかなる理由があってのことか、深く考えたことはなかったが、 今回のＫ氏の文章を読んでその理由がわかったような気がする。 私は、自分が読む本を「選ぶ」その行為にプライド（というには大げさで、誇りと言うにもおこがましいが…）を持っているのだ。 なぜこの本を手にとったか。理由はきちんと説明できないけれど、「これは確かに私が自分の意志で選んだものです。」と 言いたくてたまらないのだ。 だから「ベストセラー」を読んでいる姿を「売れているから読んでいるのでしょ」と思われたくないがために、 売れている本に手を出さないのだ。 （そうして、読みそびれた本はあまたある。たとえば宮部の理由とか模倣犯とかとかとか） そうした本を手に取るのは、ほとぼりが冷めた頃。たとえば、予約待ちがとけて、図書館の棚に載っている頃でしかない。 私が、小さい書店よりも大きな書店、書店よりも図書館を好むのは、この「本を選ぶ姿勢」に通じるのだろう。 書店店頭にある本は、多かれ少なかれ、誰かの手によって今日選ばれた本である。それは小さい書店ならなおのことだ。 一日２００を超える新刊本の中から、今日その書店に置いてあるのは本の一部に過ぎないわけで、それにはどうしたって、 「誰か」の選択が入っている。そうした「私でない人」が選んだ書籍を手にとることを好まないのだ。 図書館というところは、世の中に出ている全ての本を、選択眼（いろめがね）なしに置いてある。 だから、その中から本を得ることは、明らかに「私」がその本を選んでいる訳だ。 （図書館とて有限の入れ物であるから収蔵に選択がまったくない訳ではないが、その基準はどんな嗜好にも属さないといえるだろう。 特に、書店と比較相対的にはそう言えるだろう。 ただし、現在の会社に就いてからは、図書館所蔵の本を選択している見えないチカラ(構造)というものがあることに気付いたのだが…。 それはまた別の話。別の機会に。） というわけで、K氏の文章には大いに賛同する…のだが。 でも、ちがう。と思ったこともあって…。続きはまたいずれ。 |
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| 2002年2月5日 Tue | #018 朝倉恭介 Ｃの福音 完結篇 |
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えーと。 楡 周平 の「Cの福音」から続く朝倉恭介シリーズ全６巻の完結編であります。シリーズを通じての復習編のようでありまして。米国に君臨するマフィアと親子同然のつながりを持つ朝倉が、日本国内で完璧なコカイン密輸システムを構築しオペレーションしていたが、いよいよ窮地に追い込まれて…。という話。目新しいことは特になく、強いて言えばエシュロンぐらいで、それよりも、著者の日本観というか世界観が鼻につく感じ。 最近、この人（著者）は「図書館は作家の敵」論者ということを聞いた。 「Cの福音」シリーズはなかなか面白かったが、「ガリバー・パニック」とか、エッセイ「外資な人々」なども読むとよろし。 楡 周平 朝倉恭介 Ｃの福音 完結篇 宝島文庫 ハードカバー |
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| 2002年2月6日 Wed | 官報その後（その２） |
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官報２月６日付 外務省告示 以下の10項目が 川口順子 の署名で告示。 円借款の支出期間の延長に関する日本国政府とインドネシア共和国政府との間の口上書の交換に関する件（外務一六、一七） 円借款の支出期間の延長に関する日本国政府とインド政府との間の二の口上書の交換に関する件（同一八） 食糧増産援助に関する日本国政府とスリ・ランカ民主社会主義共和国政府との間の書簡の交換に関する件（同一九） 食糧増産援助に関する日本国政府とラオス人民民主共和国政府との間の書簡の交換に関する件（同二〇） サバナケット地区上水道施設改善計画のための贈与に関する日本国政府とラオス人民民主共和国政府との間の書簡の交換に関する件（同二一） 無償資金協力に関する日本国政府とラオス人民民主共和国政府との間の書簡の交換に関する件（同二二） 無償資金協力に関する日本国政府とネパール王国政府との間の書簡の交換に関する件（同二三） カトマンドゥ市交差点改良計画のための贈与に関する日本国政府とネパール王国政府との間の書簡の交換に関する件 （同二四） シンズリ道路建設計画（第二工区）のための贈与に関する日本国政府とネパール王国政府との間の書簡の交換に関する件（同二五） そうとう溜まっていたのね…。 同 人事 内閣 欄 「国務大臣 川口順子 外務大臣を命ずる 内閣総理大臣小泉純一郎は、国務大臣川口順子に 外務大臣を命じたので、国家行政組織法第五条第 二項但書の規定により自ら当たっていた外務大臣 の職には当たらないこととなった （略）（以上二月一日）」 やっぱり国務大臣でいいんだ。 あれ？ 環境大臣はどこだ？ |
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| 2002年2月7日 Thu | いまさらながらだが、 |
| 駅を降りたら鎌倉市で、バスに乗るところは横浜市で、バスを降りたら鎌倉市で、家についたら横浜市… | |
| 2002年2月8日 Fri | ということは |
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横浜市の家をでて、鎌倉市のバス停からバスにのり、横浜市で降りて、鎌倉市の… あ、もういい？ |
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| 2002年2月8日 Fri | #019 情報検索アルゴリズム |
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ちょっと興味がある…という程度では、学術書を買おうとは思わないが、図書館で簡単に手に入るならということで。 いますぐには必要ないが、目を通しておいたらナンカいいことあるかも、ということで読んでみた。 さまざまなアルゴリズムの数学的知識や実装方法なんかは、さらっと読み飛ばすが、各種の検索法の名前とそのやり方ぐらいは知っておくといいかも。大事なところはメモしておこう。 情報検索アルゴリズム 共立出版 |
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| 2002年2月9日 Sat | 日記に手を入れる |
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この日記を作成しているCGIは、Akiary というものだが、バージョンアップしていたのを適用させる。 ついでに、元のCGIに手を入れて、全ての題名の一覧を作成するようにしてみた。 ただ、これはこれまでの全部の日記の題名を出すものだから、はたしてうまく動くかどうか…。 おお。案外ラクに出来た?！ でも、この日記、各項目のインデックスは #20010209 のカタチなので、１日に何回も書いたときは 適切なインデックスに飛ばない…。むむう。 これには、日付を日付＋番号のカタチに変えないとならんのだが、そういうプログラムに なっていないんだなあ。これはいずれ考えましょう。 |
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| 2002年2月10日 Sun | 紀伊国屋？ |
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午後から図書館。今週は 永井するみの新刊 今野敏 そしていまさらの「ホンコロ」。 LANTIS 富士見町で６００００km達成。購入時４７０００kmだったので、１０００km／月走っている計算に。 上大岡で新しいデジカメ購入。135gは軽い！ 詳細はそのうち。 Dreamweaver でページを作るなら、Fireworksとの連携がキモ。 ボタンとかタイトル画像とかもっとFireworksの機能を使い倒さなければ…と関連本を購入。 成果？ あ、いや、私が作っているのは、このページだけではないんです…。 上大岡の書店と言えば、八重洲ＢＣなわけだが、実は、紀伊国屋もあるのです。 先日、横浜そごうに紀伊国屋進出のニュースを聞いたばかり。 最近の紀伊国屋はどうなのかと、足を伸ばしてみたが、なんと７時半で閉店。見ることもできなかった。 |
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| 2002年2月11日 Mon | ＡＴＦ交換 |
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６００００kmを超えてからの、ATFの交換は不安があったのだが。 サービス工場で整備手帳を見直してみると、「ATF」の交換は一度もなかったが、「AT」そのものの交換をしていたことが判明。 現在の車のミッションは私が乗る直前に交換されていたものだった…。 これでこころおきなくATF交換に望める。 結果？ 変わらないような、よくなったような。もう少し乗ってみないとわかりません…。 |
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| 2002年2月11日 Mon |
#020 だれが「本」を殺すのか 〜本を選ぶという行為（その４）〜 |
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いつかは読まなければと思っていて、いまさらながら図書館で借りて読了。 書店・出版社・取次・図書館…。本をめぐるギョーカイがどうにもならないところまで来ているのは確かなのだが、ただの本の消費者としての自分がいったい何をすべきか（何をすべきでないか）ということは、さっぱりわからないままだ。 小さいころから図書館が好きで、我が横浜市の図書館をココロから愛し、その施策や指針に注視しつづけて来た身としては、図書館を含めて、このギョーカイをめぐるさまざまな問題（再販制？書籍売上額の低下？乱発される新刊本？ブックオフ問題？図書館の副本大量購入問題？図書館のコピー問題？……）に関して、それぞれに何らかの見識というか意見をもちたいと思っているのだが、関連する本や情報を見聞きするたびに揺れ動き、一向に定まる感じがしない。 ただの本読みとしては、毎週図書館には行くし、それこそこの「ホンコロ」のようなベストセラー本を借りて読んでしまうし、だからといって本を買わない訳ではなく、軽重問わず、ひまつぶしだったりするけれど、文庫や新書に偏っているが、本は買って読む。買って読んだ本はいつまでも置いておくわけにはいかず、先日はブックオフに売りに行った。 ギョーカイの危機を憂う身としては、その一つ一つの行動が、このギョーカイを救う行動であることを祈るばかりであるが、はたして「私のしていることは批判の対象となる行為ではないのか？」という疑念がつきまとって仕方がない。 ただの一人の消費者としては、そんなことをいちいち気にかける必要はないと思うのだが、はからずも、このギョーカイの中に身を置いてしまった立場ゆえ、どうしても考えざるをえなくなってしまう。 前回、「本」を選ぶのは「私」個人でなければ…。といった趣旨のことを書いた。K氏の文章では、ｂｋ１のサイトが多くの書評やていねいな宣伝文句をぶらさげており、それに「つられて」しか本を買えない人を嘆いていたが、現在のギョーカイの構造を支えているのは、売れているから売れる本を買っている「マス」のチカラなのであり、そういった構造があるからこそ、安価に手軽に書籍に触れられるというのが現実である。 だとすると、図書館で本を借りる行為ってやつは、ためにならないのか？ だけど、図書館がなくなったらどうする？ フローとしての新刊書籍しかない書店に変わって、ストックとしての機能をもちうるのは図書館以外になくないか？ 売れていない作家の作品を最初から全てそろえて私の前に出してくれるところが他にあるのか？ あ〜。もう、どうすればいいのか、わからなくなってきた。というのが現在の感想である。 すると、前回引用から略したK氏の文章の最後が、とてつもなく共感を覚えるように思えてきた。
佐野真一 だれが「本」を殺すのか プレジデント社 2002年1月23日 本を選ぶという行為 2002年2月4日 本を選ぶという行為（その２）（その３） |
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| 2002年2月12日 Tue | 歴史的な日？ |
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新聞というものは、１日だけ読んでも意味のないものだということに、あらためて気づかされた。 本日は新聞休刊日。故に朝刊は発行されないはずであったのだが、産経新聞は本日の休刊日から駅売りの特別版を発行したのである。 朝起きると、早朝に父親が近所のコンビニで買ってきたその「特別版」が既においてあった。 眺めてみたが、新規読者の獲得へむけてなのか、普段はない特集ばかり。 一面トップも、それはそれでスクープなのだろうが、別に今朝でなければならない話題だし。 なにより、地域面がないのも辛い。 駅についてみたら、日経をはじめ、主要紙はすべて「特別版」を出しているではないか。 休刊日にはスポーツ紙しか出ないのがこれまでであったが、普通に朝刊が手に入る。 じゃあ、これまでの休刊日はなんだったんでしょう？ 遅々として進まない構造改革もあれば、こんな風に一気に瓦解してしまう改革もあるんだなあと思った次第。 |
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| 2002年2月12日 Tue | 22時40分発 |
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夜10時半を回っても、バスが何本も出る地域なんて、世の中そうあるものではないと思うのだが。 しかも、どのバスが最も早く到着するかを気にかけるほど、相前後してバスが出るなんて。 レイの神奈中バスのサイトから、最新の時刻表を見てみると… 22時30分みどりが丘 39分公田団地経由本郷車庫 40分上之 42分湘南ハイツ 48分本郷車庫 54分公田団地 59分上之 59分上大岡 と７本もバスがある！ やや。今晩乗った上之行きは40分発のだったのか！ 公田団地経由本郷車庫行きは１番のりば。上之行きは２番のりば。 どちらにもほどよく乗客が列を作っていたので、どっちが先に出るかと思い、手許の時刻では上之行が38分だったので迷わずそちらに並んだのだが、上之行きの方が乗客が多かったので、先に全ての乗客を乗せ終えた本郷車庫行きが出てしまったのだった。 あとどのくらい待てばよいかを知るためにもバスの時刻表は必要なのだが、先にどっちが出るかを知るためにも時刻表は必要なのです。 ん〜。手許の時刻表も最新版に改定せねば…。 近いうちに、バス時刻のページも復活させましょうね。。。 |
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| 2002年2月13日 Wed | #021 防風林 |
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これは永井するみではありません。 いやいや、永井するみの「ギョーカイもの」ではありません。ということ。 薄めの単行本なのですが、二段組で分量は多いです。ですが、ストーリーは単純です。 ミステリを読みつけた方は冒頭50ページで底が割れるかもしれません。 読後感は…、なんとも言えない底知れなさというか、砂丘に埋まるようなというか。 著者の次なる飛躍のための、ひとつの通過点と思えばよいでしょうか。 ただ、流れるような文体は美しいです。著者が男性視点で書いた作品は初めてではないでしょうか。 男には書けない男らしさ？というか、いままでに感じたことのないシンパシーを感じるのは確かです。 永井するみ 防風林 講談社 |
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| 2002年2月13日 Wed | 問題 www.boy.co.jp |
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ここで問題です。www.boy.co.jp はどこの会社のＨＰでしょう？ 知っている人は地元の人だけかしらん？ boy＝少年 とつくからにはアパレルメーカーか！ ブー はずれです。 bank of yokohama で、横浜銀行が正解です。 会社の近所のセブンイレブンに行ったら、ＩＹｂａｎｋのＡＴＭが置いてあって、そこにハマギンのロゴが。 おやまあ、ハマギンはＩＹと提携したのですか。そうですか。知らなかったなあ。 最近はコンビニのＡＴＭも複数種類あって、一番多いのは、ＡＴＭ ｅ−ｎｅｔでしょうが、ａｍｐｍの三井住友も良く見ますね。 そしてこのＩＹｂａｎｋ。ＨＰを見たら、セブンイレブンとイトーヨーカドーはもちろんのこと、デニーズにもＡＴＭがある店舗があるらしいっす。 それぞれのグループで、自分の銀行のカードが使えたり使えなかったり、夜遅くまで使えたり使えなかったり、日曜祝日も使えたり使えなかったり。 しかも、それぞれ手数料が異なって、どこでおろすのがいいのかさっぱりですねえ。 なになに、ＵＦＪでＩＹｂａｎｋからおろすと手数料が52円！ あぁいいですなあ。銀行変えようかなあ。 給与振込の口座は、土曜の夜から日曜の朝まではコンビニと言えどおろせない銀行で。 どこですかって？ www.btm.co.jp です。銀行のドメインってどうしてみんなこんなかなあ…。 それにしても、www.ufj.co.jp ってよくドメイン取れましたねえ。 つうか、ドメインとれるとわかっていたからこの合併名称なのでしょうか？ 新しい会社の名前って、ドメインを考慮しないといけない時代だから、難しいでしょうね。www.bk1.co.jp とかね(爆) |
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| 2002年2月14日 Thu | #022 交通事故鑑定人 |
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詳細に語られる事故の模様が、あまりに生々しくて、とても先を読めない。 「週刊朝日」誌上でこの鑑定人駒沢幹也氏を追った連載の、集成とも言える新書。 死亡した交通事故被害者の遺族らが、被害者の過失とされる事故検証をくつがえすべく、鑑定を依頼するケースが多く紹介されている。 特に、バイクやオートバイに乗車中の若者が死に至る事故では、警察も「スピードの出しすぎ」「無謀運転」との先入観を持っていがちで、事故の原因を死んだ若者に向けるような検証が多くなされてしまうという。 どのようにして娘・息子が事故に至ったかを知るべく、検証結果を聞いても、ずさんな検証が明らかになるばかりで、遺族としてもやりきれない思いを多く残す。しかも、どうみても死んだ若者に非はなく、事故の相手方（乗用車の運転手）に非があるのは明らかな事故では、その無念を晴らそうと、裁判を起こすに至るのだろう。 これは金銭的不利益を不服としているだけではない。実に、実際の被害者の遺族は、スクラップ寸前の加害者側の車両を買い取ってまで証拠保全に努めているほどだ。本書に出てくる鑑定人は、さまざまな事故を鑑定し、こうした被害者に責がないことを明らかにしていく。 こうした事故を多く見た鑑定人は、家族が事故にあった場合には、まずどうするべきかをこう述べている。 １）死の悲しみをおして、半日でも早く、事故現場に赴き、これはというものを写真に撮る。 ２）警察に行き、保管中の加害車両の写真をたくさんとる。同時に、自分側の車も撮る。 ３）衣類、持ち物を捨てずに残しておく。 車を運転する者としては、事故を起こさないことはもちろんだが、事故を起こしてしまったとき、事故に遭ってしまったときのことを考えると、とてもこのようなことは出来ないのではないかと思ってしまう。それを怠ると、どんなに無念で悲惨な状況が起こるのか。このことを思うととてもやりきれない。 わが国には、交通事故鑑定人という制度はない。これは、交通事故を物理的科学的に分析する手段がないということと同じである。 いちどきに多大な死者を出す航空機事故においては、専門家によって「飛行機事故調査委員会」というものが作られ（これは国土交通省の管轄）、専門的に事故の原因が究明される。数年前からは、鉄道事故においてもその必要性が叫ばれ「鉄道事故調査委員会」が作られることになり、その最初の事故がて日比谷線脱線事故だったように覚えている。しかし、航空機事故や鉄道事故よりもはるかに多くの死者を出す「交通事故」に、その専門家組織がないというのはどういうことだろうか。規模が小さく全国で頻繁に起こるから、対応ができないというのだろうか。検証をする警察官にその能力がないことは、本書の中で明らかにされていくが、ではいったい警察署の「交通課」ってなにを専門にするところなのだろうか。 本書は、週刊誌上の連載をベースにしたこともあるが、全体の構成がやや粗い気がする。新書としてはこの程度でよいのかもしれないが、著者の意義ある仕事を考えると、もう少し丁寧に作ったほうがよいのではないかという印象をもった。 交通事故鑑定人の周辺については、以下の書籍にも詳しくかかれているので、そちらのほうがよいかもしれない。 １）猪瀬直樹 交通事故鑑定人Ｓ氏の事件簿 文芸春秋 ２）矢貫隆 ドキュメント交通事件 現場からの報告 恒友出版 ３）矢貫隆 それでも事故は起こった 草思社 ４）矢貫隆 奈美ちゃんの赤い靴 車椅子の少女が街に出た! 日本経済新聞社 ５）矢貫隆 交通殺人 文芸春秋 １は猪瀬直樹氏の本なので読まれた方も多いと思う。２〜５は、交通問題や救命救急をテーマとする矢貫氏のもの。 ２〜４は手に入りにくいと思うので、図書館等で読まれたい。戸塚図書館にはあったはず。 ４はbk1にもないが、交通事故で脊椎損傷を負った被害者のリハビリを追うもの。理学療法士(だっけ？)という方をはじめて知った。車椅子の生活やバリアフリーに関しては五体不満足よりも先に詳しくかかれていると思う。 ５は近著。もしかしたら未読かも。 柳原三佳 交通事故鑑定人 鑑定歴五〇年・駒沢幹也の事件ファイル （角川ｏｎｅテーマ２１） |
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| 2002年2月14日 Thu | IY Bank（その２） |
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昨日、最近はやりのコンビニＡＴＭについて、３つのグループがあると書いたが、ちょうどそれと同じような記事がここにあったので、紹介しておく。 これを読んでから書いたというわけではなしに |
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| 2002年2月15日 Fri | 午後１２時 |
 午後１２時はいったいいつでしょうか？ ２４時間制にはあんまり抵抗がないと思っているので、公に書いたりするときは常に２４時間制を用いているので、こんな場面に出くわすとは思わなかった。 パソコンの時刻も初めっから２４時間制だと思っていたのに、最近オヤと思うことがあった。 ＮＴの４．０はデフォルトで「午前・午後」のつく１２時間制の表示となってしまう。 自分のマシンだったら勝手に直しちゃうのだが、サーバマシンではそうはいかない。 時刻表示形式を変えたら思わぬところ（他人の作ったプログラム？）に影響を及ぼさないとも限らないからだ。 さて、Windows系の「午前・午後」付き１２時間表記だが、午前・午後とも１時から１２時までとなる。 午前１１時５９分の次は、午前１２時００分だろうと思ってしまっていたのだが、さにあらず。 昼の１２時は、午後１２時××分となるのだ。 画面は、ＮＴでスケジューラを設定して、昼の１２時５０分にとあるプログラムを自動実行させようとするときのものである。 まあ確かに、正午以前が午前で正午以後が午後なのだから、昼の１２時は午後とする理由はあるのだが。 どうも感覚的に午後１２時は夜中のような気がして仕方がないのだが。 午前１２時？ 午後０時？ とか 国立天文台 よくある質問 とかにあるように、午後１２時は夜の１２時を指すのが普通だと思うのだが。皆さんはいかがでしょうか？ いっそのこと、表現を１時〜１２時とするのをやめて、１２時ではなく０時と表示してくれればいいのに。午後０時ならお昼で異論はないとおもう。 ま、Windowsの世界がそうであるなら、プログラマはそれに従うしかないんですがねえ。 |
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| 2002年2月15日 Fri | 冬の朝は富士山を探して |
 昔、このような文章を書いたことがあるのだが、今日ようやくそれをデジカメに撮ることができた。 今週になっていよいよＴＶＣＭや車内の広告に登場してきた MINOLTA の IMAGEX。 電池抜きで１３５ｇは、とてつもなく軽い！。鞄に入れて持ち歩いても、ぜんぜん苦にならないほどだ。しかし、鞄の中に入れておくとすぐには取り出せない。このカメラの好ましい使い方としては、上着の内ポケットに入れておいて、撮ろうと思ったときにすぐに取り出して撮ってしまうことだろう。 ３倍ズームカメラとしては最速の、１．８秒高速起動も気に入った。 今後、この日記にも、いろいろな画像が出てくることでせう。 |
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| 2002年2月15日 Fri | 文京区立窪町小学校 |
 自分の年齢と同じくらいの小学校に通った身としては、創立から７５年も経つ小学校に通う気持ちは想像もできない。 会社の近くにある窪町小学校は、なんでも戦前から、いや大正時代からある由緒ある小学校のようで。 茗荷谷界隈は、昔の高等師範学校〜東京教育大があった場所であり、それこそ「文京」地区で、大学や学校が多くある。 教育大が筑波へ移って（筑波大学付属大塚小学校は今もあるが）、広大な敷地が「教育の森公園」となっている今では、この窪町小学校の校舎だけが、往時の姿を唯一残すものなのかもしれない。 この校舎は、この春に取り壊しとなり、新しい校舎に建て変わるそうだ。 古い建物で毎日を過ごす小学生は、確かにかわいそうだが、なんとかこの姿を残せないものかとも思ってしまう。 残すといっても、右から書かれた校名板だけを残して、ハイオシマイてなことにならなければよいが。 あ、看板だけ残して事たれりとするのは、こうして校名板の写真をとって記念にする私の心理と大差ないか。 |
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| 2002年2月16日 Sat | #023 熱波 |
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以前、このへんで、『「いっそのこと」とか「革命」とか、叶うべくもないことは願わずに、現時点の枠組みで出来ることをやるしかないわけ』と書いた。 政治のシステムそのものが行き詰まっていることは確かだが、それを今すぐに空白にして、ゼロからやり直すこと出来ない。 一度には小さな変化しかおこせないが、それを根気よく続けていくことしか道はない。 かつて、在学中に卒業後の進路について考えていた頃、公務員になる道もあったのだが、自分には難しいと思った。 行政が担うべきことはたくさんあるし、役人にしか出来ないこともたくさんあるはずで、そうした場で活躍できるかと思ったのだが、もし自分が役人となって仕えたとしても、その場所に蔓延する「コトナカレ」な空気に包まれたら、自分に与えられた仕事だけをこなすのに終始しそうなことが充分に予想できたからだ。 本書は、レイの紺の今野敏の一作。自治省に勤めるエリート役人が、内閣調査室に出向になり、さらに沖縄県に出向させられる。ただ単に、その日その日を過ごす「コトナカレ」な役人が、沖縄の地で何をするのか、どう変わっていくのか。 彼のほんの少しの変化が、世の中を動かす大きな変化につながっていく。 構造改革が声高に叫ばれて久しい。何もかも変化させなければならないのはわかっているが、どうやって変えていくか、どうしたら正しいことが行えるようになるのか。結局のところ、（役人だけでなく）一人一人の小さな変化を積み上げていくしかないわけで。本書はそうした「気分」を与えてくれ、ささやかな光を与えてくれる。 (２月20日加筆) 今野敏 熱波 角川書店 1998.10 |
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| 2002年2月17日 Sun | ひなまつり展 |
 日曜日。教会から帰ろうとしたら、母から電話。これから伯母と待ち合わせて出かけるとのこと。 車で送りながら付いて行くことにした。 出かけた先は、田谷の奥の「山の上ギャラリー」で催されている「ひなまつり展」でした。 創作雛や内裏・雛を描いた日本画など、さまざまなお雛様が飾られていました。日常から離れて、たまにはそんなひとときをすごすのもよいもの。 ギャラリーは古い民家を改装したものですが、階段裏とかにも小物を置けるようになっていたり、二階にまでも床暖房が入っていたり、なかなかよい造りです。 場所は、田谷から関谷へ抜ける道の途中。旧モノレールをくぐってすぐの信号を左。小雀のほうへ抜ける道の途中です。 そういや、ドリームランドは17日で閉園。35年の歴史に幕を閉じましたが、最後の土日は最盛期を凌ぐ人出だったとか。 |
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| 2002年2月18日 Mon | 大船駅バス時刻 |
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うう。週末で、大船駅バス時刻のページを作成。 今日の日記は明日書きます。 |
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| 2002年2月18日 Mon | #024 花の下にて春死なむ |
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★２つ半 北森鴻 花の下にて春死なむ 講談社文庫 2001.12 初版 1998.11 |
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| 2002年2月19日 Tue | #025 なぜ数学が「得意な人」と「苦手な人」がいるのか |
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数を理解すること。一言で言うのは簡単だが、それにはさまざまな能力が複合されていることがわかる。 著者は、脳の一部に損傷を負った人の観察から、数的理解には脳のさまざまな部位を駆使していることを突き止めていく。 中盤はこうした研究事例が中心となるが、後半は数の能力をどうやって会得していくかという教育論になる。 生まれつきの脳の差では（特別な障碍を持った人でなければ）、数学能力に差はないとするが、数的理解には（加法原則とか演算記号とかの）文化的ツールを習得しなければならない。これらのツールを使えるようになるには、多くの練習と訓練が必要であることを明らかにしていく。 プロのバイオリニストやピアニストが、小さい頃から１日何時間も練習するように、計算が早くできるためには、それなりの訓練が必要だということだ。それによって、脳の部分が肥大していくのだそうだ。 巻末に「数学脳テスト」がついている。何問とけるでしょうか？ ほとんどの問題は納得がいくものだったが、唯一私が直感で理解できないのは、以下の問題です。 問１）ある夫婦に子どもが２人います。そのうちの１人が男の子です。もう一人の子が女の子である確率は？ 問２）それでは、２人の子どものうち、一人目が長男であったとき、もう一人の子が女の子である確率は？ 私は、どちらも50％と思ったのだが、さにあらず。 問１は75％、問２が50％。どうしてそうなのでしょうか？ ちょっと考えてみてください。 ブライアン・バターワース なぜ数学が「得意な人」と「苦手な人」がいるのか 主婦の友社 |
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| 2002年2月19日 Tue | はやく「光」を！ |
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帰りがけ。電車から見えるＮＴＴ戸塚電話局の電光広告に「超高速光ブロードバンドのＮＴＴ」の文字が。 戸塚局って、8xxとか9xxとかだけではないのですか？ その地域で「光」が来ているところがあるんでしょうか？ むむう。市内局番と担当電話局の一覧とか、どっかにころがってないですかねえ。 |
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| 2002年2月20日 Wed | 「償い」という歌について |
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職場でのお昼休みは、新聞系のサイトをブラウズしながら食事をとる習慣になっているのだが、 読んで思わず落涙しそうになった記事があった。 会社員を暴行の末に死に至らしめた事件の裁判において、被告人の少年たちにむかって、裁判官が 「唐突だが、さだまさしの『償い』という歌を聴いたことがあるだろうか」と問いかけ、 「この歌の、せめて歌詞だけでも読めば、なぜ君らの反省の弁が人の心を打たないか分かるだろう」と諭したそうだ。 この件に関する報道は、いくつか探したが、いまのところ毎日と読売だけなので、裁判官が、この歌の歌詞を紹介したかは不明。まさか歌ったわけはないだろうが。 この歌を知っているだけに、胸の詰まる思いである。 なお、この歌の全歌詞はこちらにあります。 |
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| 2002年2月20日 Wed | #026 Ｉｎ・ｐｏｃｋｅｔ 2002年２月号 |
| Ｉｎ・ｐｏｃｋｅｔ 月刊〈文庫情報誌〉 ２００２年２月号 講談社 | |
| 2002年2月20日 Wed | 増発のウワサ |
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「湘南新宿ライン」増発だそうです。 ３月２３日の改正で、土日の新宿〜大船方面が３往復増だそうです。 未確認情報なので、出所詳細はまたいずれ。 電車乗りとしては、興味深い点のたくさんある「湘南新宿ライン」。 そのうちに時刻表をはじめ、いろいろと分析してみた結果を公開しようともくろんでいます…。 |
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| 2002年2月21日 Thu | #027 鎖 |
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先週末の図書館で見つけた本。音道刑事シリーズが出ていたとはしりませんでした。失礼。 500ページを越す大部！。 これまでの展開と異なり、音道刑事とコンビを組む刑事は、中年男ではなく若者。女性蔑視に満ち満ちた刑事の世界でもがいてきた音道刑事だが、理解のある若い刑事もいるのだと思わせておいて、この若者とんでもないやつ…。 前にコンビを組んでいた滝沢刑事も別な事件で登場して、シリーズを読んだ読者は「待ってました！」と声をあげてしまうだろう。 前半三分の一で、事件は解決かと思いきや、まだあと３分の２はあるわけで…。 こうした小説は、先を読みたくてうずうず。往復で読みきらずに、ついつい夜更かししてしまいました。 時間を忘れさせてくれる小説を久しぶりに読みました。 bk1のページを見て思ったのですが、あらすじをぶちまけてしまう書評などは読みたくもないですが、酷評する書評も読みたくないですな。 爽快な読後感が台無しになってしまいます。 このページから本を読まれる方は、そうした書評のトラップには充分にご注意くださいませ。 鎖 乃南アサ 新潮社 2000.10 |
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| 2002年2月21日 Thu | かまくら大船 |
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大船駅東口の、モノレールのすぐ脇。 ルミネ下の交通広場に入ろうかというあたりの線路沿いに、建築中のビルがある。 こんな狭いところに、しかもＪＲの敷地に建つビルとは…？ 答えはただ一つ。最近首都圏各地の駅前に展開する、ＪＲ東日本のホテル。ホテル・メッツ。 大船駅前は４月27日オープンだそうで。 ところが、その名前が、なんと「ホテル・メッツ かまくら大船」だそうな。 おい！。なんでもかんでも、大船にあるものに鎌倉ってつけるのはいいかげんにしないかっ！ 鎌倉芸術館に鎌倉武道場、レイウエル鎌倉に鎌倉シネマワールド…はなくなったけど。 最近、大船にあるのに「鎌倉」の名を冠するもの多すぎ。 そんなに知名度ないですか？ 大船。 確かに、撮影所もなくなっちゃったけど。 鎌倉観音なんてのにならなきゃいいが。 |
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| 2002年2月21日 Thu | 一週間は日曜日から？月曜日から？ |
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毎月１回の処理を、プログラムで自動化するには、どうしたらいいでしょうか？ たとえば、第二土曜日に限って、特定のプログラムを動作させる…なんてことをよくします。 近々始まる新しいプログラムを開発中なのですが、月に１回で充分ということ。それも平日に行いたい。 では、ってことで「２週目の月曜」ってことで話は済んだんですが、「２週目」っていつですか？ あなたの手許のカレンダー。(2002年)９月の２週目の月曜日は何日ですか？ ９日ですか？ あ、それは日曜始まりのカレンダーですね。 月曜始まりのカレンダーを見ている方は、２週目の月曜は２日ではないでしょうか？ １週間を何曜日からはじめるのかって、日本では法律で決まっているわけではありません。 ＪＩＳで決まっているのかと思いきや、そうでもありません。 外国では、日曜から始まるって辞書に書いてあるそうですが、日本の辞書は… つかえねぇ…。 週末っていえば土日のことですし、日曜日に月曜のことを思うと「来週の月曜」って思うのですが、みなさんはいかがでしょうか？ このまえの日曜は「先週の日曜」ですか？「今週の日曜」ですか？ そうそう、そういえば「♪月曜日は市場に出掛けぇ…」で始まる歌があるぢゃないですか。 それにしても、午前午後といい、日曜日月曜日といい、あいまいな部分が多いですねえ。 あー。１週間が７日って決まっていてよかった、よかった。 |
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| 2002年2月22日 Fri | 図書館の学校 ３月号 |
| 図書館の学校 ３月号 | |
| 2002年2月22日 Fri | 掘り出し物みぃーっけ |
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会社では、本そのものに触れることはないのだが、やはり目の前を本のデータがいくつか通りすぎていく。 今週は、恩田陸（図書室の海）や、梨木香歩（春になったら莓を摘みに)が新刊を出してるし。 そんななかで見つけたのは、北上秋彦。ちょっと面白そうかもって思ったので、帰りに「種の終焉」を、東京駅の本屋で購入。厚めなので週末は潰せそうです。 |
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| 2002年2月23日 Sat | #028 種の終焉 |
| 北上秋彦 種の終焉 祥伝社文庫 2000.7 祥伝社(ノン・ノベル) 1997.4 | |
| 2002年2月23日 Sat | #029 動機 |
| 横山秀夫 動機 文芸春秋 2000.10 | |
| 2002年2月24日 Sun | #030 クラッシュ・ゲーム |
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類は友を呼ぶ、とでも言おうか。 土曜日閉館間際に図書館へ赴いたら、北上秋彦の本が３冊もあったので、まようことなく借りる。 貸出手続終了５分前に飛び込んで、何冊も借りてこれるのは、運がいい。 先日の日記で、わが国には交通事故鑑定人という制度はない、と書いたが、それは誤りだったことに気付かされる。 本書は、損害保険会社から委託される自動車事故調査会社の調査員が主人公。 この主人公も、「警察の実況見分なんてあてにしてはダメ。彼らは無能だから。」とはっきり言わしめる。 偶然がいくつか重なって、短い期間に、同じテーマを扱う本にめぐり合った。 確かに、私が本を選んでいる、と思わせるこのごろ。 北上秋彦 クラッシュ・ゲーム 講談社文庫 2000.11 借りたのは単行本(1997.09) |
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| 2002年2月24日 Sun | #031 謀略軌道 |
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かつての東映映画「新幹線大爆破」の二番煎じか？と思ったが、そこは現在。 また執筆時期が98年といえど、状況は今日とあまりかわらない。 時速１００ｋｍ以下に速度を落とすと爆発する爆弾を仕掛けたとの予告。在来線に仕掛けられた軽微な爆弾が爆発するという設定も同じ。主人公が新幹線指令室で指揮をとるのも同じ。ここまでシチュエーションを同じくして、どうやって「新幹線大爆破」を超えるかというのが見所か。 モトネタを超えたかどうかは判断の分かれるところだが、犯人側の設定は複雑になっているし、盛岡発東北新幹線が…というのもポイントか。 ラストシーンはもう少し書き加わっても良かったと思う。危機発生の瞬間、責任者がどう指揮を出したかという点が、こうしたパニック小説の見所だと思うのだが、だとしたら、「事後」の措置も重要になると思うのだが。 全体的には、時間を忘れて読めました。 北上秋彦 謀略軌道 新幹線最終指令 角川書店 1998.12 |
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| 2002年2月25日 Mon | イル・マーレ |
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月に１度は映画を見よう計画その２。なかなか実現に至らないのだが、先月買ったＤＶＤをようやく見ることができた。 最近、韓国映画にハマっていて、機会があるたびに見るようにしていたのだが、この「イル・マーレ」は見ることが出来なかったもの。 こうした映画もＤＶＤ化されて販売されるとは、ありがたいものだ。 |
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